煌めくネオンがぼくらを誘う
それは現代の桃源郷
太田 南一番街
風俗ストリート！！
この綺羅びやかなネオンの一つ一つが、
キャバクラでありおっぱいパブだったりします。
え、風俗は？
さすがに大通りに風俗なんて設立しないでしょ？
でもね、この猥雑さがいいんですよ。
ぼくはどうしても一度、夜のこの場所を見てみたかった。
会社の男女数人でたまたま太田に遊びに行った時、
ひと目見て探索を決意した太田のこの地。
まさか会社の女の子がいるのに
「風俗街歩きたい！」なんて言えないだろう。
しかし、今回は心強い味方がいる。
そんな彼とここを探索する日がついに来たのだ。
～～～～～～～
ヘイボー
「景気付けに一杯！」
おかしやさんに行った後、
ぼくらはホテルにチェックインをした。
恐ろしい気温を放つ昨今の日本列島。
特にジャパンスネークセンターでの
蒸し暑さと言ったらこの世のものではない、
あの世のものレベル。
ヘイボーではないですが、
ぼくだって汗まみれになりましたので、
お風呂に入って汗を流しました。
で、ヘイボーがぼくの部屋にやって来ました。
陶陶酒。 とうとうしゅと読むらしい。
これ、ジャパンスネークセンターで売ってました。
180円。
で、これがまむし酒だと言うのです。
実際はガチなまむし酒ではなく、
まむしと漢方薬が入っており、
何か甘い酒で割ってるんですかね。
想像してたのの23倍飲みやすかった。
ジャパンスネークセンターでまむしを食べ、
ここでまむし酒を仕込むヘイボー。
ヘイボー
「居酒屋はてなって場所でワニを食べる！」
マジこいつどんだけ仕込むのか。
それだけ今回の旅、探索に、
思いと憧れを抱いていたのでしょう。
そこまでゴードンがやる気なのであれば、
ぼくだって思う存分応援しなくてはならない。
ぼくらは宿を伊勢崎で取っていたが、
これから向かうは太田の地。
風俗ストリートを探索する前に、
いっぱい引っ掛けようや、ということで、
まずは太田へは行くのですが、
居酒屋はてな、ってところで、
珍料理を食べに行きます。
新伊勢崎駅へ向かいました。
駅前にセブンイレブンもある最強立地。
そこでウコンを買って飲み、酒の準備も完了。
新伊勢崎駅から太田駅までは310円です。
で、ぼくも310円の切符を買った
つもりだったんですが、
タッチパネルの認識のせいなのか、
ぼくが押した場所が悪かったのか、
べにさんは『足りない切符』を手に入れた
うおおおおい！どうすんだよ！！
払い戻ししてもらわなきゃああ！！
ってことで、駅員さんに聞いたら、
駅員さん
「降りたところで差額払ってもらえればいいですよ。」
なんだ、そんなんでいいのか。
ぼくらは安心して改札を通ったのですが、
プルルルルルル プシューー！！
どうやら駅員と話ししている間に、
太田行きの電車が発車したようです。
うおおおおお！！！
足りない切符買ったばっかりにいいいいい！！
幸か不幸か、20分に一本のペースで
電車が来るらしいのでおとなしく待つことにしました。
～～～～～～～
電車の中でも容赦なくオーパイパイ探しに
余念がないぼくらですが、
こうやってヘイボーと電車に乗るっていいですね。
大阪に行ったこと、東京で右往左往したこと、
韓国で手袋落とすとっつぁんと出会ったこと。
彼との旅の思い出がリフレインされます。
そしてやって来ました太田駅。
「おおたん」 待ち合わせの場所 と書いてあります。
どうやらいけふくろうを目指しているようですが、
ここで待ち合わせをしている人は誰一人居ませんでした。
日中ならいるんやろか？
ヘイボーがおおたんを撮影しました。
ヘイボー
「よし、これで太田駅に来たって言えるな！」
いやいや、あんた、多分こんなん霞むくらい
太田駅の現状を目の当たりにしにきたんでしょ。
どうせその写真見返さないだろ！
とりあえず一杯引っ掛けるために、
居酒屋はてなさんを目指します。
駅の南口から徒歩４分くらい？
割りと小洒落た佇まいの居酒屋がありました。
ヘイボー調べでは、このお店では
ワニやカンガルーの唐揚げを出すとのことで、
ゴードンへの滋養強壮のために
行きたいと思ったそうな。
カウンターに通され、まずは生ビール！
の前に、日本酒メニューがあったので
