すごいどうでもいいのですが、
多分今年入ってからですかね、
南海トラフの大地震が起きる。
そんな噂が一瞬だけ、ネットで広まった。(と思う)
1日に2回、震度3以上の揺れが、
違う場所で観測されて、
日本全国が揺れている状態だった頃。
さすがにぼくも
「これ、アカンやつじゃね?」
と思ったわけです。
その翌日、会社帰りに近くのスーパーで、
カップ麺10食、水、缶詰など、
一応食料を買い込んでおきました。
が、その時のカップ麺の賞味期限が
そろそろ切れそうなので
日々消化している毎日です。
まあ多少過ぎても大丈夫なんでしょうけど。
それよりこのタイミングでミサイル飛んできたら
この期限切れのカップ麺が神々しい存在に
成り代わってしまう。
~~~~~
そんなわけでの第2話。
今回の旅、岐阜に行くにあたって、
ぼくは高山市の「さんまち散策」をしたかった。
詳細はまたその時にお話しますが、
AさんはAさんで岐阜に来たら、
下呂温泉の「足湯巡り」をしたかったのだそうな。
まっぷるだったかを読むと、
下呂温泉には9種類くらいの足湯があり、
「足湯巡りをしよう!」みたいな
MAPまで付いてくるのだ。
ぼくがさんまち散策をしたいという要望の代わりに、
Aさんも足湯巡りをしたいという要望を出した。
ってことで、今回は
その足湯巡りをしたお話です。
前回、下呂発温泉博物館のお話をしましたが、
実はこの館内に早速足湯があるのです。
その足湯も、きちんと下呂足湯巡りに
記されている足湯です。
▽ 温泉博物館 薬師の足湯
温泉博物館内にあります。
足湯は無料なのがいいのに、
まさかの入場料を払わないと
堪能できないというシステムなのですが、
写真見てもわかるように、
「冷水」コーナーがあります。
写真左側が温水、右側が冷水で、
温水側は座れる場所があります。
この反対側にこの足湯の
楽しみ方が書いてあり、
温水側を歩いて向こう岸から
今度は冷水側を歩きます。
これを3周くらいせよ、と書いてあります。
温水側は丁度いい温かさなんですが、
冷水側が新しい拷問かと思うくらい冷たく、
Aさん
「冷たっ!あたしムリ!」
と言わせるほど。
ぼくは意地で5周くらいしましたが、
敷き詰められている玉石が
思いの外、足の裏にダメージを与えてきて、
物理ダメージと魔法ダメージ
両方喰らってる気分でした。
まあ博識な皆さんならご存知だと思いますが、
この温水冷水を交互に入浴することにより、
副交感神経が活性化されるんだかなんだかで、
きっと体にはいいのでしょう。
~~~~~~
温泉博物館は、
当時はぼくらしかお客はいませんでしたが、
ぼくらが足湯で騒いでいたおかげか、
単に時間が過ぎて観光客が増えたのかわかりませんが、
お客さんが増えてきたので
ぼくらも違う場所に行こうということで出ました。
出ようとしたら、チケット売りのおばちゃんが
温泉博物館おばちゃん
「クアガーデンはそこの道右だよ!
駐車場もあるよ!
わからなかったら聞きに来て!!
そこ曲がればすぐだから!」
と、とても親切にしつこく教えてくれました。
ぼくらの心象が良かったのか、
世話焼きのおばちゃんだったのかわかりませんけど。
とは言え、
クアガーデンにはまだ行かないんだけどね。
今は足湯巡りなのさ。
▽ビーナスの足湯
ここは白鷺の湯です。
そうです、下呂発温泉博物館での割引チケット対象の温泉。
その入口前にあるのがビーナスの足湯です。
おっぱいの乳首が色付いてるのは
悪意があるとしか思えない。
いやまあぼくとしては全然ありなのですが、
でもおっぱいなら本物が最強だと思う。
ここは人気なのか、結構な人が利用しておりました。
ぼくらは温泉博物館で
下呂温泉の観光MAPをもらって
それを片手に歩いていたのですが、
Aさん
「かえるの滝だって!」
ほう、一応気になるので行ってみましょうか、
ってなわけで向かったのですが、
お、おぅ・・・。
どこらへんがかえるの滝なのか。
写真ではわからないですが、
カエルの置物とかがめっさ置いてあります。
興味がある人は是非現地で探してみてください。
ぼくだったらビーナスの足湯の
ビーナス像をガン見するけど。
まあこのかえるの滝しかり、
下呂温泉はなぜかカエルを信仰しております。
カエル神社ってのもあるし、
Aさん
「あ、これかわいい!」
ってな感じで、
こんな道祖神もありました。かわいい。
~~~~~
前回の下呂発温泉博物館でも、
桜が満開で非常に綺麗でした。
かえるの滝の先にも桜が堪能できる場所が!
