例えば、
ヘイボー君が読んでた本で、
「人生は皆「選択」をして生きている。」
みたいなことを謳っている本がありました。
特に意識はしてないけど、
昼飯何食べる、だの、
この音楽を聴く、だの、
今日はこのネクタイにする、だの。
何気ない日常において、選択を積み重ねて生きている。
殆んどの場合は、
日常において、人生において、
特に影響を及ぼさないことばかりだけど、
重大な選択をしなきゃならない場面は絶対にある。
そしてその場面は、
足音もなく近づいて、
突然、ぼく達の前に現れるんだ。
~~~~~
飛田新地。
飛田遊郭といい、
大正時代に出来た、日本最大級の遊郭。
遊郭と言えば、時代劇とかでたまに目にすると思う。
私は時代劇では暴れん坊将軍がとてつもなく好きで、
テレビでやってたのは大体観てた。と思う。
パチンコのCR暴れん坊将軍~不死身の闇烏~が、
メチャクチャかっこよくて、今日もあずみ見たさに打ってきた。
500円勝ったよ!うん、0.5パチ。
あ、でも暴れん坊将軍には全然遊郭のイメージないわ。
水戸黄門の方がありそう。
まあとにかく、
「お兄さん寄ってらっしゃい」「よろしく頼むで候」
みたいなやり取りをするイメージだと思う。
まあ先に韓国のオーパイパイに行ってきた私達は、
逆にそっちのイメージが強いんですけど、
とにかく吉原がただのソープ街となっている今、
「遊郭」という名前だけでもステキな響きを感じさせる
その地域にどうしても行ってみたい。
行った人から聞いた話だと、
・行ったら絶対我慢できない
・見て歩くだけで興奮する
・ホントに可愛い子ばかり
何、何なの、何なんですか。
そんなすごい場所なの?
ということで、
飛田新地のお話です。
新今宮駅に戻り、ホテルへ向かう僕ら。
雨が降ってきてしまい、
傘を持って飛田新地に向かう。
ホテルから歩いてすぐそこに見える通天閣。
待ってろ串カツ!
飛田新地終わったら打ち上げはそこでやるから!
というわけで、天王寺動物園通路だったか、
そんな商店街みたいな場所を通ります。
カラオケスナックって言えば大体想像できる、
そんなお店が多数並んでおります。
どの店も「カラオケ1曲100円」とか書いてあって、
へー、まあ入らないけど、と思いながら
先に進みます。
またしても携帯で地図と現在地を見比べて歩きます。
するとどうでしょう、進めば進むほど、
たくさんの男性達とすれ違うのです。
うん、そうだよね。
そう、彼らは飛田新地を堪能した勇者達。
大きな夢を胸に秘め、
その地を闊歩し、
悩みに悩み、
男の決断として決め抜いた、
ついでに別の意味でも抜いた、みたいなね。
そんな勇者達とすれ違う。
これにより僕らの迷いが核心へと変わる。
うん、場所は間違ってない!
