暑い!!
のが苦手なべにさんです。クソが。
そう考えると、今回のソロキャン、
非常に快適だった気がします。
いいね、この時期にやるのが一番いいのかもね!?
そんなこんなの後半戦。
何気にお昼を食べたばかりな気がしますが、
もうすぐ先輩が来られるので、
夕食の仕込みをしなくてはならない。
全然違ったら申し訳ないのですが、
時間に追われる主婦の気持ちが
わかった気がする。(全然違う)
前回にも書きましたが、
本日夜のメニューは
アヒージョ!!
アヒージョも作ったことないですが、
まあオリーブオイルに、
にんにくと鷹の爪を入れて、
食材を煮ればいいのだろう?
理論的に間違ってはないのでしょうけど、
そもそも今回、
べに
「にんにくだけでよくね?」
この思考に至ってしまったのが、
最大の間違いでした。
いいか、絶対鷹の爪入れるんだぞ!
味がぼやけてしまう!!(初戦敗退)
それに気付くのは食べ始めてからなのですが、
当時のぼくはウッキウキで仕込みを始めます。
今回アヒージョにいれるのは、
エビと鶏ささみです。
バナメイエビですが、一皿298円!!
(二皿で500円らしい)
これを買ったので、
ぼくはひたすら海老の殻を剥いた。
海老の頭が付いてれば炭火で炙って
バリバリ食べたのになぁ。
鶏ささみも一口大の大きさに切って、
黒瀬スパイスで下味を着けておきました。
さて、アヒージョを創造するということで、
炭火で鍋でってのも、
流石に雑すぎやしないか?
いや、雑であること自体は、
ぼくのコンセプトでもあるので
別に全然有りなのですが、
Twitterのフォロワーでもあり、
ぼくに色々とキャンプギアを貸してくださる先輩、
Bo-zさん!!
この方より、今回のために
心強いアイテムを借りてあります!
メスティン &
SOTOレギュレーターストーブ!!
炭火こそがキャンプ?バーベキュー?
そう思っていた時期が、俺にもありました。
キャンプギアを使ってこそが、
キャンプでありバーベキュー!
今回、この2つのアイテムを使って、
アヒージョを完成させるぜ!!
さて、仕込みも終わり、
あとは先輩方の到着を待つばかり。
そうそう、
ちょくちょく語ってはおりますが、
ぼくは玉ねぎが大好きです。
今回、バーベキューの野菜として、
長ネギをチョイスしておりますが、
バッチリ玉ねぎも用意してあります。
で、気になる玉ねぎの調理法ですが、
ホイル焼き(忘却Ver)
です。
え?あ、ホイル焼きでしょ?
と思われるかもしれませんが、
書いてあるでしょ?カッコ書きが。
忘却バージョン!
遡るはハンモックで寝る前くらいの頃、
ぼくは玉ねぎをアルミホイルに包んで、
炭の中にそっと添えておきました。
頃合いになった時に食べれば、
前みたいにホクホクのホイル焼きの
完成だったのですが、
炭の中に添えた後、
もちろん寝ましたし、
もちろん起きた後はキャンプ場内徘徊してたし、
アヒージョの仕込みの最中もずっと
炭の中に添えられてましたからね。
べに
「あ、そうじゃん!」
と、あとは先輩を待つだけ!!
って時に思い出しました。
で、ホイルの包み焼きを開けたら、
もっと、こう暗黒物質になってるかと思ったら、
前回のそら豆みたいに、
外皮が直熱をモロに受け、その身を焦がしつつ、
しっかりと火を内部に通してくれたおかげで、
すっごいトロトロの中身が完成しました。
そこに黒瀬スパイスで味をつけて、
掬って食べてみると、
べに
「!! え!?めちゃくちゃうめぇ!!」
もうね、こう、そのままかも知れませんが、
食べるオニオンスープって言うんでしょうか?
