ヘイボー
「あの温泉入りたいよね。」
ハイパー微妙ですけど、
この写真の
↑JAFカーのバックドアのすぐ横の背景、
赤地に白で「ゆ」って書いてあるの、わかりますか?
調べてみたら温泉施設で、
仮にも夏の砂浜で歩いていたので
汗もかいて温泉に行きたいという流れにもなってました。
ですが車がハマってしまったので、
気分転換でホリ牧場へ。
そして水着パイパイを見に
権現森海水浴場に行きましたが不作。
優先事項は全て片付いたので、
狙ってたそこの温泉に行くことにしました。
~~~~~
「天然温泉 湯来楽(ゆらら)」だそうです。
海水浴場がすぐそこなだけあって、
砂浜の砂の持ち込みに対して非常に厳しかったですが、
海水浴客の憩いの場としても機能しなくては
ならないらしく、様々な対策が成されてました。
ぼくとヘイボーは昔、「喜芳会議」と言って、
ハナミズキ温泉のスーパー銭湯「喜芳(きほう)」にて、
温泉に浸かりながら旅先について議論してました。
そこではリストバンドにバーコードが仕込んであり、
施設内でのお買い物の殆どが
そのリストバンドを読み込ませることによって、
退館時まとめてご精算、というやつでした。
ここ湯来楽も同じシステムで、
べに
「喜芳式だね。」
と、
ヘイボー
「そうだね。」
としか返答のしようがない
コメントをしてしまいました。
湯来楽については、
写真もあんまり撮らなかったし、
パンフレットももらってこなかったので、
http://www.yu-yurara.jp/uchinada/index.html
もうこちらでご確認くださいと
言うしかないのですが、
お風呂についてはそれぞれ
エピソードがあるのでお話しようと思います。
一応、上記HPの、「お風呂」の文字をクリックして、
お風呂の詳細をご覧になってからお読みください。
ぼくもヘイボーも、
温泉施設に来たのであれば、
「全ての湯に浸からないと意味がない」と
思っております。
なんか知らないけど、
内湯の大湯船に入ろうとした時に、
露天風呂の景色が目に入ったら、
そっちに行ってしまうの
なんでだろ~?(なんでだろ~?)
そんなわけで内湯はスルーして、
露天風呂の方へ向かいました。
すると、ぼくより一足先に
露天に浸かってたヘイボーが
ヘイボー
「炭酸温泉、すげー泡が付くよ!」
炭酸温泉と聞くと、
先日の長野の加賀井温泉や、
栃尾又温泉を思い出して、
そのぬるさにテンションがあがりそうでしたが、
べに
「人すげーじゃん。」
源泉かけ流し、が目玉かわかりませんけど、
炭酸温泉の湯船には本当にたくさんの人がおり、
ヘイボーは先に入ったらしいですけど、
ぼくとヘイボーが二人して入りに行く
スペースがなさそうなくらい人がいました。
まあしばらくここにいるわけなので、
違う湯船に浸かることに。
◇壺湯
べに
「壺湯あるじゃん!!」
ぼくはこの壺湯がかなり好きだ。
パーソナルスペースな上、
大体が水をちょっと温めただけみたいな、
なんなら冷たいんじゃねくらいな、
ダラダラと入れるお風呂!
手を付けるとやはりぬるい!!
夏の暑い日、サウナの後など、
やっぱり体を落ち着かせることが出来るのは
この壺湯であると思います。
でもこういう壺湯置いてあるところ
なかなかないんだよね。
最寄りで福島県とか遠い。
今調べたら弥彦温泉にあるっぽい。
今度行ってみよう。
◇漢方蒸気風呂
べに
「ここちょっと行ってみよう!」
こういう変わり種なのが大好きなのです。
左右からお湯が流れて腰掛けるんですかね、
中は漢方薬風味の蒸気。
下は足湯みたいにお湯が溜まってます。
まあ詳しくはHPの写真見てください。
流石にお湯が溜まってるとは言え、
足湯に体を浸からせるなんて
何かイメージ悪いので、
他に人がいないことをいいことに、
腰掛ける所に横たわりました。
横から流れてくるお湯がいい感じで、
サウナ自体も熱くなく、
ゆったりと過ごすことが出来ました。
何より、口から、皮膚から、
漢方成分を吸収したと思うので、
しばらく健康でいられると思う。
◇塩サウナ
寺泊の金八の湯だったかで、
塩蒸気サウナみたいなのがあった。
蒸気がマジで塩で、
口で呼吸するだけでしょっぱい。
しかもその後、成分を保持するべく
シャワーせずに上がったら、
塩で体中かぶれてしまった思い出があります。
塩サウナという文字を見た時、
その思い出がフラッシュバックしたのですが、
何てことはない、
普通のサウナに、
塩のツボが置いてあって、
自分で塩を体に刷り込むんだそうだ。
老廃物や皮脂を取り除き、
ダイエットや体臭緩和等が
期待できるという。
マジで!?