ついでに言うと、
ヘイボー
「べに君、好きそうなとっつぁんの後に着いて行こう!」
そしたら簡単に着いた。
~~~~
さて、飛田新地なんですが、
先回でもお話したように、朝一で一回行っております。
朝の飛田新地。
夜になると、妖しい光と、おばばの声と、妖しい男達で
溢れ帰るデーモンロード。
看板に名前が書いてありますが、
ここ一軒一軒がお店です。
因みに「料亭」という設定らしいです。
夜になると、この玄関が大解放され、
中にはおばばと、極上オーパイパイギャルが
スタンバイしているのです。
飛田新地組合。
ナビだったかで調べると、飛田新地料亭組合だったか、
何かそんなニュアンスの名前です。
先ほども言ったとおり、設定上料亭なのです。
警察・・・は、まあいいか。
~~~~~
というわけで、夜の飛田新地を歩くべにとヘイボー。
夜になると、こんなに妖しいお店になります。
因みに、韓国のオーパイパイと同じく、
全く進歩してない方法で撮影したんですけど、
流石にバレたらまずいということで控えめにしました。
3回挑戦したけど、3回とも何も映ってなかった。
唯一、店構えだけ撮れたのがあったので
まあ雰囲気だけでも。
あ、雨降ってたから傘の柄があるんだよっ。
で、ここ、ヤクザさんが私服刑事みたいなことして
見回りしているらしく、
写真撮影してるところ見つかったら
結構大変なことになるみたいです。
===
この地域一体に、たくさんの男達が闊歩している。
みな、店の中の女の子を吟味している。
僕らも、店の中を覗きながら歩く。
おばばが「お兄ちゃん、どう?」と言って来る。
そんなのガン無視で中のオーパイパイギャルを見ると、
もうね、まあ可愛い!マジ可愛い。
最初の一人目でこの可愛さ。
ヘイボー君と顔を合わせて、
べに
「・・・マジで?」
って素で言うくらい可愛かった。
店を通り過ぎるときに、中のオーパイパイと目が合って、
こっちが恥ずかしくて会釈して歩いた。
おばばの声かけをハイパー無視して、
中のオーパイパイギャルを見ながら歩く。
一通り歩いてみた。
中のおばばは、まあ普通のおばちゃん。服装も普通。
ところが、オーパイパイギャルは違う。
お店によって、やれセーラー服だの、キャバドレスだの、
何かのコスプレだったりと多種多様。
それで居て基本、みんなホントに可愛い。
おいみんな、ここ、マジですごいぞ!
目移りしまくる中、一本の道を歩き終わると
べにとヘイボーは一息ついた。
べに
「・・・すごいね、ここ。」
ヘイボー
「後輩が『ここ来たら我慢できなくなる』って
言ってたのは本当だったな・・・。」
お金出して遊ぶために来たんだ。
そのお金を出せば、
この目の前のオーパイパイギャルと
エロスプレイが出来るんだ。
そう思うとホントにすごい場所だと思うしかない。
とはいえ、以前より予習してたとおり、
20分16000円くらい。
金銭的にも何回もやるわけには行かないし、
そもそもそんなバンバン出るか。
というわけで、やっぱりここは
自分が納得行くオーパイパイを選ぶべきだと思う。
普通そうか。
韓国のオーパイパイでもそうだったけど。
そもそも私って、
性格的に全部見て回らないと気が済まないんです。
お土産屋でもそうですけど、
お店に入ったら、例え誰も買わねーだろって言う
木彫りの置物コーナーでもちゃんと見ないと気が済まない。
なので、ここ飛田新地でも、
全部の路地を歩かないと気が済まない!!
ヘイボー君、足を痛がってましたけど、
何て言うかごめん、でも行くよ。
~~~~
しかしどの店見ても、綺麗で可愛い娘ばかり。
機会があればまた来たいね、ここ。
見て歩くだけでも十分楽しめるし。色んな意味で。
色々歩いていたら『飛田新地』を示す看板が。
因みにやっぱり写真撮影禁止らしく、
丁度そこに「あたみ」って『料亭』があったんですけど、
そこのおばちゃんがずっとこっち見てた。
ただ、「たくさんの男達がいる」という表現をした割には、
この写真って人通り少ないと思いません?
そうなんです、飛田新地、若い子ばかりを
取り揃えている場所ではありませんでした。
多種多様・・・?のニーズにお応えするべく、
若くなく、太く、可愛くない女!
こちらも充実の取り揃えでした。
飛田新地には「妖怪通り」と言う通りがあります。
もう名前だけで十分想像付くと思うんですけど、
まあ、おばちゃんだの、マツコDXだの、
そう言ったのが御所望の方の為の通りです。
最初、私とヘイボー君が歩いたのは、
「青春通り」だったか「メイン通り」だったかで、
もう華やか鮮やか煌びやかな通りでした。
もうオーパイパイ通りでよくね?
