赤羽でせんべろと言えば、
「鯉とうなぎのまるます家」
は、外せないと思うんだ。
でもそれは多分世間的な話。
今のぼくでは
数ある安くて美味しい飲み屋さんの1つ、
という認識でしかない。
もっと通えば、
まるます家さんのもっといいところを見つけて、
ぼく自身が大手を振って
「まるます家さん最高!!」
とお話できたことでしょう。
でもタイトルを見てわかるように、
今回はまるます家さんのお話ではない。
世間的にもまるます家さんを
推している風潮はありますし、
ぼく自身もまるます家さんで食べた
うなぎの頭焼きは、
値段の割に美味しかったので
ヘイボーにもおすすめしたかった。
ですが、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ものすごい行列だった。
べに
「やっぱすげえな、ここ。」
前回ぼくが来た時は、
待ち時間なしでしたけど、
やっとぼくが一人座れたくらい大盛況。
ここへ来て、立ち飲みでもない居酒屋の、
しかもこんな行列に並ぶ道理はない。
立ち飲み屋じゃないってことは、
客の回転率も悪いでしょうからね。
にしても、こんな並ぶ理由は何があるんだろう。
さすがにヘイボーも
ヘイボー
「他の場所行った方がよくない?」
と言うくらい。
それもそうだ、ぼくとしては桜商店603、
そして態度悪いけど美味しい料理の立ち飲みいこい
に、ヘイボーと行けただけで十分満足だ。
確かにまるます家にも行けば、
赤羽制覇、とは言いませんが、
主要の場所に行った、と言っても
過言ではないはずですから。
とりあえず、ぼくらはまるます家を諦めた。
~~~~~~
べに
「オレ、ヘイボーと赤羽に来たら
行きたい店がいくつかあって・・・。」
ぼくの赤羽への憧れは、
前回訪れた時よりも前に、
「ウヒョッ!東京都北区赤羽」というマンガに、
ぼく自身がとても感銘を受けてからだ。
そこで名物キャラとなった「ワニダ」という店。
そしてその女主人。
そのワニダの店に、
ヘイボーと行きたかった。
そして今その願いが叶おうとしていた。
ぼくらはワニダの店の路地に差し掛かる。
そしたらあんた、
べに
「うおおおおおお!!ない!!!」
前回、ワニダの店の前で撮影した、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
これ。
これが、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
はがされてた。
あの張り紙だけでもインパクトあったのに・・・。
何で剥がされてしまったんだ!
仕方ないので、ぼくが当時の写真を見せてあげた。
ヘイボー
「おお・・・すごいね・・・。」
さすがのヘイボーも
戸惑いを隠せていなかった。
Googleで調べてみたら閉業となってないので、
生きてはいるのだと思うけど、
あの張り紙は生で見てほしかったなー。
そして、お店自体も閉まってましたので、
結局ヘイボーとワニダに行く夢は
潰えてしまうのでした。
~~~~~~
せっかくなので、
べに
「ちょっと赤羽で見てほしいものがある。」
ヘイボー
「添乗員さんお願いしまーす!」
そしてぼくはヘイボーを引き連れていたのですが、
とある路地に入った時に、
ヘイボー
「あああ!!ああああああああ!!」
どうやら何かを見つけたようです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
べに
「うおおおおおおお!!!」
裏モノJAPAN!!
こんなところに、こんなにフルに!!
さすが赤羽だぜ。
そして流石ヘイボーだぜ!!
今回は作中に特に表現してませんが、
そりゃぼくらですもの、
オーパイパイを見つければ
情報の共有として
ヘイボー
「べに君!右!!」
と言われて右を向くと
オーパイパイがいたりと
目敏く見つけてきたヘイボー。
その目敏さは、ついに裏モノJAPANを
視認するまでに至るのか。
ヘイボー
「オレこれ買っていくよ!!」
中古なのか一冊150円のお宝価格。
ぼくも一冊買っていきました。
これは幸先の良い旅行になりそうだ!!
もう中盤だけどな。
~~~~~~~
裏モノJAPANを買ってテンションアップなぼくら、
ぼくはヘイボーを連れてとある場所へ向かった。
べに
「これこれ!」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
赤羽霊園
Image may be NSFW.
Clik here to view.
