カッカジュセヨ！韓国旅行記 INDEX
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○前回のあらすじ
745000ウォン
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さて、何か食おう！
思えば空港にいるときから
冷凍食品の焼きそばのソース臭の誘惑に
耐えていたわけです。
かなりお腹は減っております。
あ、機内食美味しかったよ！
少なかったけど。
ちょっと地図作るのめんどくさかったんですけど、
↑で「ロッテホテル 」と「南大門」の吹き出しの間に
「明洞」って書いてあるのわかりますか？
まあ見づらいと思うんですけど、
そこら辺から南大門に向かって歩いたんです。
南大門（ナンデムン）の屋台街。
はっきり言ってすごい。
年中無休のフリーマーケットみたい。
食べ物から衣服まで、色々売っております。
お腹がすいた私たちは小さな路地に入ったんですけど、
そこは鍋料理激戦区で、
メニューのサンプルが店の外に並んでたんですが、
どの店も全部同じメニューでした。
声をかけてくるおばちゃんも
全部同じ姿をしていた。
さて、そんな小さな路地を抜けたところに、
私が気になったものを見つけました。
練り物串！
竹輪というかさつま揚げというか、
そういう練り物をソーセージに撒いたやつ。
「オム」って言うのかな？わかんない。
一本 2500ウォン（168円） 安くね？
私は全種類のをちょっとずつ切ったヤツを、
ヘイボー君は一本まるまるソーセージのやつを注文しました。
が、注文した瞬間、店のとっつぁんが、
ピッ
電子レンジで温めだした！！
いや・・・まあ、仕方ないんだろうけど、
何かこう、うん、まあいいや。
チンされた練り物バーは
ソースをかけてお召し上がりになるわけですが、
ラインナップが、
ケチャップ、マスタード、ピリ辛ソース、チョコレート
・・・え、マジで？
もちろんチョコ以外をかけて食べました。
うんまいヽ（*ﾟ∇ﾟ*）ノ♪
すっごい美味い！美味いぞこれ！
ソースと合うわ！ピリ辛ソースとマジで合う！
べにとヘイボー
「マシッソヨー！！（マジうめえ！）」
練り物屋のとっつぁん
「ハハ、カムサハムニダ！（ありがとよ！）」
わかります？これ？わかります？
これが異文化交流ですよ。
現地の人と一言二言でも言葉を交わす！
こんな素晴らしい事が他にあるでしょうか？
と、そんな心温まる情景を演出していると、
おばちゃん
「××○×○○××○○××？」
べにとヘイボー
「？」
どうやら韓国人のおばちゃんが話しかけてきました。
うん、ぶっちゃけ何言ってるかわからない。
ごめん、もうどっか行って。
それでもおばちゃんは、
「××○○○○！××○？」
べに
「ええと・・・。」
と、困惑していると、
練り物屋とっつぁん
「○○××、○○×○××イルボンサラム。」
おばちゃん
「○×！」
おばちゃんは練り物屋のとっつぁんと少しだけ話をして、
どこかに行きました。
しかし、私は確かに聞き取りました。
うん、そういうことだ。
おばちゃんには私達バカ二人が、
ちょっと小粋な韓国人に見えたんでしょうね！
そんなときは、自分を指差してそっと一言。
「イルボンサラム（日本人です）」
これで難を逃れることでしょう！よし、覚えたぞ。
～～～～～
ヘイボー君
「屋台でなんか食べよう！」
南大門では、ちょっと広い道になると、
衣服よりも、簡易食堂っていうんですか、
そんな屋台というかテントが作られております。
百聞は一見にしかず、ですね。
こんな感じ。
中に入ると、簡素なテーブルとイスがあるので、
そこで食べます。
韓国の冬も寒いので、
こんな造りはマジありがたいです。
もちろん中にはストーブもありますよ。
真ん中に厨房があり、
その周りに客用の席がある感じ。
厨房の前には調理前の食材が置いてあり、
客は自分の食べたいものをチョイスして、
お店のおばちゃんに申し付けます。
するとおばちゃんが調理して、
席まで運んでくるシステムですね。
ヘイボー君は屋台初めてだそうですけど、
何か慣れたもんで、
ヘイボー
「これとこれとこれ！あとこれ！」
とか言うんです、
べに
「オレも食べたいもの食べよう！」
私も好きなのを選んで席に着きました。
～～～～
さて、気になる料理ですが、
まず席に着いたらおばちゃんが、
「サービス！」
とか言って置いて行きました。