でもヘイボー君ゴメン。
オレ、例え妖怪通りでも、見て回らないと気が済まない。
妖怪通りの番をしているおばばはどんな心境なんだろうか。
私達が歩いて通りかかると、オーパイパイ通りと同じく
「お兄さん、どう?」と言ってくるんですが、
もう自信を持って「結構です!」って言えますからね。
たまたま、妖怪通りの、中の女性の人と目が合ったんですけど、
こう、韓国のオーパイパイに居たマツコDXとシンクロしてました。
ただ、妖怪通りは生OKという噂もチラホラ。
いえ、別に色んな意味で怖いから結構です。
さて、韓国のオーパイパイでは、
結構な可愛い子揃いなのを目の当たりにし、
ヘイボー
「べに君、粒揃いとはこのことだよ!」
と声を荒げて語ってたヘイボー君ですが、
何故かここ飛田新地では出てこない。
まあ妖怪通り見た後じゃあ粒揃いなんて言えないでしょうけど。
とか言ってたら、一通り見終わって、
そろそろ店決めようか、ってなった時に、
ヘイボー
「べに君、粒揃いとはこのことだよ!」
べに
「へっ!?」
ヘイボー
「アツイ男達が!!」
あ、そっちね。
別にそんなのどうでもいいので、
私達もいい加減店を決めることに。
何せヘイボー君がめんどくさくなってきた、
と言い出しましたから。
~~~~~
やっぱり目の保養で女の子を見に来ただけ、
って人が多いのでしょうか?
私達も結構見て歩いたのですが、
同じ道を通っちゃうこととかよくありました。
で、同じ道で同じ店を見ると、
同じ女の子がまだ座ってたりするんですよね。
まあそれはそれで、
こっちとしてはいいなーと思う娘を絞れるんですけど。
そんな中某有名芸能人の娘さんと
同じ名前のお店があり、
そこに居た娘が私としてはすごくオーパイパイでした。
なのでそのお店の名前を覚えておきました。
そして再び店を探し始める私。
なぜなら、折角なので「紅」の文字がある
お店にしたいなーと思ってました。
・・・妖怪通りにそんなな名前があったような。
いえ、気のせいでしょうね。
ヘイボー
「べに君、オレもうお酒飲みたくなってきた!」
言ってることは大人なんですけど、
発言的には子供全開なことを言い出すヘイボー君。
私は歩くのそんなに苦にならないんですけど、
そもそもヘイボー君、足を痛めてるらしいですからね。
まあ私も十分見て回りましたし、
某芸能人の娘と同じ名前の店の娘が気になりますので
そこのお店に厄介になろうと思いました。
で、ふとそのお店に行く途中の、
近くのお店の中の女の子を見たら、
ちょっと色黒でおっぱい大きいオーパイパイギャルが。
当時は「黒ギャル」と言うジャンルに
多大なるエロスを感じてましたので、
こう、芸能人の娘と同じ名前の店の娘が
一瞬で脳内から消え去り、黒ギャル一本になりました。
そう、ぼくは黒ギャルを選択したのだ。
~~~~~
お店の名前も、黒ギャルの名前も忘れた。
でも、名刺もらったから探せば分かる。
メンドイから探さないけど。
因みにヘイボー君は、
私の入ったお店の真向いのお店に入った。
というわけで、黒ギャルのお店に入った私。
いえ、実際は言うほど黒くなく、ちょっと色黒いかなー程度で、
でもその肌の色と着ていたブルーのコスチュームが
いい感じにおっぱいを強調させて、
うん、何かこれ以上書くと、
元々ゼロのオレの評価がマイナスになるわ。
おばばはガン無視して、
黒ギャルに連れられて中に入りました。
建前上料亭としてるため、
何となくお店感はありましたけど、
ぶっちゃけ民家にお邪魔した感じ。
階段上って、部屋に通されました。
で、軽く挨拶とおしゃべりをして料金先払いです。
20分16000円ですが、
1000円値引いてくれるとのことで15000円払いました。
「値引くのはウチだけよ!」
って言ってましたけど、他も引くと思う。
ついでに言うと他の料金設定もあり、
40分32000円だったか。
60分で4万いくらかでした。
お金を払った後、飲み物をもらって、
服を脱いで待機するよう指示を受けました。
黒ギャルは一旦退室しました。
烏龍茶を一口飲むと、
私は私でやることがあって、
瞬撮!
