最近事件が多いですね。
通勤時、流れてくるニュースは、
やたら殺人のニュースが多いと思います。
連日放送される殺人のニュースの犯人には
「アホやな」とつぶやかされる
ことが多いと感じておりますが、
ふと一つの事実に気づいてしまいました。
事件に巻き込まれると
ＬＩＮＥやツイッターが晒される
おい、ざけんなよマスコミ！！
何堂々と他人のプライバシーを
全国に流してんだよ！
誰の許可もらって流してんだよ！
犯人に人権はないのは納得するとして、
巻き込まれた被害者のＳＮＳまで
晒すことないだろうが！！
ナレーターも
「○○などと事件をほのめかすような内容が
無料通信アプリＬＩＮＥでやり取りされていた。」
みたいな、実際だから何？みたいな内容でも
そんなこと言って晒してる。
仮に今後、ぼくが何か事件を起こしたとしましょう。
痴漢でもいいです。ありそうですからね。
※１
ぼくはネットで知り合った女の子に、
ほぼ毎日「パンツ見せろ」とＬＩＮＥで送ってます。
昔メイド服来てもらったぴよさんにも
ＬＩＮＥゲームのお誘いが来る度に
「パンツ見せろ」と送ってますからね。
で、ブログ見れば
「オーパイパイ」だの「おっぱい」だの、
どんなに好意的に解釈したとしても、
精神が歪んだ人として認識されます。
まあそんなのテレビで放送された日には、
世間とかよくわかってなさそうな
芸能人のコメンテイターか何かが、
日陰芸能人コメンテイター
「この人はやりそうですね。
今まで捕まらなかったのが不思議なくらい。」
って一言喋って終わるのが目に見えますね。
あ、被害者側の立場に立たないとダメか、
そうだね、酔った勢いで知らない女性に
「パンツ見せて」って言いそうだから、
刺されて被害者になれるね。（※１へ）
ここまで書いて、何かかなり前にも
同じ事書いた気がするけどまあいいか。
～～～～～～
さて本題本題！！
味処 大森さんのどぶ汁のお話です。
大森おばちゃん
「何時頃来られますか？」
べに
「うーん、何時かなあ、新潟から行きますから。」
大森おばちゃん
「じゃあ１２時半に来てください。」
まさかの向こうから時間指定。
新潟県長岡市から、
茨城県大洗町まで車で約４時間半。
７時半出発なのでギリギリという計算。
まあ、寄り道しても何か魔法の力で
時間３０分前、１２時過ぎに着きました。
ぼくらはここに到着しましたが、
ネットでリサーチ時に見かけた風景と違いました。
どうやら裏手だったようで、
こう通って行くと、
リサーチ時によく見る写真になりました。
右手側に、
吊し切りされたあんこうの残骸が。
まあ綺麗に骨だけになってますこと。
カラスとか寄ってこないところを見ると、
一回洗ってんのかな。
入口前にとっつぁんの写真が、
我が物顔で本日のおすすめを紹介してます。
このとっつぁんが板長さんですかね。
入口を開けて、
べに
「予約したべにですけどー！」
おばあちゃん
「あらいらっしゃい！こちらへどうぞ！」
しわしわのおばあちゃんに釣れられて
テーブル席に案内されました。
予約時に、
「テーブル席しか空いてない。」
と言われて、
「別にテーブルでいいんだけど。」
って思ってましたけど、
大森さんは割烹っぽくて、
こんな雰囲気の店なら座敷席のが良かったかも、
と思ってしまいました。
まあ人気店らしくて、
かなりの賑わいを見せておりました。
画像右側にあんこうどぶ汁鍋3600円 と書いてあります。
ぼくらは今回、これを食べに来ました。
おばちゃん
「はい、ご予約のどぶ汁だね！」
用意された、コンロとあんこう鍋。
さて、まず「どぶ汁って何？」から入ると思います。
実際、ぼくも旅行行く前に、
べに
「オレどぶ汁食べに行くんだ！」
知り合い
「ひどい名前だね、何それ。」
ってやり取りよく有りましたからね。
起源とか由来とかは置いといて、
どんなものか、を話すと、
あんこうの肝だけを炒めて作った汁で
食べるあんこう鍋
とのことです。
もうこれだけで胸焼けしそうですね。
先回も書きましたが、
