タイトルが「立ちんぼ巡り」とあるけど、
全然巡ってない旅行記始まるよぉぉぉ!!!
前回、青年のご厚意で一杯引っ掛けた
和み家さんを後にしたぼくら。
大体回ったけど、
さっき見かけたおでん屋さんが気になる。
先程裏モノJAPANを見つけた商店の近くに、
そのおでん屋さんがあったのだ。
ハシゴストーリー一軒目の、
餃子駆け込み寺でのおでん。
そして三軒目の立ち飲みいこいでのおでん。
二度あるおでんは三度ある、
気になるおでん屋、それは、
丸健水産!!
どうもぼくは味の染みた大根が大好きらしくて、
おでんやとくれば、もうその大根が気になって
仕方がないのでした。
お店はさっきと違い行列が出来てましたが、
どうやら写真を見てもわかるように、
立ち食い立ち飲みスタイルみたいですね。
であれば回転率も高いというか早いでしょうから、
並んでもそんなに待たなくてもいいでしょう。
ぼくらは早速並びました。
並んでるすぐ横にありました。
まず飛び込んでくる「だし割り」の文字。
飲んだことないですけどとっても美味しそう!
ぼくらは結構飲んだので、
ここへ来て日本酒ワンカップはキツイと判断し、
1つを二人で飲むことにしました。
で、おでん種も一覧にありますね。
定番から、なんぞそれ!?と言ったところまで。
シューマイ、スタミナ揚げみたいに、
馴染みはないけど想像できるものから、
魚すじ、巣ごもりと言った、
ちょっと存じ上げないものまで。
ちなみに、はんぺんが何かの賞を受賞したとか
とのことでしたが、売り切れでした。
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お腹も一杯、お酒もいっぱい飲んだ。
そんなぼくらは、
結局大根ともう一品ずつしか頼みませんでした。
最初、大根を頼んだ時に、
店員さんが何か小さい大根を入れようとしてましたが、
ぼくは欲張って、
べに
「そっちの大きい大根ください!!」
と言いました。
これ、ちゃんと言っとかないと損よ!?
そしてぼくはシューマイを頼みました。
ヘイボーは大根と卵でした。
卵と言えば、食の軍師で言う
「おでんの試金石!!」
そんなわけで1つのワンカップで美味しく乾杯。
べに
「大根硬え!!」
ヘイボー
「え、オレの大根箸で切れるけど?」
そうなんです、欲張って大きいのを選びましたが、
まだちゃんと煮えて味が染みてない、
要するにぼくのは「食べごろではない大根」でした。
自らの手で損の道を歩んでしまった。
でも同じ値段であんな破片みたいな
大根はイヤだったんだもん。
それはそれとして、
べに
「あ、シューマイうめえよ!!」
べに
「卵は?」
ヘイボー
「普通・・・。」
もちろんおでんとしては美味しいけど、
まあ卵だな、って感じでした。
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このお店は立食スペースが、
ご自宅用の買い物スペースの前に
置かれているのですが、
看板とかで道を開けてくださいとか
書いてあった気がするので、
結構スペースが限られております。
知らないご夫婦と
相席スタートでぼくらは食べてました。
とは言え、所詮大根と一品しか頼まなかったぼくら、
一瞬で食べ尽くすし、ワンカップのなくなりかけた。
ワンカップがなくなりかけた、という事は、
だし割り!!!
早速やってきました。
おおお!?
意外と波々注がれて驚いたのですが、
日本酒をおでんの出汁で割り、
かなりの七味をふりかけたもの。
ヘイボー
「じゃあべに君、飲んでみてよ!!」
一見、熱い内に先に飲んでよ、と、
優しい言葉に見えますが、
この男は怪しいものは、
先に人に勧めて様子を見るという手口を
頻繁に使いますので、
おそらくファーストコンタクトを
ちょっとためらったのだと思います。
こいついつもそうだ!
でも言っては悪いですが、
ぼくはこう言うB級感の塊が大好きですので、
べに
「じゃあいただきまーす♪」
大手を振っていただくのでした。
べに
「うめえ、うめえええ!!!!」
これは美味しい!
ごくごく行けるう!!
日本酒だから一気に行くとむせそうですが、
出汁の旨味が緩和させて、
さらに七味がその旨味を引き立たせるから、
もう、どこかに書いてあったけど、
このだし割りで酒がまた飲めるわ。
相席してた夫婦のご婦人の方も、
ご婦人
「すごい美味しい!!」
と言うておりました。
そしてかく言うヘイボーも、
ヘイボー
「おお、いいねえ!!」
と感動しておりました。
実はこの瞬間から、
「だし割り」をまた楽しみたくて、
地元のおでん屋でだし割り出来ないかを
ずっと模索しているべにさんでした。
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さて、赤羽での出来事は以上です。
今調べると、もっとステキな飲み屋さんが
有るのかもしれませんが、
そもそも予定を押していたし、
このあとはぼくの夢である
お店に行かないとなので、
そろそろ赤羽に別れを伝えねばなりません。
駅に向かう途中、
まるます家の前を通りましたが、
まだ人が並んでおりましたので、
また今度の機会ですね。
色々調べたんですけど、
ぼくの家から、
変に石川県や福島県のいわき市とか行くより、
東京へ行った方が安いし近い、
ということがわかったので、
これからもどんどん東京進出したいと思います。
会社のオーパイパイと交通費折半で
東京行きの話が決まりつつあるので、
赤羽飲んだくれ紀行ができそうです。
さて、もうすっかりお馴染みとなった、
こちらのトイレで最後にお世話になり、
ぼくらは赤羽から電車に乗りました。
次の目的地は、東京駅です!!