※ はじめに ※
本エントリーは、過去に更新した、
を読まれておくと少しだけ楽しめるかも知れません。
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ったくよーーー！！
日曜日に歓楽街突撃取材なんて
するもんじゃねぇな！！
今回も思った。「今回も」。
御代田に行ったときは土曜の夜だったので、
それはそれは大賑わいの夜の街を堪能できたのだけど、
日曜の夜とか今の薬屋のマスクコーナーみたいに
ガラーンとしてるわ。
山奥のコンビニですらマスクコーナー品切れだったわ。
ふぃんさんにも言われていたのだけど、
どこぞの西堀だって、金、土の夜は
大変な賑わいを見せるという。
わかる。わかっている。
それででもぼくが日曜の夜に行く理由は2つあるのだ。
1つ目が、会社が月曜休み。
たまに日曜、火曜が休みになるので、
それを考慮して日→月のコンボを叩き込んでも
結局閑古鳥フィニッシュになってしまう。
これはもう仕方ない。
これを変えるにはもう会社変えるしかない。
外国人スナック探訪に意欲的な会社に入りたい。
2つ目が、
日曜の夜。ほとんどの人が次の日仕事なので、
全くもって盛り上がらない歓楽街。
そんな中、絶好のカモであるぼくが
アホ面引っさげて闊歩するのです。
少しでも売上を伸ばしたいお店は、
あの手この手でぼくをなんとか懐柔し、
引き込もうとするだろう。
そんな「客が居ないからオプション」を
十分に堪能するためだ。
このおかげで、ぼくは
過去に西堀でモンゴルから性的サービスを受けた。
気がする。（得した気にはなってない）
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今回なぜ、天童温泉の歓楽街へ向かったかと言うと、
コロナウィルスの所為
これに尽きます。
いやまあツイッターでも言ってますけど、
もう多分新潟にも保菌者いると思うんですよ。
発症、検査した人間がいないだけでね。
それでも、都心部に近くなる東京方面は
避けるべきだと思いました。
本来なら群馬県太田市の圧がすごかった
マッサージ店で一泊したかったのにな。
とにかくそんなこんなで、
南下だけはしないようにと思い、
外国人スナックが盛んで呪いの絵画を
収集できそうな場所と思って調べてたら、
山形県の天童市に外国人スナック街がある、
そんな情報に行き着いたのだ。
上山田温泉街は、
ウーラーさんに連れてってもらうつもりなので、
早くコロナウィルス終息して収束してほしい。
そんなわけで、
今回のミッションは天童温泉の外国人スナックで、
呪いの絵画を収集すること！！
果たしてミッションは達成できるのだろうか？
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お昼前に家を出ました。
ぼくの家から山形県天童市までは４時間くらいです。
すっげぇ遠い。高速一発じゃないですからね、仕方ない。
まあ道中はどうでもいいと思いますが、
前のエントリーでも書いた、
道の駅白鷹やな公園で鮎の塩焼き食べました。
やっぱ美味いわ。
この時期だから獲れたて天然じゃないかも知れないけど、
美味しくいただきました。（写真撮ってない）
で、久々に山形来たからってんで、
どんどん焼き食べたくなりました。
山形城跡の近くにある「おやつ屋」さん。
品切れなのは食べるラー油どんどんでした。
どんどん焼きってのは、
簡単に言うとお好み焼きです。
それ箸に巻いて食べるんですわ。
昔、お祭りの屋台とかでも
似たようなの売ってたと思います。
ぼくの地元では「お好み焼きバー（100円）」でした。
べに
「マヨどんどんのソースください。」
おばちゃん
「はい、今焼くので少し待ってくださいね～！」
端っこのベンチで座って待ってたのですが、
こうしてる間にもお客さんがどんどん入ってきて
どんどん焼きを買いに来てました。
どんどん焼きの名前の由来は、
https://dondonyaki.net/
こちらからどうぞ。
丁度外観の写真撮り忘れたし…。
こうしてしばらくしたら
ぼくのどんどん焼きが焼き上がったのですが、
べに
