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ノリで思いつきでヘイボーと石川県へ~8.ご当地サイダー祭り

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ヘイボー
べに&ヘイボーで色々行きたい。

 

 

気が合うのかノリが一緒なのか、
ぼくとヘイボーはよく遠出をする。

 

遠い地でしか食べられないグルメ、
土地ならでわの温泉、
現地の人との異文化交流。

 

ぼくもそう言うのが楽しくて遠出するし、
それがまた人生を豊かにしてると思う。

 

 

ヘイボー
でも有給がな~。

 

 

家庭もあり、仕事も忙しいヘイボーは、
中々出かける日が合わないのだ。

 

べに
有給取りづらいの?

 

 

ふと、ぼくが尋ねる。

 

 

ヘイボー
会社の有給は余裕なんだけど、
 プライベートの有給がさあ・・・。

 

 

彼は結構奥さんに頭が上がらないらしい。

 

 

 

 

べに
とんだブラック企業だね。

 

 

 

 

ハイパー失礼なぼく。

 

 

そんな会話をしながら、
時にはオーパイパイゲームFXをしたりと、
車内は大盛り上がりを見せるのですが、

 

今回お話するストーリーは、
もう一つの車内で盛り上がった出来事。

 

 

お話は、

 

Gwisikawa_1

富山ブラックサイダーを
飲んだところから始まる。

 

 

~~~~~~~

 

 

ヘイボー
何でこんなもん作ったんだ!!

 

 

お前、自分で買っといてそれはないだろう。

 

 

 

と、しばらくヘイボーがプンスカと
文句を垂れるわけですが、

 

ふと、ラベルに書いてある一文が、
彼の好奇心を煽った。

 

 

 

濃い醤油・胡椒多め・黒スープが特徴の、
ご当地ラーメン「富山ブラック」の
やみつき感をイメージして作りました。

 

 

 

 

 

やみつき感

 

 

 

ヘイボー
ねえべに君、やみつき感って何さ。

 

 

ぼくは運転中なので前方と、
追い越す車の運転席しか見てないのですが、

富山ブラックサイダーのラベルと
追い越す車の運転席しか見てないヘイボーが、
怪訝そうな表情で言うのだ。

 

 

ヘイボー
オレは富山ブラック食べたことあるけど
 これのやみつき感って何よ!
」 

 

 

もうマジなんでそんな所に噛み付くんだよ
ぼくは運転しながら思うていたのですが、

ヘイボーの素朴な疑問を聞いている内に、
ぼくでさえも不思議に思えてきた。

 

富山ブラックは確かに
不思議なやみつき感はある。

多分超濃度塩分が、
脳を麻痺させてるんだと思う。

 

 

しかし今、現在進行系で飲んでいる

この富山ブラックサイダーに、
何一つやみつき感なんぞない。

 

 

 

まあラベルには
やみつき感をイメージ」としか書かれておらず、

決してコレ自体にやみつき感があるとは
一言も書かれていないのですが、

「まつたけの味お吸い物」と同じレベルで、
言葉のマジックに翻弄されたぼくは、

 

 

 

べに
電話したら?

 

 

 

と、とんでもないことを言ったんですけど、

 

 

 

ヘイボー
わかった、する。

 

 

 

彼の方がもっととんでもなくて、
ラベル裏に書かれている電話番号に
早速電話したのでした。

 

 

 

 

 

べに
・・・・どうだった?

 

 

ヘイボー
お盆休み中だって。

 

 

まさかのやみつき感については闇の中に。

 

 

ヘイボー
トンボ飲料が嫌いになりそうらて!

 

富山ブラックサイダーを作ったのは
トンボ飲料さんだそうです。

チャレンジ精神だけは素晴らしいですよね。

 

 

~~~~~

 

 

そして、到着しました、小矢部川SA

 

思えば例のサスペンダー白スカート女子との
初エンカウントもここでしたが、

 

終わりの始まりもここからでした。

 

休憩のために立ち寄ったのですが、
折角だから小矢部川SAならではのを買おう!

