多分今年最後のキャンプだと思います。
もう冬も目の前、流石に、
「キャンプは冬こそ本番だぜ!!」
というレベルまでぼくは至っておりませんので、
とりあえずここまでやれればいいかな?
とはいえ、テント買いましたけど、
一度もテント使ってないのは勿体なかったかも。
テントもそうですけど、
本当にこの一年、色んなキャンプ道具を買いました。
クロフネくんやオビワンくん、Bo-zさん、
ツイッターでは、
ファットボーイスギルさんや
ペロペロチーニMITさんのコメントで
たくさんの刺激を受けアウトドアを楽しむことが出来ました。
ここまでやれたのは本当に皆さんのおかげです。
ありがとうございました。
まだ本編始まってないですが、
今年のアウトドアを通じて、
ぼくのアウトドアについて少し語りますと、
きっかけはやっぱり
「かまいたちの無人島サバイバル」という
youtubeの動画でした。そして多分違法。
(実際はある番組の1コーナーなので正式名称は違います)
普段お笑い関連の動画見てるので、
候補で上がってきたのでしょう。
再生してみたら面白く、
何度も書いておりますように、
空き缶で揚げ物してた回がぼくにささり、
クロフネ君とバーベキューとかしているのもあり、
そこからアウトドア熱が加速していきました。
youtubeに関しては、また候補に
DJキャブヘイさんの動画が出てきて、
それを見てみたら色んなことを
やってみたいと思うようになりました。
また動画に関しては「ゆるキャン△」を
丁度見始めました。
これはWizさんの影響ですね。
こうやってキャンプとかアウトドアをやっていく内に、
ツイッターでもコメントを頂いて、
思い返すだけでも、多方面からの影響を受けてますね。
そんな中、アウトドアで
ぼくが一際拘るようになったのは
キャンプ料理でしょうか?
いえ、確かにぼくは普段料理しませんし、
実際作ってきたキャンプ料理達は、
美味しそうってよりかは、
「へー、何してんの?」みたいなレベルの
料理達だったと思います。
「不足に挑む」
こんな謎なコンセプトを掲げて、
空き缶料理に勤しんでおりました。
完全にこれはかまいたちの動画の影響ですね。
ですがこうやって道具も揃えていくと、
如何に不足に挑むことが愚かしいか
感じられることがあります。
今回のキャンプもそうでした。
そうした中、もう不足に挑むのはやめます。
これは食材に対する冒涜でしかありません。
世の中100円で十分な調理器具が買える時代です。
数百円で十分な装備が整う時代です。
今度、アウトドアをする時は、
普通に持ってる調理器具で美味しく作りたいと思います。
この様に、SOTOのガスバーナーやスキレットまで
揃ってしまったべにさんです。
ウィンナーもこんなに美味しそうに!
空き缶で焼かれたウィンナーとか可哀想過ぎる。
そんなこんなでぼくのアウトドアは第二章を迎えました(遅くね?)
皆さんのおかげで第二章を迎えました(ありがとうございます)
本エントリー最終話で新たなステージを語りたいと思います。
てなわけで、今回の本編をお読みください。
~~~~~~~~
後輩
「17日と18日、雪峰祭なんですよ。」
彼はキャンプが趣味の後輩で、
そんな彼がぼくのカレンダーに丸を付けてきた。
雪峰祭、というのは、
アウトドア好きならほとんどの人が知っているらしい。
Snow Peak、というアウトドア用品のメーカー。
新潟が本社なんでしょうかね?
