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岐阜の旅2017~2.下呂 足湯巡り

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すごいどうでもいいのですが、
多分今年入ってからですかね、

 

南海トラフの大地震が起きる。

 

そんな噂が一瞬だけ、ネットで広まった。(と思う)

1日に2回、震度3以上の揺れが、
違う場所で観測されて、
日本全国が揺れている状態だった頃。

 

さすがにぼくも

これ、アカンやつじゃね?

と思ったわけです。

 

その翌日、会社帰りに近くのスーパーで、
カップ麺10食、水、缶詰など、
一応食料を買い込んでおきました。

 

が、その時のカップ麺の賞味期限が
そろそろ切れそうなので
日々消化している毎日です。

まあ多少過ぎても大丈夫なんでしょうけど。

 

それよりこのタイミングでミサイル飛んできたら
この期限切れのカップ麺が神々しい存在に
成り代わってしまう。

 

~~~~~

 

そんなわけでの第2話。

 

今回の旅、岐阜に行くにあたって、
ぼくは高山市の「さんまち散策」をしたかった。

詳細はまたその時にお話しますが、
AさんはAさんで岐阜に来たら、
下呂温泉の「足湯巡り」をしたかったのだそうな。

 

まっぷるだったかを読むと、
下呂温泉には9種類くらいの足湯があり、
足湯巡りをしよう!」みたいな
MAPまで付いてくるのだ。

ぼくがさんまち散策をしたいという要望の代わりに、
Aさんも足湯巡りをしたいという要望を出した。

 

ってことで、今回は
その足湯巡りをしたお話です。

 

前回、下呂発温泉博物館のお話をしましたが、
実はこの館内に早速足湯があるのです。

その足湯も、きちんと下呂足湯巡りに
記されている足湯です。

 

▽ 温泉博物館 薬師の足湯

 

Gifu2017_11

温泉博物館内にあります。

足湯は無料なのがいいのに、
まさかの入場料を払わないと
堪能できないというシステム
なのですが、

写真見てもわかるように、
「冷水」コーナーがあります。

写真左側が温水、右側が冷水で、
温水側は座れる場所があります。

 

この反対側にこの足湯の
楽しみ方が書いてあり、

温水側を歩いて向こう岸から
今度は冷水側を歩きます。
これを3周くらいせよ、と書いてあります。

温水側は丁度いい温かさなんですが、
冷水側が新しい拷問かと思うくらい冷たく、

Aさん
冷たっ!あたしムリ!

と言わせるほど。

ぼくは意地で5周くらいしましたが、
敷き詰められている玉石が
思いの外、足の裏にダメージを与えてきて、
物理ダメージと魔法ダメージ
両方喰らってる気分でした。

 

まあ博識な皆さんならご存知だと思いますが、
この温水冷水を交互に入浴することにより、
副交感神経が活性化されるんだかなんだかで、
きっと体にはいいのでしょう。

 

~~~~~~

 

温泉博物館は、
当時はぼくらしかお客はいませんでしたが、
ぼくらが足湯で騒いでいたおかげか、
単に時間が過ぎて観光客が増えたのかわかりませんが、
お客さんが増えてきたので
ぼくらも違う場所に行こうということで出ました。

 

出ようとしたら、チケット売りのおばちゃんが

温泉博物館おばちゃん
クアガーデンはそこの道右だよ!
 駐車場もあるよ!
 わからなかったら聞きに来て!!
 そこ曲がればすぐだから!

と、とても親切にしつこく教えてくれました。

ぼくらの心象が良かったのか、
世話焼きのおばちゃんだったのかわかりませんけど。

 

とは言え、
クアガーデンにはまだ行かないんだけどね。

今は足湯巡りなのさ。

 

▽ビーナスの足湯

Gifu2017_13

ここは白鷺の湯です。
そうです、下呂発温泉博物館での割引チケット対象の温泉。

その入口前にあるのがビーナスの足湯です。

Gifu2017_14

おっぱいの乳首が色付いてるのは
悪意があるとしか思えない。

いやまあぼくとしては全然ありなのですが、
でもおっぱいなら本物が最強だと思う。

 

ここは人気なのか、結構な人が利用しておりました。

 

ぼくらは温泉博物館で
下呂温泉の観光MAPをもらって
それを片手に歩いていたのですが、

 

Aさん
かえるの滝だって!