 

みたいなことを二人で話してたんですが、

 

 

 

もうね、

 

 

 

 

 

 

Gwisikawa_3

スイカサイダー と 
ブルーベリーサイダー

 

またしてもサイダーを購入しました。

 

手前のいもっ娘っは、
小矢部川SAがここぞとばかりに
推していたので買いました。うめかった。

 

さて、今回のサイダーは、名前だけでも安牌。
もう、少なくとも失敗のしようがない。

スイカとブルーベリーて。

平和すぎて話にならない。

 

 

味も無難。超無難。

ただ、ヘイボーが買ったスイカサイダーですが、

 

 

べに
何かめっちゃ浮いてね?

 

 

写真からでも見て取れますが、
めっちゃ浮いてますよね。

炭酸じゃないんですコレ。何か浮遊物。

 

ヘイボー
あー!浮いてる!

 

今気付いたのかよ、と思うのですが、
多分品質には問題ないので
美味しくいただきました。

ぼくはブルーベリーサイダーを買いましたが、
今回はヘイボーが買ったスイカサイダーの方が
美味しかったと思う。

 

 

~~~~

 

 

べに
オレ炭酸苦手なんだけど。

 

ヘイボー
オレも。

 

 

バカ二人は炭酸苦手なのに
サイダー飲みまくってるわけですが、

 

お話は今度、
帰路に着いた時へ一気に飛びます。

 

帰りの小矢部川SAにて、

 

ヘイボー
はい、べに君。

Gwisikawa_44

ヘイボーから差し入れをもらいました。
よかった、サイダーじゃない。

 

こだわりの地乳(じちち)とか
読み方にこだわりを感じる。

 

ヘイボー
これ、小指立てるのが正しい飲み方なんだって。

 

 

なわけねーだろ、と思い、

 

 

べに
またー、そうやってオレをたばかって!!

 

と言ったのですが、

 

ヘイボー
ホントだって!来てみて!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Gwisikawa_45

ぼくとヘイボーは小指を立てて飲み干した。

 

かなり美味しい。ホリ牧場産かな!?

 

 

~~~~~~

 

 

今回の旅の行程で、帰り道、

 

小矢部川SA(富山県)

有磯海SA(富山県)

名立谷浜SA(新潟県)

米山SA(新潟県)

 

の4つのSAを通ることになります。

 

小矢部川SAでは、能登ミルクを飲みました。

 

で、なぜかぼくとヘイボーの中で、
SAは寄るみたいな不文律が出来上がり、
有磯海SAにてまた休憩しました。

 

ぼくはコーヒー買って、
眠気を抑えて運転頑張ろうと思ってましたが、

 

 

ヘイボー
べに君、見てよ!

 

 

 

 

Gwisikawa_47

 

しおサイダー

 

 

 

べに
何買ってんの!w

 

ヘイボー
いやあ、つい・・・。

 

 

あれだけサイダーで痛い目見てるのに、
ここへ来てまたサイダーを買う熱い男。

こんな男、他にいますか!?

 

いるんです、ここに!

 

 

一口飲ませてもらいましたが、
別にそんなに悪くない。

 

合う合わないで言えば合わないのですが、

 

富山ブラックサイダー、
と言うか、トンボ飲料の破壊力には
遠く及ばなかった。

 

 

ヘイボー
べに君もご当地サイダー買えばいいのに。

 

確かに、確かにだ。

富山ブラックサイダーを飲み、
スイカ、ブルーベリー、
そして塩のサイダーを飲んだ。

 

ヘイボー発端だとは言え、
ぼくもそれに乗っかって
サイダーを飲んだのだ。

 

しかしここでヘイボーはしおサイダーを買った。

そしてぼくはコーヒーという安牌で
落ち着いてしまったのだ。

 

こんなのは良くない!!