「熱っ！！」
よくあるじゃないですか、
すでに出来たのを保温状態にして、
客に提供する瞬間だけ温めるってやつ。
そんなことはせず、
ちゃんと焼きたてが来た！！
こいつぁ嬉しい！！
マヨどんどんソース（250円）
これが250円ってマジか！！
アッツアツだし食べごたえあるし、
とにかくソースが美味い！破滅的に美味い。
ぼくは好きです。
こーゆーの大好きでまだ食べたことない人は、
おすすめしますので山形へ行った際は
ぜひお立ち寄りください。
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さて、夜の攻防に備えないとなのですが、
如何せん、起きました、昼前でした、出掛けますか、
どんどん焼きなぅ！な状態なので、
お風呂に入っておりません。
検索したら天童の近くにスーパー銭湯があるらしいので
そこのお風呂を堪能することにしました。
写真撮ってないので、公式のリンクを貼ります。
まず、みなさん驚くと思いますが、
料金が大人300円です。
は？マヨどんどんと同じくらいの金額なのだが？
大体スーパー銭湯って600円～800円
くらいするじゃないですか。
それが300円て。もうお得だわ。
割引券使ってないけどお得。
で、公式ＨＰ見てもらうとわかるのですが、
決して設備はボロいわけでなく、
広い館内、おみやげコーナー、休憩室など、
大型スーパー銭湯の様式を呈しています。
お風呂自体も、
大浴場、サウナ、露天、ジェットバスと、
基本条項を抑えており、
これで300円とか神の値段設定だと思います。
露天、かなり広いしね。
あと、女の子の店員がオーパイパイでした。
さて、まあメインはこのお話じゃないので、
ここまでにしておきます。
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ゆぴあから天童温泉歓楽街へは車で13分くらいでしょうか。
近くにコインパーキングがありますが、
川を挟んだ向かいに市民文化会館の
駐車場がありますのでそこに車を駐めました。
そこから歓楽街までは直線距離で50ｍくらいなので、
拠点としてはかなり優秀です。
早速支度して歓楽街へ向かって歩きます。
本日は日曜な上、
雨まで降ってやがりますので、
往来する人は目視でカウント可能。
そして、それは客引きも一緒なので、
客引きからのアタックももろに喰らいます。
その客引きは、あのナース倶楽部の客引きでした。
ナース倶楽部客引き（おっさん）
「お兄さん、どうですか？」
どうもこうもなく、
ナース倶楽部は風俗とお見受け致すのですが、
今回の目的は風俗じゃないので、
颯爽とスルーしました。すまんな。
そして、
スナック街のメインストリートだろうか？
逆光で字が潰れてますが、真ん中のピンクの長方形は、
「ぎおん小路」と書かれており、
華やかな艶やかな思いが込められたんでしょうけど、
名前負けしている感が否めない。
日曜だからだよな。右半分真っ暗じゃねーか。
先に進むと、
ここがぎおん小路なんでしょうかね？
どのみち名前負ｋ
営業している店舗はちらほら。
２Ｆが居住スペースだろうか？
で、歩いていたら、
？？？？
「おーい！お兄さん！！おーい！！ちょっとーーー！！話だけでも！！話だけでも聞いてってよおお！！」
何か遠くから声がする。
で、遠くから手を振りながら
ぼくに近づいてくる人が居た。
もちろんどっかの客引きだろうから、
ぼくはガン無視して写真撮りまくっていた。
？？？？
「お兄さん、ちょっと話だけいいかな！？」
べに
「あ、ぼくですか？」
仮に、逆の立場だったら
『お前しかいねーだろうが！』
というシチュエーションだったのですが、
今回の目的ではなかったので
別にシカトしても無問題と判断しました。
が、先方さんがもう無視できない
射程範囲内にまで近づいてきたので、
ぼくも返事するしかありませんでした。
歳はぼくより少し上くらいだろうか？
コロナ対策なのかマスクを二重でしている。
そこへバンダナをした上で、
バナナマンの日村にそっくりな人でした。
全然日村よりスリムだけど。声も日村に似てた。
過去エントリーにも書きましたが、