ごめん、この写真、
画像加工で彩度めっちゃ上げました。
そして「飛騨街道」の文字。
何か宿場町みたいな感じで
ちょっとだけテンションアップ。
▽ 雅の足湯
飛騨街道を抜けたぼく達は、
この足湯へ向かった。
入るには結構狭かった記憶がある。
大通りに面してることもあって、
ここも利用者が多かった。
オーパイパイも足湯浸かってたしね!
そんな中、
Aさん
「温泉まんじゅう食べたい。」
もう温泉の醍醐味なんですが、
ぼくは実はまんじゅうあんまり好きじゃなくて、
別に食べなくても良かったんですけど、
折角なので食べました。
美味い!!
好きじゃないとしても、素直に美味しいと思いました。
雰囲気なのか本場の味だからなのか。
出来立てってのもあるかもしれないね!
Aさんも大喜びでした。
▽ さるぼぼ七福神社の足湯
グーグルで「下呂温泉 足湯巡り」と検索すると
こちらの下呂温泉旅館協同組合の足湯のページが
ヒットするんですけど、
そこには載ってない足湯。
とは言え、下呂温泉のそこらで配られている
散策マップにはバッチリ足湯スポットして
載っております。
この鳥居の先が足湯になっております。
一応、さるぼぼとは、
飛騨地方で古くから伝わる
猿の赤ちゃんの人形のことらしく、
厄除けの効果があるんだそうです。
お土産のお菓子とかには
ハイパー可愛らしくデフォルメ、アレンジされた
さるぼぼが描かれておりますが、
実際は顔のディティールは省かれております。
さるぼぼ神社。色々お願いしました。
さるぼぼの足湯に浸かると、
目の前にはさるぼぼ七福神が鎮座されております。
さるぼぼは基本赤ですが、
色に寄ってご利益が違うらしく、
それが七福神も模すことにより、
とんでもない運気が流れ込むに違いない。
良いことがありますように!!
▽ ゆあみ屋の足湯
ホントすぐ。
さるぼぼ七福神神社からホント直ぐ。
ゆあみ屋、と言う商店の軒先に
また足湯があります。
ここは有名なお店で、
店先ではソフトクリームが買えるんですが、
この温卵ソフトが超有名なのです。
カップに入ったソフトクリームに、
温泉卵そのままトッピングしちゃったやつ。
バニラの普通のソフトクリームと、
温泉卵を崩して一緒に食べると、
カスタードの味になるんだそうですが、
全然そんなことないからな!
普通にソフトクリームと温泉卵の味だからな!!
しかしですね、
左側の温泉卵ソフトクリーム。
ジミソース味と言いまして、
ジ ・・・ 地元の
ミ ・・・ 味噌
のソースがかかっているのです。
そんなんソフト自体チャレンジャーですし、
敢えてそれを選んだAさんも
チャレンジャーだったのですが、
お店の紹介ではこのジミソース、
一緒に食べるとキャラメル味になるんだってさ!
いやいや、ソフトクリームと温玉で
カスタードにもならんのに、
何で味噌でキャラメルにならなきゃならんのよ。
そう思って見てたら、
Aさん
「ん!!うん!!キャラメル!キャラメル!!」
いやいやいや、ソフトに味噌かけたら
キャラメルだなんて違法ですわ違法。
そう思って食べさせてもらったら、
べに
「うほぅあ!キャラメルじゃん!!」
マジだった。
で、ジミソース単体を舐めさせてもらったら
紛れもなく味噌だったんですよ。
それがソフトと一緒に食べると
キャラメル味になるとかどんな魔法ですか。
これはおすすめですね。
食べると面白いと思います!