撮影禁止なので一瞬で。
部屋は暖房効いて暖かかったです。
黒ギャルが戻ってきました。
先ほどのブルーの衣装ではなく、
バスタオル1枚で登場。
たたんである布団を敷いて、
そこに寝るように言われました。
で、まあ、その、
何したとかリアルに書くとまた色々とアレなので、
ダイジェストで書きますけど、
舐
揉
ゴム
IN
騎乗
正常
射出
揉
はあ、こんなん書いて全世界に発信してるとか、
親が見たら泣く、絶対。
~~~~
黒ギャル
「今日は観光?」
やることもやって、
お互い一息付いた時に聞かれた。
関西弁のイントネーションが何か萌える。
何か途中サイレンが鳴ってた。
時間を知らせるものらしいけど
まあちょっとくらい、って感じらしい。
ともかく、黒ギャルに問われたので
私も答えました。
べに
「うん、2泊5日。」
黒ギャル
「5日!?」
そない驚かんでも、と思ったけど、
べに
「新潟から来たんだー。」
と、ここまでの道のりを話したら納得してもらえた。
新今宮駅近くのホテルに泊まり、
お風呂は新大阪駅まで行ったってことを話したら、
ここの近くにスパワールドがあるよって教えてもらった。
よし、次来る時はここだな!
そんなこんなで時間がちょっと多めに過ぎたらしく、
黒ギャルは再びブルーのコスチューム着るために一旦退室。
私も服を着て烏龍茶飲み干して、
黒ギャルが戻るのを待ってました。
~~~~~
黒ギャルが戻り、
お菓子もらって、
最後におっぱい揉ませてもらって、
あ、そうそう、黒ギャルはおっぱいCカップだそうです。
ブルーのコスチュームが寄せてあげて効果をしてたようです。
いや別に、おっぱいは大きさじゃないよ!!
とにかく黒ギャルに連れられて
お店の入り口まで来ました。
おばばに靴べら渡されましたけど、
受け取っただけで使わずに靴を履きました。
おばば
「あら、いらなかった?」
べに
「いえ、有難かったです!」
全く使わなかったのに何が有難いのか
自分でもわからなかったですが、
最後に黒ギャルにバイバイを言って店を出ました。
外に出るとヘイボー君が待ってました。
ヘイボー君と歩きながら反省会。
以下、ヘイボー君のダイジェスト。
・15分11000円。
・キスでかなり吸われた
・やっぱりイカなかった
・おっぱい揉みながらトーク
その話を聞いた時に、かなり羨ましく感じました。
何か知らないけど。多分、隣の芝生は青い理論。
それと同時に、一つの後悔が生まれました。
有名芸能人の娘と
同じ名前の店の娘にした方がよかったかも!
そう、黒ギャルは言うなれば勢いで選んだもの。
吟味して選んだ有名芸能(略)の娘を選んでいれば、
羨ましく感じなかったかもしれない!!
いえまあもちろんその逆もありますけど、
ここへ来て選択の後悔をするとは思わなかった。
でも、黒ギャルでも全然大満足だったので、
選択の後悔は一瞬でなくなりました。よかったじゃん。
そんなこんなで、飛田新地を堪能したべにとヘイボー。
飛田新地、というよりも、大阪での打ち上げをするために、
次は通天閣、新世界で串カツを食べに向かいました。