見てみると、
べに
「あ、飛露喜がある！！」
ヘイボー
「ホントだ！！」
はてなのマスター
「飛露喜知ってるなんて通ですね！」
みたいな会話からの、
生ビールとワニの唐揚げ。
噛み切り断面図。
すげー昔、ワニの唐揚げ食べた時、
チキンナゲットのような感覚があった。
魚と鶏の間の子みたいな。
味自体は蛋白でしたね。
ほんとにワニの肉なんかこれ。
前置きで大分尺を使ってしまったので、
メインの話にするために駆け足で。
シャレオツポテサラ！！
カラフルなマヨネーズ（体には悪そう）
食べてみると黒胡椒が聞いてて
かなり美味しいです。
舞茸のバター醤油焼き
これ最高に美味しい。
どこで食べても美味しいわ。
べに
「レモンサワーください。」
ヘイボー
「オレの知り合いにも頑なにレモンサワーしか
頼まない人いるんだけど何なの？」
ぼくは総合生協の人と飲みに行ったときに、
そちらのお偉いさんが頑なにレモンサワーしか
頼まない人でした。
で、その人が「ここのレモンサワーは美味い！」というので、
ぼくも折角だからと思って頼んでみたら、
まあ、美味しいですこと美味しいですこと！！
単純に
「料理を楽しむ上ではシンプルなお酒に落ち着く」
という現象なのかもしれませんが、
ここのレモンサワーは薄かった。
で、ぼくとヘイボーも地域限定の言葉に
クソみたいに弱いので、
『太田で作っているビール』という文句に、
速攻で注文するのでした。
飲んだ瞬間、フルーティーでした。
普通日本酒飲んで「フルーティー」という表現は
大いに間違っていると思います。
だって果汁０％やろ？
米と麹と水しか使ってないんだし。
「芳醇な甘さ」と表現するべき。
なのですが、このビールに関しては、
フルーティーと表現するしかない気がする。
きっと果汁0％だと思うのに。
しかし、
ヘイボー
「オレ、これお土産で買っていこう！」
と言わせるくらいですから、
かなり美味しいビールなんだと思います。
～～～～～～～～～
カウンターにはこの様に水槽が置いてあり、
癒やされながらお酒を楽しむことが出来ますが、
この水槽に奥にも水槽があり、
そこにはアワビとか食材が入ってました。
方や観賞用で優雅に泳ぐ魚達、
方や死刑宣告待ちの食材達。
少し複雑な気持ちになりました。
お会計を支払い、いよいよぼくらは太田の街へ！！
そして今エントリーメインのお話です。
ここ居酒屋はてなの手前には、
フィリピンパブがあり、分かりづらいと思いますが、
画像の真ん中に人が立っているのがわかりますか？
早速このフィリピーナに絡みに行きました。
しかし、盛大なトラップが仕掛けられていることを、
この頃のぼくらは知る由もなかった。
ヘイボー
「べに君！誰かいるよ！」
べに
「ホントだ！行ってみよう！」
写真のフィリピーナへ向かうぼくら。
何かおもしろエピソードになれば、と思うて
突き進むわけですが、
べに
「うわああああ！！！！」
ぼくはとんでもないものを見つけてしまった。
べに
「スナックバンバンだ！！！」
もう、ホントマジ、
それが何か？
ってレベルなのですが、
ヘイボー
「ホントだスゲーー！！」
とヘイボーもご執心。
思う存分スナックバンバンを写真撮っていたら、
フィリピーナがいなくなってた。
そしてスナックバンバンにも入らなかった。
今思えば入れば良かった。
～～～～～～～～～～
べに
「太田南一番街ってどこですか？」
ぼくらが勝手に風俗ストリートなどと呼んでいるだけで、
正式名称は「南一番街」と言うらしい。
居酒屋はてなから出発し、
スナックバンバンを経由しているため、
メイン通りからは大きく外れてしまっている。
それでいて地理に疎いので、
とりあえず絶対エロい店であろう、
マッサージの客引きに聞いてみた。
ノーパイパイでしたが、
親切に教えてもらったのでお礼を言いました。
どうやらホントに太田駅南口出たら
そのまま真っ直ぐが南一番街らしい。
ぼくらはいきなり横に逸れたので、
グルっと回っての参戦となった。
一本のメイン道路が通っていて、
その両サイドがこんな感じです。
普通の居酒屋さんの間にキャバとかおっパブがあるのではなく、
キャバとかおっパブの間に普通の居酒屋がある。