のりスープ。 中に海苔が入ってます。
一つのお椀で、二人で飲むそうです。文化文化！
味はちょい辛で美味しかったんですが、
すっごい化粧品のニオイがするんです。化粧品臭かった。
まあサービス品は置いといて（結局残した。）、
まずはウーロン茶をお願いしたんですが、
240ミリリットルくらいの缶でした。少なっ。
というわけで、頼んだ料理が続々出てきました。
チヂミ！
カリカリのチヂミを、ピリ辛ソースにつけて食べます。
すっごい美味しい！このアツアツなのがいいんですよ！
あ、食器洗う効率化の為なのか、
全料理、皿はビニール袋に入って提供されてました。
そうそう、
チヂミいただきまーす！と思ったら、
割り箸割れねぇ
私のだけ上も下もくっついてました。
幸先いいスタートだね♪
続いて出てきた料理が、
焼き鳥、だそうです。
・・・焼き鳥？調理現場見てましたが、
いきなり鍋の中に突っ込んでた気がしたんですが・・・？
でもね、これ、すっごい美味しい。
今までの焼き鳥を覆す美味しさ。
タレが甘辛なんですけど、スパイスが利いてて、
ホントなんでもこの味にして食べたいくらい。
しかも、タマネギ入ってるのがＧＯＯＤだよね！
（タマネギ大好き野郎べにより）
そしてお次がハマグリ
これもね、おいっしーーーの！！
まず貝殻を器にしてるのもステキだし、
貝の身を細切れにして、美味しく煮付けてる。
貝の味も出てるスープがまたステキ！
何より、タマネギ入ってるのがＧＯＯＤだよね！
（タマネギ大好き野郎べにより）
もうね、ここまで美味しい料理出てきたら、
欲しくなっちゃうじゃないの！！
ってなわけで、
べにとヘイボー
「ゴンベー！（かんぱーい）」
ビールをいただきました。
ビールの味は日本と変わらないかも。
まあ個人的な意見ですけど。
しかし焼き鳥！ビールに合うねえ！
とか思ってたら、おばちゃんが次の料理を運んできた！
え、そんなに頼んだっけ？
と思ってたら、
これ、 スズメ です。
日本では野鳥何とかで食べられないですけど、
韓国では普通に食材みたいです。
そういえば私がもの珍しさから頼んだったんでした。
まあ、皆さんもし韓国行ったらこれは食べなくていいです。
肉固いし、小鳥だから骨ごとぶつ切りにされてるので
非常に食べづらかったです。
めんどくさかったので骨ごと食べましたけど、
味付けも微妙だったので、焼き鳥のタレつけて食った。
そして最後の料理、エビ！
これはまんまエビでした。
うん、過去のエントリーの動画のおエビさま、浮かばれるね！
かなりお腹一杯になりました。
じゃあ次はソウルタワーだね、って話をしてたら、
一人のとっつぁんが近づいてきました。
～～～～
とっつぁん
「アニョハセヨー！（やあ！）」
べにとヘイボー
「アニョハセヨー！（ちわっ！）」
小粋な挨拶を交わしたところで、
そのとっつぁんは私達の席に座ったんです。
とっつぁん
「日本から来たの？どこから？」
流暢な日本語ですが、明らかに発音が韓国人です。
話を聞くと、日本にはよく遊びに行くみたいです。
目的は風俗みたいですけど、そんな話になったときに、
とっつぁんはとんでもねーことを言いました。
私のことを見て言うんです。
とっつぁん
「あなた、エロい顔してるねえ！」
うるせーなコノヤロウ！
まあ、当時は酔ってたので、
べに
「カムサハムニダ！（どうも！）」
とか訳のわからないことを言いました。
そしたらとっつぁんは話を続けます。
とっつぁん
「韓国、エロいところ一杯あるよ！
置屋、床屋、按摩・・・。」
べに
「私達オーパルパル行くつもりなんですよ。」
とっつぁん
「オーパルパル！好きだねえ！」
ヘイボー
「有名みたいですし！」
とっつぁん
「でもオーパルパル怖いよ！
ヤクザ、警察、病気、あるかもしれない！」
このオーパルパルについては後ほど詳しく語ります。
そしてとっつぁんがこう言うのです。
とっつぁん
「オススメの場所あるよ！ヤリキャバ！」
べに
「ヤリキャバ・・・？」
とっつぁんの話では、ヤリキャバとは、
初めに女の子が何人か来るので、
その中から好きな子を選ぶそうです。
しばらく一緒に飲んだら、
プレイルームにてバンバンするんですって。
そのシステムって、
たしかフルサロンって言うんじゃないっけ。
まあいいや、特にオーパルパルしか
興味なかった私達なんですが、とっつぁんが、
とっつぁん
「今日からあなたと私、エロ友達ね！」
Ｏｈ！エロ友達！！