折角足湯のあるところで、
有名なソフトクリーム食べてるんですから、
足湯に浸かりながら食べたいじゃないですか。
ここの足湯、
ソフトが有名なだけあって人の入りも多く、
足湯が混雑して入れなかったんですが、
何とか堪能することができました。
ヘイボーと一緒に定義山の
三角油揚げ食べに行った時、
歩道の段差に座って食べてる
オーパイパイがスカートで
パンツバッチリ堪能させてもらったんですが、
同じ状態でパンツ見えそうな人がいましたけど、
流石にAさんが隣にいるのにパンツ見に行くとか
下呂温泉の一部にされるじゃないですか。
下呂温泉殺人事件とか起きそうじゃないですか。
泣く泣く断念しました。
~~~~~~
下呂温泉神社。
トイレに寄っただけ。
近くにチャップリン像があって、
折角だから写真撮りたかったんですが、
変な観光案内人が陣取ってて撮れなかった。
次にぼくらが向かったのは、
川の向こう側。
ぼくには見覚えのある景色。
下呂温泉噴泉池!!
多分ここが主であり元祖であり、
本物であり起源であると思います。
丸見えの露天風呂であり、
水着着用で入ることも可能だそうです。
ぼくも含め、みんな足湯程度で帰ると思いますが、
如何せんここのお湯が激烈に熱い。
べに
「熱!!クソ熱い!!熱いわ!!」
足が一瞬で真っ赤になった。
ちなみにここから噴泉してるんだと思う。
Aさんは熱すぎるからって理由で写真だけ撮ってた。
そしてここから足湯巡りも大詰め。
▽ モリの足湯
観光マップみながら、
モリの足湯、を探し歩く。
べに
「あれじゃね?喫茶モリってあるし。」
喫茶店と思わるところに足湯が。
写真小さくて解りづらいですが、
足湯の上に傘が逆さになってぶら下がってました。
上に鳥の巣があり、糞を防いでおりました。
ホントマジ、
この傘がなかったら鳥フンの足湯とかに
改名を余儀なくされるほどのベスポジに
鳥の巣がありました。
べに
「あ、ここも熱い。」
ここから温泉が湧き出てるのですが、
そこのこんもりしたとこに足を乗せたらめっちゃ熱かった。
ちょっとしたいたずら心で、
この湧き出た熱いお湯をAさんの方へ送ったら、
Aさん
「熱いー!何でそんなことするの!!」
と怒られました。
が、ぼくは知っている、
Aさんはぼくなんかよりも熱い湯が平気なのだと。
多分2回目の野沢温泉だったかで、
共同浴場に入った時、
ぼくは湯が激烈に熱すぎて入れなかったけど、
Aさんは根性で湯船に浸かったと話してた。
恐ろしい話やで。
~~~~~~
▽ 鷺の足湯
そう言えば思い出したのですが、
下呂発温泉博物館の展示資料に、
「動物が見つけた温泉」
「偉人が見つけた温泉」
みたいなのもありました。
その中で、
この下呂温泉は、
一羽の白鷺が教えてくれたんだそう。
その場所がここだそうです。
この足湯、ぼくらが駐めた駐車場と、
下呂発温泉博物館の間にあるのです。
いわば一番最初に見つけた足湯なのですが、
人が一杯入ってて最後の足湯となりました。
ぼくらが入っていると
中国人のおばちゃん2人も入ってきました。
最初はなんとなしにいたんですけど、
そのおばちゃん達が写真撮ってたんですよね。
そしたらAさんが
Aさん
「ん!」
って言って手を伸ばして、
中国人おばちゃんのスマホを借りて、
その2人を撮影してあげたんです。
おばちゃん達はそれはもう喜んでおりました。
で、
Aさん
「バーイ☆」
って手を振ったんですが、
中国人おばちゃんズ
「バーイ☆」
と手を振り返してくれたんですね。
うおおおおおおおおおい!!
くそっ!
何てステキなことするんだ!
ぼくを差し置いて
異文化交流するとは!
と、言うところで足湯巡りに
ついてはおしまいです。
次回はその他の
下呂周辺について書きます。