フィリピンパブのとこだけ拡大オーパイパイ。
好みのうるさいお客様にも対応するため、
ラインナップも幅広くご用意。
客引き
「お客さん、おっぱいいかがですか！？」
客引き
「どうもお兄さん、この後のご予定は？」
客引き
「キャバクラ、これからいかがですか？」
とんでもない客引きからの攻撃。
いつぞやで書いた気がしますが、
客引きは自分の縄張りを持っているらしく、
一定エリアまでは執拗についてくるけど、
縄張り外へ行くと来なくなる。
ただし、その瞬間別の客引きがまとわりついてくる！
まあ、これもこういう街ならではの光景だよね。
べに
「まだ続くの！？」
ぼくが驚く。
太田駅前の通りは道幅も広く、
歩道もかなり整備されているだけど、
ある程度進むと急に道幅も狭まり、
歩道も普通の町並みレベルになる。
それでもなお、
キャバやスナックみたいな
店が続くのだ。
流石にここまで来ると客引きの姿は
大分少なくなってきますけど。
べに
「ちょっとこっち行ってみない？」
何もメイン道路だけが全てではなかろう？
一本外れた裏通りにも
きっと何かあるはずだ！！
そして恐ろしくも、その予想は的中することとなる。
～～～～～～
客引きの声がけがうざいから、
ってのもあるのだけど、
やはり裏路地も探索しないとね。
で、一本外れたら外れたらで、
ポツポツと怪しい飲み屋を
確認することが出来た。
やっぱ裏路地にもあるんだね
その事実に納得し、
元のメイン道路に戻ろうとした時。
べに
（何かいる！）
ヘイボー
（あの人！？）
店の前でもなんでもなく、
本当に路地の隅っこで女性が立っていた。
４０半ばくらいだろうか。
小奇麗な格好をしているのが、
またその立っている場所にそぐわない。
とりあえずぼくらは身構えながら
その女性の前を通り過ぎようとしたら、
小奇麗女性
「オニイサン、ドウ？」
き、
きたあああああああ！！！！
立ちんぼ来たああああ！！！
はるか昔（半年ちょっと前）に、
ぼくとヘイボーは東京へ立ちんぼ探訪に行った。
新大久保と町田の立ちんぼだ。
実際に触れ合えはしたものの、
「立ちんぼ」という文化は、
東京にしかないものだと思っていた。
それがまさか、
群馬県は太田の地で
出会うことが出来るとは！！
ぼくが個人的に感動に
打ちひしがれていると、
ヘイボー
「暑くないの？」
何普通に会話してんの、
と思ったのですが、
小奇麗立ちんぼ
「アツイアツイ。アノ部屋で涼モウ！」
と、すぐ裏手の家の二階の部屋を指差した。
なーるほどね！
この立ちんぼ、ここで客を見つけたら、
そのまま一般住宅に紛れた
プレイルームでバンバンするっていう
商売方法なんだろうかね。
バンバン代以外かからないんだろうか？
それだけが疑問だ。
べに
「ちょっと街見て回るからさ。」
ヘイボー
「また何かあったらお願いします！」
と言って、ぼくらは立ちんぼと別れた。
摘発されると悪いので色々モザイクで。
さて、
なぜ、ホテルを伊勢崎で取ったのか。
わざわざ太田まで電車で来たのか。
風俗ストリートに来たのに風俗に行かないのか。
立ちんぼが居るというのに
立ちんぼとバンバンしないのか。
今回、太田伊勢崎に向けて調べたときに、
とある事柄が決定打となったからです。
現在、太田と伊勢崎で裏風俗を比べた場合、
太田駅前はキャバクラとおっぱいパブしかない。
ピンクサロンとかあるにはあるが数えるほど。
って言うか、そんな言うほど風俗ストリートじゃない。
そして本番バンバン出来る店は外国人しか居ない。
伊勢崎はとある通りに裏風俗があるが、
そこの女の子は日本人とのこと。
立ちんぼが居たのは大いなる誤算でしたが、
日本人とバンバン出来る裏風俗がある、
伊勢崎の方が判定勝ちしているのである。
外人立ちんぼなんて、
先日の町田のお話を考えればわかるように、
どうせ後から一万一万言われるんだから、
そんな恐ろしいシステムに突撃出来るわけなかろう。
そんなわけで、太田には居るものの、
ここでは風俗ストリートを
観光するためだけに訪れたのです。
～～～～～～
ああ、ここら辺外国人スナックなんだろうかなー。
西堀があんな体たらくだからなあ、
ここら辺入ったら面白いだろうな。
などと思いながら歩みを進めると、