前回ここではフットボールアワーの後藤に
似ている人に遭いましたし、
かいぐい屋ではやくみつるや指原だの、
何かしら芸能人に似てる人が存在しますな、山形は。
で、日村さんはぼくをロックオンするなり、
日村さん
「今日ね、客居ないから40分10000円のところ
60分にして1000円負けてあげる！」
つまり普段40分10000円が、
60分9000円になるという。
ただ、
いきなり値下げトークされても、
何のことだか全然わからん！！
どうせ風俗なんだろうけど、
あれかピンサロか？
と思って顔を上げたら、
べに
「こ、ここは！！」
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ぼくはまだお酒を飲んでいないし、
ここへ来た目的は外国人スナックだと伝えると、
日村さんは色々と話してくれました。
まずどこから来たのかという話で、
ぼくが新潟県の長岡だと伝えると、
日村さんは新潟駅の近くの
キャバクラのスタッフもしてたらしい。
神戸や富山でも働いていたことがあって、
その経験を生かしてここで仕事してるらしい。
正直、ここじゃなくても…、と思ったのですが、
まあ色々あるのでしょう。
外国人スナックに関しては、
昔はロシアやらルーマニアやらがあったらしいです。
ですが、ルーマニアのお店は、
嬢が寝タバコで火事となり、文字通り炎上。
そのまま潰れて廃業となったそうな。
その他は全部韓国人だそうです。
日村さん
「韓国人のデブババアに5000円使うなら、
うちの店で9000円使ったほうが絶対いいって！」
一般の方でしたら当然の理論、
お昼ごはんにおにぎりと木彫りの熊どっち食べる？
って聞かれたらみんなおにぎりって答えるのと
全くもって同じなくらい整然な理論ですが、
今回のぼくのミッションは
外国人の絵のセンスで呪いの絵画を
収集することなので、
残念ながらその理論は通じない。
とりあえず、
べに
「とりあえずここ界隈を見て回りたいので行ってきます。
何回か通りかかると思いますがスルーしてくださいｗ」
と日村さんに告げて、ぼくは探索を再開しました。
さて、この日村さんと話していた場所こそが、
カロキタウン でした。
懐かしいな、前来たときはエヴァの女の子の看板が
ちょっと印象的な感じだったのに、
いつの間にかラブホテルの入り口みたいになってる。
駐車禁止と書いてあるけど、
そもそも車入れねーから。
中はやはり閑散としている。
灯りの点いている店の前を通ると、
男性の歌声が聞こえるので
誰かしらお客さんはいるんだろうな。
2つ前の写真では、
このカロキタウン内のお店は全部営業中！！
みたいに看板に灯りが点いてましたが、
ご覧のとおり営業してないわ、
そもそも店自体がないわで
えらい廃れ具合でした。
続いて、隣のスナックテナントビル
みたいなのに入ってみましたが、
どこもやってない。
電気代無駄じゃないのか、
と別の心配をするほどです。
これも日曜日なのが悪いんだ、
きっと金土に行けば賑わいまくってるはずなんだ！
パッと見、この視界には20軒以上の
スナックやパブが見受けられるのに、
９割閉まってますからね。日曜が悪い。
個人的には、他に誰も客が居ないのが望ましいのですが、
大体男性のヴォーカル曲が聞こえてくるので、
誰かしらお客さんいるんだろうな。
この小路の右側、青く点灯しているお店も、
おっさんのヴォーカルが聞こえてきました。
日曜以前に、カロキタウン自体
未だに入居者募ってる状態でした。
後に、この建物が僅かな希望を輝かせてくれるのでした。
この２Ｆが希望の光です。
前回のエントリーを読んでくださった方は、
これが何を意味するのかわかるはずです。
歓楽街から少し離れますが、
ここも一応スナックストリート。
数件だけ営業してましたが、
おっさんの声が聞こえたので
ぼくはこのままフェードアウトしました。
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べに
「…ここら辺じゃなかったっけ？」
僅かな記憶が蘇る。
前回、この地に来たときに気になる建物、
お店があったのを思い出した。