・・・なんじゃそりゃ！
まあ酔った勢いなのでエロ友達になりました。
電話番号も交換しました。ちゃんと電話も通じます。
とっつぁんの名前は リーさん。
ま、電話することは二度とないだろうな、と思いながら
スマホの登録をしました。
エロ友達となった記念に、
ヘイボー君
「リーさん、どうぞどうぞ！」
リーさんにコップを渡して、ビールを注ぎました。
そんなわけで、三人揃ってゴンベー！
ヘイボー君は、リーさんとの語らいも、
立派な異文化交流として捉えております。
まあ友達になったし、いっか！
うん、皆さんの言いたいことはわかりますので、
それはこのお話の最後の方に書きますね！
～～～～～
結構飲食いしたので、
次のスケジュール消化のためにお会計をします。
って思ったら、誤ってビール瓶を一本割ってしまいました。
店のおばちゃんも、リーさんも、
危ないから触らなくていいよ！
と言ってくれました！ありがとう！
でも、このブログ作ってる今でも思うんですが、
何でビンが割れたのか未だに謎なんですよね。
で、気になるお会計なんですけど、
おばちゃん呼んでお願いしました。
伝票には適当に何か書いてあるだけなんですが、
お会計
９４０００ウォン （６３１０円）
高くね！？
おさらいしよう！
ウーロン茶×2、瓶ビール×2、焼き鳥×2、チヂミ×1、ハマグリ×1、スズメ×1、エビ×3
くそっ、これが日本人価格、ってやつなのか！？
いや・・・こんなもんなのか？
最初の化粧品くさいスープが料金に入ってるんじゃないのか？
ビール瓶割ったのも弁償代として入ってるんじゃないのか？
とか思っても仕方ないので、
払いました、９４０００ウォン。
一人５００００ウォンずつ出しました。
すると、このババア、
ババア
「チップ！チップチップ！」
気でも狂ったんですか？
とか思ってたら、リーさんが助言します。
リーさん
「韓国はチップの国だから、チップあげないとですよ。」
うん、つまり、お釣りの６０００ウォン（402円）は
おばちゃんにチップとしてあげないと、とのことでした。
日本人価格で請求され、
挙句にチップまで奪われるとは、
何て鬼なんだ、ナンデムン屋台よ。
まあしょーがないので、チップとしてどうぞどうぞしました。
おばちゃんはすごい喜んでいました。
何か納得行かないわ。
さっきの練り物バーのとっつぁんが神に思えた。
～～～～～
最後に、リーさんと記念撮影
べにとリーさん。
よく見ると同じ格好してるな。
リーさん以外と背が低くて、私も腰を落としています。
だから変なポーズなんだよっ！
ヘイボー君もリーさんとツーショット撮って、
ここで異文化交流もおしまい。
リーさん
「何かあったら電話してくださいね！」
べに
「はーい、カムサハムニダーー！！（ありがとよー！）」
私達は次の目的地、ソウルタワーへ向かうのでした。
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さて。
そのリーさんと屋台のおばちゃん。
私は見たんですけど、べにさんは見た状態なんですけど、
リーさんが私達の席に来る前に、
おばちゃんがリーさんと何か話してたんですよね。
で、リーさんが近づいてきました。
リーさんは、多分紹介業者でしょう。
おばちゃんが日本人の青年～おっさんの客を見つけては、
「いいカモがいるだよ！」とか言って
斡旋業者を仕向けてくるんでしょうね。
おばちゃんもマージンを受け取り、
リーさんも店を紹介すればマージンを受け取る！
なんと上手く出来たシステムだこと。
とくにおばちゃんは、
日本人価格な上、チップをせしめ、さらにはマージンまで
受け取るだなんて、ボロい商売もあったもんだ。
でも、悪いことばかりじゃありません、
屋台でぼったくられるにしても、良心的といいますか、
そんな酷い金額じゃないですし、
リーさんだって仲間呼んで無理矢理連行とかはしてないのです。
もしかしたら、そういう文化なのかも知れませんし、
ホントに親切で風俗店紹介してくれたのかも知れません。
ただ、ちょっと二人で話してたのが気になったので、
ここに書かせてもらいました。
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というわけで今回はここまで。
次回はソウルタワーだよー。
出費
練り物ソーセージ 2500ｗ
屋台食費（チップ込） 50000ｗ
日本円で3523円