食べてみれば「形なんてなかった」ばりの
とろけ具合にあふれる玉ねぎジュース。
味は玉ねぎの風味旨味甘み全てが感じられ、
黒瀬スパイスにより引き締められている感じ。
やばいな。すげえ美味しい。
もっと食べたい。
でも、
また二時間くらい放置するのか。
今度こそ失敗する。
と、色々と思いを巡らせ、
まあもうすぐ先輩たちが来られるので
ハンモックで揺られながら待ちました。
~~~~~~
しばらくして先輩たちが到着しました。
べに
「うおおおお!!!お疲れさまです!!」
表記にミスはありません。先輩たち。
当ブログ内では、今までnkd先輩と
表記してましたが、
その表記を改め、「ジーロックさん」。
今回のソロキャンにあたり、
この日は仕事だって言うのに、
仕事帰りにわざわざ立ち寄ってくださりました。
そしてもう一人。
当ブログ内では、
過去に度々登場してましたが、
最近は滅多にからまなくなった、
Wizさんが来てくださいました。
ジーロックさん&Wizさん
「お疲れ様でーす!」
正直Wizさんは来れないかな?
と思ってましたが、
来られて良かったです。
3人パーティになったぼくらは、
夜のキャンプ場でバーベキューを開始しました。
ジーロックさん
「ちょっとこれ焼いていい?」
バーベキュー開始直後に、
ジーロックさんが取り出したのは、
ジーロックさん
「これ、原信の塩パン。
マジうめーんだから!!!」
で、パンをバーベキューの網の上に
乗せ始めたんですよね。
いや、美味いのはそうなんでしょうけど、
それよっか、
何で肉より先に
パン焼いてるんすか。
しかし彼には思惑があったのだ。
次に取り出したるは霜降りみたいな薄切り肉。
それを網で焼き始めたんですよね。
…一体何を?
ジーロックさん
「肉は焼きすぎないようにっと。」
食の軍師の力石みたいなことを言うと、
ジーロックさんは、
焼き上がったパンと肉を持って、
日中ぼくが見向きもしなかった
テーブルと椅子に行き、
何やら調理を始めました。
Wizさんとお話をしていて、
しばらくしたら、
ジーロックさん
「はい、完成ー!!」
シャキシャキ野菜のビーフサンド!
肉は焼きすぎないように、と言っていたのに
パンは焼きすぎてしまったようで、
上部が焦げてしまいましたし、
写真も取り急ぎ撮影したので
ちょっとボケてしまいました。
が!
食べてみると!!
べに
「えっ!すげえ!美味しい!!!」
シャキシャキ野菜に肉の旨味!
味付けはマスタードとマヨネーズと、
今回、何回目の登場かわかんないけど
黒瀬スパイス!!
そして、パンがカリカリに焼けてるので、
食感がさらに美味しさを引き立てる!!
もうさー、こういうの美味しいよねえ。
反則ですわー。
ぼくでは絶対に考えつかない取り合わせですね。
にしても、ジーロックさん、
バーベキュー開始やいなや、
速攻でこのビーフサンドの調理に取り掛かるとか、
普段料理に飢えてるんですか…?
そんなこんなで本格的にバーベキュー開始。
ジーロックさん(中央)とWizさん(左)
もちろん最初にお二方には、
この黒瀬スパイス&ねりからしのコンボで
肉を食べていただく!!!
ジーロックさん
「あ、うまっ!旨いな黒瀬スパイス!!」
Wizさん
「おお、これはいい味ですねぇ!!」
と黒瀬スパイス大好評!!
なお、Wizさんはからし系が苦手な模様()
なので純粋に黒瀬スパイスだけで堪能。
さて、このままではバーベキューだけで
満腹になってしまい、
折角仕込んだアヒージョが無に吸い込まれて
しまうかもしれませんので、
アヒージョ作成します!!
Bo-zさんから借りた言うなれば鍋とコンロ。
(前回のクロフネBBQのときも出たこのアルミ台もBo-zさんの)
もうめっちゃ雰囲気出てますよね。
この瞬間、ぼくもこれ買うことを決意しました。
アヒージョ自体は見てのとおり、
にんにくチップしか入っておりません。
先にも書きましたが、絶対に鷹の爪を用意すべき。
ケチったんだよなあ。大失敗。
味に締りがないだけで、
ガーリックが効いたオリーブオイルなわけで、
アヒージョとしての体裁は十分保っております。
血迷って長ネギまで投入してますからね。
しかも美味かった。
Wizさん
「熱っ!鉄砲ネギか!!」
美味しんぼネタです。
判る人はWizさんとオビワンくんと話が合うと思います。
ここへ来て、
Wizさん
「これ、こうして食べてみよう。」
肉をガーリックと黒瀬スパイスの効いた
オリーブオイルに入れました。
なぁに、ここは男の楽園さ(意味深)
何をするにも自由だ!!