ヘイボーが昔、何かの番組でどぶ汁を知り、
いつかは食べたいと思っていたとのこと。
その夢がここで叶ったわけですね。
さて、どぶ汁は福島南部～茨城県の海側に伝わる
漁師料理とのことで、そんなのいきなり材料出されて
「ほらよ」ってされても困るわけですが、
安心してください、穿いてますよ！
店のおばちゃんがこうやって作ってくれます。
先ほど「あんこうの肝だけを炒めて」と書きましたが、
これだけで鍋って不可能ですよね。
まあ起源を語るとめんどいので興味がある人は
調べてもらえばわかるのですが、
大森さんはここで出汁が投入されます。
私のリサーチだと、
ガチであんこうの肝だけのどぶ汁を出すところは、
大洗ホテルの２Ｆである風和（かぜなぎ？）だけとのこと。
大森さんのどぶ汁は３６００円に対し、
風和さんのどぶ汁は約６０００円だそうです。
値段からして本当にあん肝だけなんでしょうね。
まあ一説によると、ガチであん肝だけだと、
かなり肝くさいっていうか、くどいらしいです。
出汁を入れるのも美味しく食べる為だそうです。
どっちが良いかは人それぞれということで。
なお、どぶ汁に関して、
ヘイボー
「自分らでどぶ汁作ってみない？」
当初、どぶ汁をリサーチし、
ヘイボーにどぶ汁の金額を伝えたところ、
ヘイボーからそんな提案をされました。
まあ金額を聞いて予想外の高さだったんですかね。
もちろんぼくだって驚きました。高くね？と。
大森おばちゃん
「あん肝は新鮮なものを使わないと、
あんこう鍋全体が生臭くなって
折角のあんこう鍋が台無しになっちゃうの。
だから新鮮なあん肝を確保するために、
事前に予約が必要なのよ！！」
と、あん肝炒めて出汁加えてる時に
おばちゃんが話してくれました。
ヘイボーはさらに、あんこうすらも
自分で捌こうとしてたわけですが、
大森おばちゃん
「あんこうはぬめりも取らないとだし、
吊るす道具も技術も必要だよ。
素人がやるのは無理だね！」
ヘイボー
「ったく！誰だよ自分たちで作ろうって言ったの！」
オメーだよ！
大森おばちゃん
「あんこう鍋だけなら、
切り分けてあるのが売ってるからそれでいいけど、
新鮮なあん肝は普通じゃ買えないねぇ。」
てなわけで、自作の夢を粉砕されたぼくらは、
お店で食べたほうがいいということを説得されました。
あん肝出汁を鍋に投入！！
あとは、蓋を閉め４～５分程加熱し、
火を止めて１～２分ほど蒸らすと完成です。
ではお時間の都合で、すでに完成したものがこちらです！！
どぶ汁うううううううう！！
まあ、あんこう鍋ですわ。
スタッフは入れ替わり、
多分４０半ばのおばｔ・・・お姉さんになりました。
半若い女性店員
「あたしが特別に盛ってあげる！」
べに
「やったー！
あ、ぼくワカメ嫌いなので
全部彼に入れてください。」
半若店員
「ワカメ嫌いなの！？カワイイ！！」
何でやねん
ヘイボー
「いつもそうなんですよ！」
半若店員
「あたしもワカメダメなの。」
べに
「お姉さんもですか！奇遇ですね！」
という不毛なやり取りがありました。
喧嘩しないように、とのことで、
一切れずつ盛られた肝と、
嫌がらせかと感じるワカメ大盛りの器（左ヘイボー）
調べたのですが、あんこう鍋には
七つ道具と呼ばれる
あんこうの部位が入ってるものが至高とされ、
ここ、大森さんのとこも七つ道具が入ってるそうです。
身。肝。皮。軟骨。鰭。
・・・あと２つなんだっけ。
何がだっけ、じゃなくて、
何が入ってたっけ！
七つ道具入ってたか！？
でも聞いた時は入ってるって言ってた気がした。
～～～～～～
ってなわけで今回の旅の主目的、
どぶ汁をいただきました。
旨いですね！
美味しいってより、旨いですわ。
まあ正直な感想は、言うほど、でした。
いえ、あんこうの身も美味しく、
特に皮とかなんて味わい深かった。
全体的に旨かったんですけど、
すげー旨いかって問われると普通でした。
10段階で言うと7行くかってくらい。
ガチで言いますけど、
多分ネーミングのインパクト、