年に2回、イベントを開催して、
用品のアウトレットやB級品抽選販売したり、
結構な賑わいを見せるようです。
正直、まだ当時のぼくは
「不足に挑む!」などと意味不明な供述をしており、
メーカー品の高級志向など不要!!と思ってました。
この日は例のバンガローキャンプ当日なのだけど、
どうせチェックインはお昼からなので、
折角教えてもらったし、
朝一番で雰囲気だけ見てこようかな、
そう思って会場に向かいました。
べに
「うっわ・・・!」
当日、スノーピークの会場は長蛇の列が。
雪峰祭はコロナ対策として、入場予約受付をし、
来場人数を調整していたようです。
それでもこの長蛇の列。
中には、隣がキャンプ場なのでキャンプがてら
雪峰祭に来場する人もいるようでした。
ぼくは丁度開場時に到着したので、
おとなしく列の後ろに並びました。
列が動き出しても尚も行列が。
ちなみにスノーピークに
クロフネくんやオビワンくんも誘いましたが、
どうも基本的に高いらしくNGされました。
・・・高いんか?
まだまだにわかなので、
どのメーカーがどの価格帯か、
みたいなのは全然知りませんでした。
ただ、多少高くても、
シェラカップくらいはブランド物持っておこう、
という気持ちではおりました。
後輩
「シェラカップ、秒っすよ!」
秒殺で売り切れ、らしいのですが、
並んでる最中にぼくは見た。
すでにあれだけの人間が中にいるのだ。
そりゃ秒ですわな。
とりあえずやっと入場できたのですが、
会場というか、売り場がジャンルによって分けられてて、
あろうことか、シェラカップが売っている場所を
最後に見てしまったので残念ながら
シェラカップ売り切れでした。
いいよ、きっと最初に行っても売り切れてたよ…。
パンフレットで見た雪峰祭限定商品の内、
ミニシェラカップはたくさんあったので買えました。
ステンレス製なのが残念ですが、
まあ限定商品なのでいいか…。
手に取るもの全てが1万円超えている!!
椅子小さいの欲しいなー
↓
15,000円
お、これ便利そうなアイテムだな!
↓
23,000円
テント?
↓
78,000円
うおおおおおおおおおおおおお!!!
もう、ちょっと道具足りないから、
スノーピークで買うわ、
みたいな軽い気持ちでは絶対買えない。
本気でアウトドアするからいいモノ買うわ!!
という生涯を誓う覚悟で買わないとだわ。
ただ、せっかく来たので、
何か買っていこうかな、と思い、
チタン製のクッカーセットが
ラスト1つだったので購入しました。
ポットとカップが重ね入れすることができ、
お値段7,920円でした。
お湯を沸かす道具がないなと
思いましたので買いました。
まあそれこそ空き缶に水入れて沸かせば、
350~500mlを計れる最強の湯沸かし器具に
なるんですけど、
先にも書きましたように、一つくらいはブランド物を
持っててもいいじゃないですか。
そんなわけで購入しました。
このあと衝撃の事実が。
たまたま会社の同僚も来てて、
彼は全然ぼくより詳しいので色々話を聞いていたら、
アウトレット品も売っている会場があるので
教えてもらいました。
そこで見たのですが、
写真の真ん中、
黒のメッシュがはみ出てオレンジの紐が出てる、
重なっている入れ物を見てほしいのですが、
ぼくが買ったクッカーが、
箱がないだけで20%オフになってました。
うおおおい!!知ってたらこっち買ってたわ!!
しかし事もあろうに、
その右上にぼくが買ったクッカーで、
全く同じものが箱付きで
20%オフでも10,560円で売ってました。
どういうこと?と思いましたが、
どうやら全く同じ商品でも、
東北の高校生富士登山?のコラボ?