で、Wizさんがその肉を食べてみると、
wizさん
「柔らかい!!すげー食べやすい!」
もうそんなこと言われたら、
自由の国に住むぼくらも
やりたくなっちゃうじゃないですか。
ジーロックさん
「ホントだ!すげー柔らかい!!!」
べに
「いいですねこれ!!」
と、ぼくらも大絶賛。
…この料理、
アヒージョって言い張っていいですか?
~~~~~~
いくら色々な
画期的アイディアで食の幅を広げても、
にんにくオリーブオイルで茹でただけ
の域を出ない本作のアヒージョ。
しかもケチって鷹の爪買わなかったせいで、
ますますアヒージョって言っていいのか
わかんなくなってきたぜ。
まあでも、それは最初の食材投入の頃から
変わらぬご愛顧なので、
とうとう本来アヒージョに入れる予定だった
エビやささみも炭火で焼いて食べることに。
うめぇんだ、これが。
ここでアイディアマンのwizさんが
wizさん
「これ、こうして食べるといいかも!」
と、ささみに更に黒瀬スパイスを振りかけ、
少し炙ってからアヒージョの中に入れました。
それで食べてみると、
ささみの味が濃くなって
美味しくなってる!!
あれですね、
料理は本当にアイディアですね。
~~~~~~
しばし談笑ですよ。
アヒージョということで、
パリジャンとかいうパンも買ってあります。
これを炭火でカリカリに焼いて、
アヒージョに付けて食べるんです。
ほんのりガーリックが効いてうんまいのよ。
でもやっぱ鷹の爪のスパイシーさもほしいな。
でもなんかもう最終的に、
自由
ってより、
どうでもいい
みたいな状態になって、
パンにバター乗っけて焼いてますからね。
未だかつて、バーベキューの網の上に、
肉とパンが同席したことがあっただろうか?
でも、カリカリのパンに、
バターが染みてぶっちゃけこれだけで旨い。
アヒージョ(忘却ver)…
Wizさんからはエビスビールの差し入れをいただき、
ジーロックさんは運転、
Wizさんは次の日仕事だからって、
ぼくだけ酒を呑んだくれて、
素敵な時間が過ぎていきました。
ハイボール飲みながらエビスビール飲んで、
つまみがカリカリバターパンとか、
貴族だろ。貴族すぎるだろ。
べに
「何時頃帰ります?」
宴もたけなわでしょうかね?
夜の9時を回った頃、ぼくは問うた。
ジーロックさん
「そろそろかな?w」
べに
「え、マジですかw デザートにこれを!」
クロフネくんからもらった、超新鮮なそら豆。
ジーロックさん
「デザートてw」
そんなツッコミも受けつつ、
そら豆はヒマラヤ岩塩で食べていただきました。
ジーロックさん
「あ、旨いねこれ!!」
Wizさん
「俺、この味好き。」
と喜んでいただきました。
でもなんか、
ジーロックさん
「てかこの塩がうまい。」
え?そっち?
って感じでした。
思わぬところでヒマラヤ岩塩の株が上がる。
Wizさんは本当にそら豆の味が好きなのか、
結構お召しになっておりました。
…出掛けにお腹いっぱいそば食べてきたらしいのですが…。
まあ、麺類大好きWizさんですからね。
最後に、キャンプ場一帯を三人で歩きました。
夕方、ぼくが見て回ったところをもう一度。
ジーロックさん
「やっぱやるならこの時期だよな。」
Wizさん
「まだ虫もいないし、過ごしやすいかも。」
ぼくもそう思います。
願わくば、またこのメンツで
こういうことができますように。
ってか、コロナがなかったら、
もっと早くこの企画は
実現していたんだよおおお!!