 

 

~~~

 

 

ところが、ここ有磯海SAを
過ぎてしまえばもう新潟県なのだ。

 

富山県寄りの名立谷浜SAは、
岐阜旅行のときにも書いた気がするけど、
夜20時くらいになると、
売店が閉まってしまうのだ。

 

そうなると中越地方の米山SAが、
最後に立ち寄るサービスエリアになる。

 

でもね、そんな中越地方まで来たら、
ご当地サイダーなんて、
安牌に安牌を重ねた新潟産の
ラ・フランスサイダーしか売ってないわけよ。

 

 

ヘイボー
べに君もご当地サイダー買えばいいのに。

 

 

 

そのコメントに対して、ぼくは答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

べに
じゃあ米山SAに売ってたら買うよ。

 

 

この後、この言葉を

 

後悔することになる。

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

 

思えば、

金沢駅からここ新潟県米山までは
本当にあっという間だった。3時間かからない。

 

いくら平日扱いで高速料金が5000円越えてて
財布に大ダメージだった
としても、
3時間かからずに石川県まで行けるのは
かなりデカイんじゃないのか。

 

 

車内で色んな話をする。 

夜間ではオーパイパイゲームは実質不可能なので、
夜間でも楽しめる何かゲームはないかと
考案したりしているなか、

 

到着した米山SA。

 

 

ぼくはトイレを済ませて売店ヘ向かう。

 

 

 

一足先に売店に向かってたヘイボーが、
ぼくを呼んだ。

 

 

 

 

 

 

ヘイボー
べに君、あったよ!!

 

 

 

 

 

その言葉が何を意味するのか。

 

 

 

ぼくは甘く見ていた。

 

世の中を。

 

この世の摂理を。

 

 

そう、世の中、上手く出来ている。

 

 

 

 

 

 

そしてぼくはそれを手に取った。

 

 

 

 

 

 

べに
売ってるんだもん、もう仕方ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Gwisikawa_49

金沢カレーコーラ

 

 

 

 

もうマジふざけんなよクソが!!

 

いくら遺憾の意を唱えても仕方がない。

ぼくは言ったんだ。

 

米山に売っていたら買うと。

 

そして売っていた。

 

だからしょうがない。
売ってるんだもの。

 

 

 

ぼくは金沢カレーコーラと言う
見えている地雷を手に取り、レジに置いた。

 

店員の子は、若くて素朴な子。
なかなか可愛らしい。

 

ぼくは言った。

 

 

べに
うめぇの?コレ!

 

 

金沢カレーコーラという商品を見た瞬間、

 

 

 

店員の女の子
ぶっwwwww

 

 

 

しばらく笑ってたからね。

 

 

そして店員の子は言う。

 

店員の女の子
富山ブラックサイダーは飲みましたけど、
 これはまだ飲んでないですw

 

べに
マジで?ブラックサイダーどうだった?

 

店員の女の子
うーん・・・微妙でしたw

 

 

 

わかる、わかるぞ!
同日昼間に飲んだからな、
微妙なのはわかる!!

 

しかし大事なのはここだ!

 

 

べに
金沢カレーコーラ飲まないの?

 

 

 

 

店員の女の子
勇気がありません。

 

 

 

 

それをこれから飲むんだぜ?

 

 

 

~~~~~~

 

 

てっきりラ・フランスサイダー辺りを買って、
美味しかったね、ちゃんちゃん♪

 

で済むかと思ったのに、

最後の最後に

 

Gwisikawa_49_2

こんなラスボスが待ってるんだもんなぁ。

そりゃないぜ!

 

 

 

さて、気になるお味の方ですが、

もう想像以上にゲロマズで、
何食って育てばこう言うの作ろうとか
考える発想に至るのかわかりません。

 

 

 

べに
まずい。

 

ヘイボー
・・・オレが飲もうか?

 

こんな時に優しさなんて見せないでくれ。

 

 

結局飲み干すのに2日かかった。

 

 

やれやれだぜ、と思ったのも束の間、
どこだよ、こんなもん作るの!

 

と思ってラベルを見たら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トンボ飲料

 

 

 

 

 

 

 

ものすごく綺麗に落ちがついた。

 

ぼくもトンボ飲料が嫌いになりそうでした。
(ネタをありがとう)

 

これだからべに&ヘイボーはやめられない。

恐ろしいのが、この合計9話ですか?
これらのお話がたった1日で起きた
出来事と言うのが恐ろしい。

 

 

ブログを作るぼく自身も
ノリノリで作れたのも大きいですね。

珍しく旅行終了から2週間で
全話作り終えましたし。

 

てなわけで今回の旅行記はおしまいです。

 

次回はパンティのお話と、
その次は9月の旅行のお話を
したいと思います。

 

 

ではでは。

 


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