 

ほう、一応気になるので行ってみましょうか、
ってなわけで向かったのですが、

 

 

Gifu2017_15


お、おぅ・・・。

 

どこらへんがかえるの滝なのか。

写真ではわからないですが、
カエルの置物とかがめっさ置いてあります。

興味がある人は是非現地で探してみてください。

ぼくだったらビーナスの足湯の
ビーナス像をガン見するけど。

 

まあこのかえるの滝しかり、
下呂温泉はなぜかカエルを信仰しております。

カエル神社ってのもあるし、

 

Aさん
あ、これかわいい!

 

ってな感じで、

Gifu2017b

こんな道祖神もありました。かわいい。

 

~~~~~

 

前回の下呂発温泉博物館でも、
桜が満開で非常に綺麗でした。

 

Gifu2017_16

かえるの滝の先にも桜が堪能できる場所が!

ごめん、この写真、
画像加工で彩度めっちゃ上げました。

 

Gifu2017_17

そして「飛騨街道」の文字。
何か宿場町みたいな感じで
ちょっとだけテンションアップ。

 

▽ 雅の足湯

Gifu2017_18

飛騨街道を抜けたぼく達は、
この足湯へ向かった。

入るには結構狭かった記憶がある。
大通りに面してることもあって、
ここも利用者が多かった。

オーパイパイも足湯浸かってたしね!

 

そんな中、

Aさん
温泉まんじゅう食べたい。

 

もう温泉の醍醐味なんですが、
ぼくは実はまんじゅうあんまり好きじゃなくて、
別に食べなくても良かったんですけど、

 

Gifu2017_20

折角なので食べました。

 

美味い!!

好きじゃないとしても、素直に美味しいと思いました。
雰囲気なのか本場の味だからなのか。
出来立てってのもあるかもしれないね!

Aさんも大喜びでした。

 

▽ さるぼぼ七福神社の足湯

グーグルで「下呂温泉 足湯巡り」と検索すると
こちらの下呂温泉旅館協同組合の足湯のページが
ヒットするんですけど、
そこには載ってない足湯。

とは言え、下呂温泉のそこらで配られている
散策マップにはバッチリ足湯スポットして
載っております。

Gifu2017_21

この鳥居の先が足湯になっております。

一応、さるぼぼとは、
飛騨地方で古くから伝わる
猿の赤ちゃんの人形のことらしく、
厄除けの効果があるんだそうです。

お土産のお菓子とかには
ハイパー可愛らしくデフォルメ、アレンジされた
さるぼぼが描かれておりますが、
実際は顔のディティールは省かれております。

 

Gifu2017_22

さるぼぼ神社。色々お願いしました。

 

Gifu2017_23

さるぼぼの足湯に浸かると、
目の前にはさるぼぼ七福神が鎮座されております。

さるぼぼは基本赤ですが、
色に寄ってご利益が違うらしく、
それが七福神も模すことにより、
とんでもない運気が流れ込むに違いない。

良いことがありますように!!

 

▽ ゆあみ屋の足湯

 

ホントすぐ。
さるぼぼ七福神神社からホント直ぐ。

ゆあみ屋、と言う商店の軒先に
また足湯があります。

ここは有名なお店で、
店先ではソフトクリームが買えるんですが、

 

Gifu2017_24

この温卵ソフトが超有名なのです。

 

カップに入ったソフトクリームに、
温泉卵そのままトッピングしちゃったやつ。 

 

バニラの普通のソフトクリームと、
温泉卵を崩して一緒に食べると、
カスタードの味になるんだそうですが、

全然そんなことないからな!

普通にソフトクリームと温泉卵の味だからな!!

 

しかしですね、

左側の温泉卵ソフトクリーム。

ジミソース味と言いまして、

ジ ・・・ 地元の
ミ ・・・ 味噌

のソースがかかっているのです。

そんなんソフト自体チャレンジャーですし、
敢えてそれを選んだAさんも
チャレンジャーだったのですが、

お店の紹介ではこのジミソース、
一緒に食べるとキャラメル味になるんだってさ!

 

いやいや、ソフトクリームと温玉で
カスタードにもならんのに、
何で味噌でキャラメルにならなきゃならんのよ。

 

そう思って見てたら、

 

Aさん
ん!!うん!!キャラメル!キャラメル!!

 

いやいやいや、ソフトに味噌かけたら
キャラメルだなんて違法ですわ違法。

 

そう思って食べさせてもらったら、

 

べに
うほぅあ!キャラメルじゃん!!

 

マジだった。

で、ジミソース単体を舐めさせてもらったら
紛れもなく味噌だったんですよ。

それがソフトと一緒に食べると
キャラメル味になるとかどんな魔法ですか。

 

これはおすすめですね。
食べると面白いと思います!

 

Gifu2017_26

折角足湯のあるところで、
有名なソフトクリーム食べてるんですから、
足湯に浸かりながら食べたいじゃないですか。

ここの足湯、
ソフトが有名なだけあって人の入りも多く、
足湯が混雑して入れなかったんですが、
何とか堪能することができました。

 

ヘイボーと一緒に定義山の
三角油揚げ食べに行った時、

歩道の段差に座って食べてる
オーパイパイがスカートで
パンツバッチリ堪能させてもらったんですが、

同じ状態でパンツ見えそうな人がいましたけど、
流石にAさんが隣にいるのにパンツ見に行くとか
下呂温泉の一部にされるじゃないですか。

下呂温泉殺人事件とか起きそうじゃないですか。
泣く泣く断念しました。

 

 