マジクソ。コロナ。
こうして、お二人を見送ったぼく。
いよいよ持って一人になりました。
~~~~~~~
先にも書きましたように、
本日のキャンプ場利用者はぼくだけ。
ここら一帯に人気はなくなりました。
ぼくを照らすのは2つの外灯と、
自前のランタンライトのみ。
明かりがあっても、とてつもなく心細い。
ただ、同時に妙なテンションがぼくを包む。
お酒が入っているからかも知れない。
さっきまでジーロックさんとWizさんが居て
楽しかったからかも知れない。
今、一人で、フリータイムだと言うこの状況、
で、ハンモックに揺られてキャンプしてる感がある!
うおお、楽しい!楽しいんだ!!!
まあ、もうあとは寝るだけですけどね。
さよならテンション。
時間は23時を過ぎたところ。
お酒も4本くらい飲んだのか。
眠くなりつつもあるので
寝ることにしました。
コロナで騒がれはじめてから、
肺は健康にしないとと思ってVAPEは封印してましたが、
まあもう今は自由だし、
折角のキャンプ、雰囲気を出すためにVAPE吸いました。
味はもちろんブルースラッシュ!!
(メロンいちご味)
VAPE吸いつつ、スマホ見ながら、
ハンモックに揺られて、
半ば眠りに付く。
最高だ、最高の時間だわ。
この辺りでツイートしましたが、
このまま寝ようか車で寝ようか迷ってました。
夜風は肌寒く、夏の装いではかなり冷える。
幸い防寒具を車内に放置していたので、
セーターとベンチコートを着込み、
靴下も履いて冬装備になりました。
べに
「おお、丁度いい!!」
寒さを全く寄せ付けない出で立ちになったぼくは、
多分酔ってたのか単純にアホだったのか、
このまま寝れると思い、
外でハンモックに揺られて寝ることを決意。
いや、折角のキャンプだしな、
外で寝れるなら、
外で寝た方が雰囲気出るよな。
しかし、ここで恐ろしい出来事が。
受付のおばちゃん
「本当に、本当に動物が多いからね!
食べ物だけはちゃんと片付けてくださいね!」
実は、何気にかなり念を押されてました。
なので食べ物はクーラーボックスに仕舞ったり、
車の中に入れたりして万全な状態にしました。
蚊取り線香は新しいのを取り出し、
虫除け対策も万全に。
ランタンの灯りも消して真っ暗に。
さて寝るか!!
ゆらゆらと揺られつつ、
意識が遠くなってくのがわかる。
寝付くに至らないのは、
未だ高いテンションのせいなのか。
おそらくは寝ては覚めての
繰り返しだとは思う。
寝てたかな?と意識が戻った時に、
うおうおう・・・うおーうおーう
犬の遠吠えのような鳴き声が聞こえた。
遠吠えのようなと表現しているとおり、
遠くから聞こえる、気がする。
うおうおう・・・うおーうおーう
狼かな~? 狼なんか居ないよな。
うおうおう・・・うおーうおーう
野犬? まさか、いくら田舎とは言え、
野犬なんて今どきおらんやろ。
うおうおう・・・うおーうおーう
でも何の鳴き声なんだろうなー
うおうおう・・・うおーうおーう
フクロウとかそっち系の鳥かもしれない?
て言うか、遠くに聞こえてたけど、
もしかして何気に近くにいる??
うおうおう・・・うおーうおーう
食べ物全部片付けたよな…。
アヒージョの油は車の中に入れたし…。
うおうおう・・・うおーうおーう
……。
うおうおう・・・うおーうおーう
…?
うおうおう・・・うおーうおーう
ちょっと待て、
何でさっきから全くの等間隔、
そして全く同じ鳴き方なんだ!?
全く同じ鳴き声が等間隔に
永遠に聞こえてくる。
何の生き物かもわかんないし、
次第に焦りが出てくるぼく。
挙句の果てに、
うおうおう・・・うおーうおーう
ぽぅ!!!
ぽぅ!!って何だ!!
今まで一定のリズムで
全く同じ鳴き方をしてきたのに、
ここへきて新ネタを放り込む謎の生き物。
これが野生生物の恐怖なのか。
さっきの「ぽぅ!」で
一気に恐怖心を煽られたぼくは、
速攻で車の中に逃げ込み
そこで一夜を過ごすのでした。
そんな夜でした。ちゃんちゃん。
次回は朝編。