そして素材や調理過程のインパクトで
期待値やハードルを上げ過ぎてた気がします。
実際食べると
「あ、思ってたのと違う。」
と感じると思います。
幸か不幸か、
肝の濃厚感は出汁のおかげで
薄れている気がします。
さてさて、何かやたら乏してる感がありますね。
別にぼくはどぶ汁を批判するつもりはないです。
先程も書きましたが、美味しいは美味しいですから。
ただ思ってたのと違うなと。
期待はずれとまではいいませんが、
絶賛するほどでもないです。
しかしですよ
ここで打ち切るのはよくないですよね。
だってあなた、鍋ですよ。
これだけ濃厚な味と、
素材の出汁が滲み出た汁が
残ってるわけです。
そして、鍋を作ったとき、
店員の方も言ってたんですよ。
店員
「最後、雑炊作りますよ！」
もうね、これに関しては言葉や文章はいらない。
ただただ、動画を準備したので、
動画を見てください。
あ、更新が遅れたのは久々に動画編集しようとして、
インストールとセットアップとやり方を
最初からやってたからです。
次はアップロード時に画質上げることを勉強しよう。
こんなの絶対旨いだろ！
最後蓋を締めたあと、
1分ほど蒸らして完成でした。
この雑炊な、めっちゃ旨いで！！
どぶ汁よりも遥かにランクが上です。なぜか。
まあ雑炊も含めてどぶ汁という話もありますので、
結果的にどぶ汁は美味しい、
ということになるんでしょうかね。
なお、雑炊は希望制っぽいので、
食べに行く人は是非とも雑炊まで行ってください。
ヘイボーくんは先のけんちん汁でお腹一杯で、
ぼくはこの雑炊気に入ったのでもりもり食べました。
米粒残さず食べたとはこのことやな。
～～～～～
ぼくらの席のすぐ後ろにあった水槽。
食材にされるカウントダウン待ちの魚介。
ヘイボー
「しらすって有名なのかな？」
別のお客さんが、しらすがどうのこうの言ってるのを
ヘイボーアンテナがキャッチした様です。
メニューにはしらす焼きみたいな、
さつま揚げっぽい料理もありましたが、
それとは違う模様。
一皿1000円とのことですが、
ぼくも食べてみたいと思ったので、
しらすを注文してみました。
生しらす
体が透き通っています。
カタクチイワシだったかの稚魚とのことですが、
レセプケラトみたいな名前の生き物にしか見えない。
味付けはぽんずを勧められましたが、
しょうゆでもいいそうです。
これ、結構美味しいです。甘くて。
ぽんず勧められましたけど、
しょうゆの方が美味しかった。
ぼくとヘイボー一致の意見。
驚きなのが、量。
この店構えにして、この値段ですが、
結構山盛りの量が入っております。
ぼくとヘイボーは最初有難がって
チビチビと食べてましたけど、
べに
「全然減らねーんだけど。」
ヘイボー
「思ったより量多いね・・・。」
べに
「もう一気に食べちゃお！！」
もうめんどくなってガバッと食べました。
これはこれで、美味しい食べ方だと思う。
最後、お茶でゆったりしてお店出ました。
～～～～
このお店ですけど、かなりいいです。
料理の味もそうなんですが、
店員のおばちゃんとか個性的なんです。
店員と食べる料理や地元の話をしながら、
笑いあり驚きありは楽しいものです。
まあ再びどぶ汁食べに来るかって言われたら
色々あれですけど、
どぶ汁食べに行きたいという人が居るならば、
ぼくはこのお店を紹介してもいいと思います。
さて、次の目的地は急遽決まった場所です。
ではでは。
～～～今日のシャルロッテ～～～
雀宮駅（栃木県宇都宮市）
今回の旅行では北関東自動車道を
通ったのですが、その時に拾った駅ですね。
ぼくの大好きな宇都宮餃子の
宇都宮駅から見ると隣の駅になります。
名前が可愛いですね「すずめのみや」
ああ、宇都宮に行きたい。
餃子食べたい。
そんなコメントしか出ないくらい、
特に思い入れはないです。
～～今日シャル終～～
久々に動画なんてやるもんじゃないな。
ガチで１から勉強しなおしたわ。
でも新たなヒマものの幕開けにしたい。