だかなんだけでロゴが付いて、
たったそれだけでこのお値段でした。
そう考えると、ぼくが普通に新品で買ったのは
まあ悪くはないのかな?と思ったり。
しかしロゴ一つで金額跳ね上がるとか、
もう少しどうにかならんのか。
あ、その会社の同僚から、
シェラカップはキャンプ用品店で普通に売ってるよ、
と言われたので、最悪そこで買います。
まあもうクッカー買ったから十分だけど。
~~~~~~~~
一旦家に帰り、支度をして買い出しに。
そして本日のバンガローキャンプスタートです。
早速オビワン君が用意を始めます。
オビワン
「溶岩プレート買ったからこれ使おうぜ。」
前回、購入後1年使わなかった簡易バーベキューコンロを
持ち出したかと思えば、今回は溶岩プレートが登場。
オビワン
「炭の処理が面倒でさ…。」
それは確かにぼくとクロフネ君とのBBQでも
永遠の課題ではありました。
彼は溶岩プレートという形で解決しました。
まあぼくもスキレット買ったしな。
オビワン
「まさか炭火の魔力が、とか言わないよな?」
美味しんぼで鰻の回が序盤にあり、
その回のタイトルが炭火の魔力です。
べに
「いや、これはこれでいいと思うよ。」
正直炭火で焼くと美味しいのは十分知ってますが、
そして今回はガスで焼くわけですが、
溶岩プレートやスキレットという調理器具で、
また違った仕上がりになるのでいいじゃないですか。
何より、炭の処理しなくていいしね。
早速焼き肉!!
牛タンタタンタンタタンターン!!
牛タンにも黒瀬スパイス+ねりからしのコンボ。
もうぼくの中ではこれは外せない。
べに
「雄山先生、お試しください!」
オビワン
「おのれ、この雄山を試そうというのか!」
毎度繰り広げられる美味しんぼネタ。
オビワン
「…良三が戻ったな?」
うるせぇよ、だまって食え。
オビワン君はウィンナー大好きらしくて焼き始めました。
そしてなぜかシメジまで焼いてます。
ウィンナーも美味しいのですが、
焼きシメジもまたいいですね。
焼きシメジはバター醤油で食べました。
ああ、次は舞茸をバター醤油で食べたい。
こうやって溶岩プレートで焼いて食べてましたが、
全然、こうやって食べる分には何の問題もありません。
まあ、炭で食べたほうが美味しいかも?
というのは錯覚かもしれませんが、
溶岩プレートでも全然美味しく食べられました。
炭は炭で、燃え尽きたら足したり、
風を送って燃焼させないとなのですが、
溶岩プレートは
溶岩プレートで一つ弱点がありました。
肉の油の行き場がない。
いえ、ぼくも溶岩プレートでやると聞いたときから、
肉の油ってどうなるんだろう?って思ってました。
しばらく焼いていると
オビワン
「やっぱ出てきたなー。」
と言って、キッチンペーパーで、
溶岩プレートに浮いている油を拭きだしました。
溶岩プレートの端を見てみると、
乾いてる部分と湿ってる部分に分かれてて、
どうやら少しは溶岩プレートが吸収するそうですが、
割と吸収のキャパシティは少ないらしく、
油が染み出してくるそうです。
なのでこうやって適度に拭かないとみたいですね。
オビワン君のはアマゾンの中小企業応援セールで買った
1600円の溶岩プレートなのでそうなのであって、
もし2万円くらいの溶岩プレートがあったら
そこら辺対策されてるんでしょうかね?
とはいえ、今回は二人ですし、
少しの肉を焼くだけなので、
全然この溶岩プレートで満足できる焼き肉でした。
~~~~~~~~~~
べに
「よし、ローピン作ろうぜ!!」
焼き肉も終わって一息ついた頃、
ぼくが言い出した。
ローピンは前回参照でオビワン君が
やりたいと言っていた料理ですが、
今回はひき肉を入れてのリベンジです。
オビワン
「俺ローピンの回見てきたからな、作り方は勉強してきた!」
と言うのですが、
べに
「最初生地に塩振るらしいぞ。」
と言うと、
オビワン
「え?マジで?気付かんかった!!」
とか言ってました。
なので最初に生地に塩を振ります。
生地は前回同様春巻きの皮。
…思えば、生地に春巻の皮を使ってる時点で
もうローピンではないのかも知れない。
でごま油を垂らします。
オビワン
「山岡もネギは多いほど美味いって言ってるしな。」
思えば具はネギしかないのだから
当たり前の話なのですが、
今回は違う!!