ご家庭で出来るじゃん!
この塩サウナに居る意味がわからなかったので、
もう一個のツボには普通のお湯が湧いてて、
それで塩を流してからぼくらは出た。
◇寝湯
ぼくは打たせ湯が好きだし、壺湯も好きだ。
ジェットバスも好きだし、
電気風呂もあったら必ず入る。
だけど、数ある湯船アトラクションの中で、
もっとも究極で、
温泉の存在意義であると思う湯船が、
この「寝湯」だと思う。
もちろん、普通の寝湯では意味がなく、
じっくり浸かれる温度で、
熟睡出来る寝湯であること。
ツイッター連続更新の時に書いた栃尾又温泉。
日帰りが出来ないのは悲しいところですが、
あの泉質であの温度、そして寝湯システムが完璧で、
ぼくも2回も熟睡したくらいの心地よさ!
湯船と体の隙間を埋めるため、
水の入ったペットボトルが用意されているという
配慮にはぼくも感動せざるを得ない。
また行きたい。湧き水も湧いてるしな。
寝湯は今のところそこが最強。
そして、ここの寝湯もまた、良し!
温度が壺湯と一緒だった。
なのでじっくりと浸かれる。
寝方によってはやっぱり体が浮いてしまうけど、
栃尾又温泉と違うのは、
寝た方向が日本海の沈む夕日だったこと。
熟睡するのに夕日の眩しさは邪魔ですが、
ゆったりするのには最高だと思う。
◇源泉風呂
温度はそんな高くなく、ゆっくり入れます。
うおー、それくらいしか書くことないわ。
あ、でも炭酸泉特有の内外傷に効くみたいです。
◇炭酸泉
人も減ってきたので炭酸泉に。
ヘイボーが気泡たくさん付くと言ってましたが、
マジで恐ろしいくらい付く。
ぼくは温泉そんな入り歩いているわけじゃないので、
もしかしたらここよりたくさん気泡がつく
温泉があるのかもしれませんが、
結構付くんですのよ、それが!
温度も源泉よりぬるく、
炭酸泉側にはテレビも設置されており、
皆さん長居しやすいようになっております。
これはいい湯らいや!!
◇ジェットバス
内湯の大浴場は、
まあ特筆することもないのでまあ普通に。
で、ジェットバス。
これももう大体ジェットが当たる位置とか、
入る体勢とかどこも一緒だと思うのですが、
枕というか、頭を載せるステンレスの部分。
地元にある温泉施設にもありますが、
中に冷水が通っていて、
常にひんやりしているのです。
頭を冷やし、
体は湯船で温めて、
ジェットでリラックス。
副交感神経を刺激し、みたいな
効能説明が書いてありそうですが、
頭ひんやりするのはいいですね。
ぼくいつも頭あったかいからな!
最後に普通のサウナに入ったのですが、
ヘイボーが何か辛そうだったのですぐ出ました。
ぼくもヘイボーも水風呂は嫌いなので、
壺湯に入って体リフレッシュ!!
もう一度炭酸泉に入ってゆったりと。
で、出ました。
~~~~~~~~
この画像編集してて思ったんですが、
この写真って撮る意味ないよな。
何が言いたいんだ。
まあ風呂上がりの一杯です。
黒酢>コーヒー牛乳>休憩所のお茶
みたいな優先度。
コインロッカーで100円返ってくるやつは、
その100円で風呂上がりの一杯を勧めやすく
しているのかもしれない!!
でも大体コーヒー牛乳130円とかなので、
これもう意味わかんねぇな!
べに
「このお風呂良かったね!」
ヘイボー
「そう言ってくれると選んだ甲斐があったね!」
ぬるい寝湯が最強であるということを、
また1つぼくに教えてくれたこのお風呂。
地元でそういうお風呂探しが始まった一瞬でした。
~~~
では次回は本編最終回「金沢駅」です。
でも本当の本編は第一話から引っ張ってる、
「富山ブラックサイダー」
と
「オーパイパイゲームFX」
です。