二人目の立ちんぼ来たああああ！！
メガネかけて割と知的な感じ。
ぼくはそんな悪くないと思うんですが、
ヘイボー的にはかなりのおばさんだったらしい。
でもこの人はノリも良く、
後で再び出会ったときに手を振ってくれた。
こういう人だったら
バンバンしてもいいかなと思うよね。
ココらへんまで来ると流石に、
もう怪しいお店とかなくなりました。
歩いている人すらいないからな。
ここまで、ぼくとヘイボーは片側しか歩いてこなかった。
先述したとおり、
大通りの両サイドが色んな怪しい店があるため、
今度は戻りながら反対側の道を歩いた。
反対側を歩くとは言え、
裏路地の存在も忘れてはならない。
テナント募集の文字が寂しさを感じさせますが、
リフレッシュサロンとかもうエロい。
先は長いぜ。
こっち側の裏路地はあんまり
怪しい店ないのかな？
と思ったら、
マッサージ
ティムポ
タイム
不意を付いた店名に笑いを堪えきれなかった。
ＮＴＴ ドコモさん、彼を責めないでください。
美少女のイラストで桃色伝説とか、
もうエロい店でしかないですけど、ぼくは突撃しない。
伊勢崎の方に行くと決めているからだ。
ただ、ここで少しだけ、小競り合いが。
ヘイボー
「え？べに君時間ないけど？」
この時、２２時４０分でした。
太田→伊勢崎行きの
最終電車は、２３時０６分です。
あと３０分ありません。
ヘイボー
「ここでバンバンしてる時間ないよ？」
なくていいのです、
あと２０分くらいしたら終電に乗って伊勢崎に行き、
裏風俗に突撃してこの日は終了のスケジュール。
清々しいくらい完璧なプランだったのに、
ヘイボーは太田でバンバンするつもりだったらしい。
連絡ミスだったのか、
単純に勘違いしてるのか、
太田と伊勢崎で迷っているヘイボーに、
太田は外国人とバンバン
伊勢崎は日本人とバンバン
という重要なファクターをぼくは提示し、
自ら伊勢崎でバンバンを選んだヘイボー。
つまり最初から伊勢崎でバンバンの
スケジュールで彼も合意してるかと思ったのに、
まさかの意見の相違が出てしまいました。
おそらく立ちんぼとか、
太田のキャバとかのネオンが、
彼を狂わせてしまったのか？
ジャパンスネークセンターでの
まむしの蒲焼きや、
出掛けに飲んだ陶陶酒が
今ＭＡＸに効き始めて
ゴードンがついに暴れだしたか！？
とりあえず彼を説得し、
時間いっぱいまで太田を見て回ることにします。
楊貴妃の客引き立ちんぼ
どこぞのサービスサービス女性みたいに
ジョンとか触ってくれたら
入ったかも知れないのになあ。（多分スルー）
再び大通りを歩いていたら、
客引き
「お兄さん、今ならいい子いるよ！」
いつでもいい子いるくせに、
調子いいこと言って近づいてくる客引き。
どうやらフィリピンパブの客引きらしいのだが、
ヘイボーがその客引きに捕まると、
近くで待機していたフィリピーナさん達が
ぼく達を誘惑しに来たのだ。
なかなかセクシャルな格好をしておられます。
メインの行くか行かないかって話は
ヘイボーがしていたのですが、
残念ながらぼくらはあと１５分位で
終電に乗らないと家なき子になってしまう。
風俗ストリートチルドレンになってしまうのです。
なので時間がないことを伝え、
泣く泣くぼくらはお店を後にするのでした。
このおっぱいを自由にできたかと思うと、
非常に心苦しいです。
こりゃあ、今度太田メインで
探索に行くしかないね。
～～～～～～～
べに
「最後にモ～ミヤンだけ写真撮りたい。」
太田の駅前、南一番街風俗ストリートを歩いて、
かなりの発見、情報を得ることが出来ました。
ハッキリ言ってかなり楽しい街です。
立ちんぼの発見も素晴らしいし、
マッサージティムポタイムも斬新。
巨乳のフィリピーナ、
そして何より、
スナックバンバンの存在も忘れてはならない。
そんな中、どうしてもぼくが
写真に収めておきたいお店。
モ～ミヤン
お前、これはひどいだろう。
流石に悪意を感じますが、
きっとこの店のオーナーは大真面目に
この店名で決定したに違いない。
豊乳触感とか、
とてもそそられるキャッチフレーズ。
そんなわけで時間になりましたので
ぼくらは伊勢崎に戻りました。
次回は伊勢崎裏風俗に突撃です。