~~~~~~

 

Gifu2017_27

下呂温泉神社。

トイレに寄っただけ。

 

近くにチャップリン像があって、
折角だから写真撮りたかったんですが、
変な観光案内人が陣取ってて撮れなかった。

 

次にぼくらが向かったのは、

 

Gifu2017_28

川の向こう側。

ぼくには見覚えのある景色。

 

Gifu2017_31

下呂温泉噴泉池!!

多分ここが主であり元祖であり、
本物であり起源であると思います。

 

丸見えの露天風呂であり、
水着着用で入ることも可能だそうです。

ぼくも含め、みんな足湯程度で帰ると思いますが、
如何せんここのお湯が激烈に熱い。

 

べに
熱!!クソ熱い!!熱いわ!!

 

足が一瞬で真っ赤になった。

 

Gifu2017_30

ちなみにここから噴泉してるんだと思う。
Aさんは熱すぎるからって理由で写真だけ撮ってた。

 

そしてここから足湯巡りも大詰め。

 

▽ モリの足湯

 

観光マップみながら、
モリの足湯、を探し歩く。

 

べに
あれじゃね?喫茶モリってあるし。

 

Gifu2017_32

喫茶店と思わるところに足湯が。

写真小さくて解りづらいですが、
足湯の上に傘が逆さになってぶら下がってました。

上に鳥の巣があり、糞を防いでおりました。

 

ホントマジ、
この傘がなかったら鳥フンの足湯とかに
改名を余儀なくされるほどのベスポジに

鳥の巣がありました。

 

べに
あ、ここも熱い。

 

Gifu2017_33

ここから温泉が湧き出てるのですが、
そこのこんもりしたとこに足を乗せたらめっちゃ熱かった。

ちょっとしたいたずら心で、
この湧き出た熱いお湯をAさんの方へ送ったら、

Aさん
熱いー!何でそんなことするの!!

と怒られました。

 

が、ぼくは知っている、
Aさんはぼくなんかよりも熱い湯が平気なのだと。

多分2回目の野沢温泉だったかで、
共同浴場に入った時、
ぼくは湯が激烈に熱すぎて入れなかったけど、
Aさんは根性で湯船に浸かったと話してた。
恐ろしい話やで。

 

~~~~~~

 

▽ 鷺の足湯

 

Gifu2017_40

そう言えば思い出したのですが、
下呂発温泉博物館の展示資料に、

「動物が見つけた温泉」
「偉人が見つけた温泉」

みたいなのもありました。

その中で、
この下呂温泉は、
一羽の白鷺が教えてくれたんだそう。

その場所がここだそうです。

 

この足湯、ぼくらが駐めた駐車場と、
下呂発温泉博物館の間にあるのです。

いわば一番最初に見つけた足湯なのですが、
人が一杯入ってて最後の足湯となりました。

 

ぼくらが入っていると
中国人のおばちゃん2人も入ってきました。

最初はなんとなしにいたんですけど、
そのおばちゃん達が写真撮ってたんですよね。

 

そしたらAさんが

Aさん
ん!

って言って手を伸ばして、
中国人おばちゃんのスマホを借りて、
その2人を撮影してあげたんです。

 

おばちゃん達はそれはもう喜んでおりました。

で、

Aさん
バーイ☆

って手を振ったんですが、

中国人おばちゃんズ
バーイ☆

と手を振り返してくれたんですね。

 

 

 

うおおおおおおおおおい!!

 

くそっ!
何てステキなことするんだ!

ぼくを差し置いて
異文化交流するとは!

と、言うところで足湯巡りに
ついてはおしまいです。

次回はその他の
下呂周辺について書きます。

 


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