べに
「こう言うコンセプト居酒屋があるんだよ。」
まあ、お店自体はやってませんので、
とりあえず外観を紹介しただけです。
ぼくはお化け屋敷とか苦手なので、
仮に開いてたとしても、
やはり外観を紹介しただけで、
中には入らなかったでしょう。
まあヘイボーは「こういう店あるんだー。」みたいな
そんな感じで眺めておりました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
この神が与えたボディは
熟女になっても衰えないという意味なのか。
モデルさんは20前後の人なだけで、
そこへお誂え向きに「熟女クラブ」という文字を
添えただけなのか。
おっぱいと光沢衣装が
とても大好きなぼくには非常に
哲学を感じさせる看板でした。
~~~~~~~
さて、本題です。
ぼくとヘイボーがブラブラ歩いていると、
何か青年
「すみませーん。」
何か看板とかファイルを持った青年が
ぼくらに話しかけてきた。
何か青年
「ぼく、個人で居酒屋やってるんですけど・・・。」
どうやら、彼は経営している居酒屋を、
自らの手で広告宣伝しているようだ。
話を聞くと、彼の紹介で行くと、
おつまみを一品サービスしてくれるという。
見たところ普通の居酒屋らしいが、
桜商店603、立ち飲みいこい、と、
ずっと立ちっぱなしだったぼくら。
たまには座って飲もうよと、
そんな観点で彼の店に行くことにしました。
ヘイボー
「折角誘ってくれたんだしね!」
仮にぼく一人だったら多分行かなかった。
何か怪しいからだ。
いやそれを言うたら立ち飲みいこいの方が
よっぽど怪しい飲み屋なんですけど、
こう、変にボラれそうな感じがするからです。
そう言えばいこいでボラれなかったっけ?
まあ、二人いれば心強いという心理も
あったのかもしれませんが、
ぼくらは彼の誘いに乗ることにしました。
~~~~
実際は声をかけられてから
「後で行く」と伝えて、
赤羽霊園、熟女クラブを見学した後、
再度青年に再開しました。
そして連れられて行った場所、
Image may be NSFW.
Clik here to view.
何かのビルの地下0.5階辺り。
くつろぎダイニング 和み家 がありました。
もう完全無欠に見た感じでわかるように、
れっきとした居酒屋さんです。
立ったまま飲むみたいなワイルドスタイル感や、
一品200円の料理なんぞ、まずないだろう。
タウン情報誌には「オシャレなお店」とか
書かれていそうな佇まい。
椅子に座るとおしぼりを出されました。
何という心遣い!!!(※普通です)
立ち飲み屋でなんかおしぼり出なかったしな!
そしてメニューを見てぼくらは心を砕かれる。
べに
「たっか!!」
違う、違うんだ、こいつは洗脳されている。
この金額は至極普通の金額なのだ。
一品200円のメニューに洗脳されているんだ!
メニューを見ていると、
このお店のおすすめがあったので、
ぼくらはそれを注文しました。
その料理が出るまでの間、
お酒とお通しが出されました。
べに
「何か外の人に料理一品サービスと言われたんですが?」
こう言うお得情報は、キッチリもらわないと損よ!?
そしてそれも出されました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ぼくらはそれぞれ果実酒ロックを頼みました。
この果実酒、ぼくとヘイボーの目の前で注がれたのですが、
明らかにヘイボー方が多く入っていたので、
べに
「量が一緒じゃない!そっちが多い!」
と店員にケチを付けたら同じぐらい注いでくれました。
こう言う所は、キッチリもらわないと損よ!?
と言うか量同じにしろよ!!
見た目で不公平感じさせんな!
真ん中の鴨のローストがサービスの料理でした。
まあ言いたいことは多々ありますが、
美味しくいただこうじゃありませんか。
そして、この和み家の
おすすめメニューが運ばれてきました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
牛すじ煮込み!!
お値段もまあまあですけど、多分標準価格でしょう。
大根も味がキッチリ染みてて美味しかったです。
全体的の味はちょっとしょっぱ目というか、
悪くいうと食べたことある感な味でしたけど、
全然美味しい料理でした。
酒が進むので二杯目も注文。
ぼくはハイボール、
ヘイボーはまた果実酒ロックを頼みましたが、
ヘイボーが一瞬で飲み干したので、
ぼくのハイボールを少し分けてあげました。
~~
べに
「お、梅水晶あるじゃあああああん!!」
Image may be NSFW.
Clik here to view.
梅水晶
サメ軟骨を梅肉と何かの魚卵で和えたやつ。
これがめちゃくちゃ美味い。
ぼくのせいでクロフネがこれにハマってしまい、
居酒屋で見つければ必ず3人前は頼むという。
多分利益率クソ低いと思う。
なかなか置いてあるお店がないので、
ここぞとばかりにヘイボーに食べさせたら、
ヘイボー
「あ、美味い!日本酒に合いそう!!」
合うんですよ、お兄さん。
~~~~~~
とりあえず一段落したので、
お会計をしてお店から出ました。
酒4杯、牛すじ煮込み2杯、梅水晶1鉢。
合計4000円はやっぱり高い気がするけど、
よく考えてみれば妥当かもしれない?
ヘイボー
「あのお兄さんにお礼を言おう!」
一品サービスしてもらって、
楽しませてもらったので、
お礼を言うのは筋である。
ぼくらは青年のところに行きました。
他のお客を案内中の彼と遭遇し、
とても満足だったことを伝えました。
これで案内中のお客も
期待を持てるに違いない。
梅水晶おすすめやで!!
さて、まだ飲み足りない。
そして、赤羽にはまだまだ
素晴らしい店があるはずだ!!
そう思う中、
べに
「さっきのおでん屋気になるよね。」
ヘイボー
「この際だから行ってみよう!!」
ぼくとヘイボーは、
とあるお店に向かって歩き出しました。
次回へ