ひき肉を入れるのだ!!
牛と豚の合い挽き肉を用意しました。
どこかの知識で、合い挽きの方が
肉汁が出てジューシーになるらしい。
そこに、塩コショウと黒瀬スパイスで下味をつけて、
ねるねるねるねはうひゃひゃひゃひゃをしました。
で、小ぶりのサイズにして
ローピンに投入しました。
春巻の皮もそうなのですが、
ひき肉を入れた時点でもうローピンではない気がした。
巻いていきます。
で、前回と同じ壁にぶち当たるのですが、
ひき肉が中に入っている分、
全然丸まらない。
オビワン君も自分で作っといて、
この完成品をみて一言。
オビワン
「失敗だな。」
とか言ってますしね。
今度はぼくが作る番。
このあと、ネギとひき肉で手がベチョベチョになり、
写真撮れなかったです。
~~~~~~
オビワン
「ネギがなくなった。」
もう完全なる配分ミスで、
そりゃ「ネギは多いほど美味い」とか言って
ドカドカ使ってればなくなるわな!!
残った皮とひき肉を使い、
ワンタンを作り始めるオビワンくん。
これをワンタンと言っていいのかわかりませんが、
原材料だけはワンタンと一緒なのでまあ似たようなものでしょう。
材料は一通り消化しきったので、
早速ローピンを焼いていきましょう。
安心と信頼のごま油をホットサンドメーカーに塗って、
焼くべし!!!
前回は火力が強すぎてオーバーキルしてしまい、
ローピン作ってたはずなのに
暗黒物質(レア度☆)を精製してしまいました。
その経験を活かし、今回は弱火でじっくり焼きました。
で、その結果
餃子が完成しました
(レア度☆☆☆)
べに&オビワン
「・・・・・・。」
とりあえず割ってみました。
べに&オビワン
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
ガチで沈黙が続きました。
で、食べてみました。
オビワン
「・・・・・・・これさ・・・。」
べに
「待って、多分考えてること一緒だわ。」
べに&オビワン
「餃子だよな。」
それ以上でもそれ以下でもない。
見た目から食感まで餃子だった。
さて、余ったローピンの材料で
ワンタン?を作ったオビワンくんですが、
キムチチキンラーメンをまた彼が作ってくれたので、
そこへ投入されました。
2つ目のローピンも焼き上がり、
一応中華セットみたいになりました。
あ、なかなかいいですねコレ。
焼き上がったばかりの餃子も、
からし醤油で食べながらキムチラーメンを食べます。
マジモンの中華セットやんけ。
なお、オビワン君が作ったワンタンですが、
一撃で皮と中の肉が分離してしまい、
べに
「おい、肉の塊が出てきたぞ。」
みたいな状態になりました。
オビワン
「肉な、やっぱ下味が大事だな。」
と、肉の味に絶賛でした。
こうして食べ終わったあとの二人の感想ですが、
今回作ったローピンは棒餃子。
棒状に作ったけど
わざわざ丸めて焼いた棒餃子
こんな結論となりました。
次回ローピンをまた作るかは謎ですが、
次はもうローピンの原型を留めてなさそうだ。
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時間は夕方17時になったでしょうか。
辺りも薄暗くなってきました。
べに
「ランタン点けるかー。」
と思って上を見たら、
このヒモ付きっぱなしだった。
このヒモは前回、オビワンとクロフネと三人で
ここでバーベキューした時、
ランタン吊るす用にぼくが結んどいたヒモでした。
バンガローの管理人、気付かんかったんか。
まあこうやってまた吊るすことが出来るからいいか。
夕焼けエモし
オビワン君が片付けをはじめました。
溶岩プレートの焼き肉も良かったですし、
ローピンも新しい発見ができて良かったです。
荷物運びに山を下るオビワン君。
彼が帰ったあと、
ぼくは一人で今日のメインに取り掛かることになる。
と言っても、次回のお話は
もう一つのリベンジに挑みます。