そのお店は、
こちらのピンキーハウス！！
風俗なのか外国人スナックなのかわかりませんが、
この女性のシルエット的に外国人が絡んでるはずだ！
そうだ！ここで飲もうじゃないか！！
そんなわけで、急遽このピンキーハウスを探すことにしました。
過去のエントリー的には、
この界隈にあるはずなのですが、
この印象的な建物がどこを探しても見当たらない。
仕方ないので、少し散策してみました。
天童市は温泉のほか、将棋の駒も有名らしいです。
将棋好きな人はいいかも知れませんね。
ぼくが社会人になりたての頃、
友人数人でこの宿に泊まったことがあります。
当時はまだピュアッピュアだったので、
外国人スナックなんて存在すら知りませんでした。
徒歩数メートルにこんな楽園があったわけですから、
昔のぼくはなんと愚かだったことであろうか。
ピンキーハウスを探して、
この画角と全く同じ写真が過去エントリーにも
上がっております。
つまり、この近くにピンキーハウスがあるはずなんや！！
とは言うものの、
ぼくは１つの結論に至る。
営業してたら灯り点いてて
一発でわかるよな
そうだよな、建物が仮にあっても、
灯り消えてりゃやってないわな。
とは言え、建物だけは見ておきたかったので、
もう少しだけ散策しました。
ナース倶楽部。客引きのとっつぁん居なかったので、
可愛いナースのイラストいただきました。
こういう絵を描きたい。
40分9000円か、日村さんを思い出す。（すぐそこにいる）
考えてみれば、ぼくはこのあと
一杯引っ掛けなくてはいけないわけで、
あんまりウロウロして時間潰すと、
それこそ外国人スナックの滞在時間を
削ってしまうことになる。
なのでグーグルマップを起動し、
色々探した結果、驚愕の事実が。
べに
「…マジで！？」
更地になってる！！
文字通り跡形もなくなってたわ。
そう言えば、当時誰かのコメントで、
廃業して取り壊したみたいな情報を聞いたような？
くそおおおおおおおおおお！！！
と悔やんでいると、
ちょっと前に、
この建物が一筋の希望の光になったとか
書いたじゃないですか。
この斜め向かいがピンキーハウス更地だったのですが、
この建物のところに車が停まってますよね？
送迎車らしいのですが、
お見送りで女性が挨拶していたんですよね。
これはチャンス！！
ここ界隈の情報を聞き出すチャンスやで工藤！！
送迎車が走り去ると同時に、
ぼくはそのお見送りしていた女性に近づく。
歓楽街の一辺で、小綺麗な格好をしているので、
さぞかしお誂え向きな女性かと思ったのですが、
こう、言い方悪いですが、場末。
主目的の情報を聞き出したいので、
べに
「すみません、お尋ねしたいのですが。」
お見送り女性
「はい？」
さすが接客業、応対に関しては
とても感じの良い人でした。
ぼくがここ界隈に外国人スナックがあるか聞いてみると、
丁度、その建物の２Ｆがフィリピンパブだと言う。
フィリピンパブあるじゃねぇか、
日村さんそこまで情報持ってなかったんだな。
お見送り女性
「良かったら私が値段交渉してあげましょうか？」
うおおお！？マジで！？
これすごくない！？
と金で王手飛車取りした気分だわ！
ごめん適当に言った。
しかしながら、ぼくはまだお酒を飲んでおらず、
シラフのテンションでは呪いの絵画の特殊効果で
ぼく自身がダメージを受けてしまうので、
一杯引っ掛けることにしました。
なので、
べに
「すみません、ぼくお酒まだ飲んでないので、
飲んでから行きたいと思います。」
と告げると、
お見送り女性
「じゃああたしの名前で紹介されたって言うといいよ！」
と、女性のお名前をお聞きしました。
すげえ！！お膳立てが整ったわ！！
この瞬間にぼくのスケジュールが決まった。
居酒屋でお酒飲んでから、
フィリピンパブで呪いの絵画を収集し、
テンション上がったら日村さんのお世話になる。
すげえ！！
ここまで順調になるとは思わなかった！！
自分でも想像以上なプラン構築に震えが止まらない。
こうしてぼくは居酒屋に入りました。
次回は居酒屋「どんどん亭」のお話。です。
久々にブログ書くといいな！
やっぱネタ探しに行かないとな！！
コロナウィルス死ね！！