RPG:ロールプレイングゲーム
ゲームのジャンルに於いては
もっともポピュラーなものであり、
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどの
RPGは数多く発売されました。
世界を自らの足で歩き、未知の領域を踏破する。
そんな大冒険をぼくらは楽しんだ。
とあるゲームのお話。
マップがエリア毎に分かれていた。
初めて入るそのエリアの地図はない。
自分が進むと、そのエリアの地図が記録されていく。
オートマッピングと言うのだろうか?そんなシステム。
そのエリアを文字通り隅々まで歩き渡り、
どんどん地図が記録されていく。
そのエリアに踏破率が設定されており、
ある程度埋まるとアイテムが貰え、
マップコンプリートするとレアアイテムが貰える。
そんなシステムがあった。
ゲーム上、
そうすることでプレイヤー側が有利になるし、
こちとら椅子に座って指動かすだけだから、
貰えるものがレアアイテムと来れば、
そりゃやった方が良いに決まっている。
さて、そんなマップコンプリート、
リアルでやろうってんなら、
そりゃ修行ですよ、修行。
あ、でも今回のお話の比叡山延暦寺は
お寺だからね、丁度いいね!
そんな、苦行したお話。
~~~
べに
「今日…保つんか…。」
前回の最後に書きました。
ぼくは2時間しか寝られなかった。
酒の力を持ってしてもだ!
出掛けに飲んだリポDが効いてるのか、
休憩のサービスエリアで飲んだ
コーヒーのカフェイン成分が生きて腸まで届いてるのか、
単純に長距離旅行のテンションで
興奮状態なのかわかりませんが、
午前4時、朝日が昇りかける瞬間まで寝れなかった。
最終的には寝たんですが、
アラームに起こされたので、
全然寝足りない。クソ眠い。
しかしここで二度寝するわけには行かず、
何なら二度寝した瞬間MISSIONクリアならず。
約束があるので支度をします!
そう、MISSIONがあるのだ!!
お寺の住職の娘さんに忘れ物と
お届け物をすること!
準備完了して約束の地へ車を走らせます。
やけに人が多いな、と思いましたが、
考えてみれば月曜日で普通に出勤時間じゃん。
車を走らせて数分、
京都の街中に入りました。
途中、街中の川沿いを走ったのですが、
垣根の向こう側が川で、対岸がなんかこう、
古い長屋?が立ち並んでる感じがして、
結構いとをかししました。
なんか好きかも、こういう雰囲気。
街中は、やっぱり新潟なんぞと比べて暖かいですね。
「薄着の女性がタイトスカート履いてて、
あの下絶対パンツだろって思った」
という謎のメモが残ってたんですが、
今見ると何言ってんだコイツ、
スカートの下は普通パンツだろ。
そんなわけで、約束の地に着いて、
住職の娘さんと待ち合わせしました。
お届けもの渡してMISSION COMPLETE!
しばらくお話して、
お互いこの後のスケジュールがあるので、
お別れしました。
いや実際は少しお話した内容が面白かったのですが、
ここは掘り下げるところではないので、
今回のメインタイトルへ向かいます。
そう、比叡山 延暦寺だ!!!
~~~~~
今、このブログを作ってるときに知ったのですが、
延暦寺とは「延暦寺」という寺が
あるわけではないそうです。
この比叡山内に点在する建造物を
「延暦寺」と総称しているそうです。
そんなことは当時のぼくは露知らず。
約束の地から少し戻って比叡山へ向かいました。
でも比叡山に着いたらもっと露知らないことがあって、
べに
「はあ!!?金取んの!!?」
いやいや、ちょっと待って下さい。
違うんすよ。
拝観料取られることに文句言うてるんじゃないんすよ。
もっと別次元の方法で課金が必要でした。
どうやら延暦寺に行くには、峠入り口の
比叡山ドライブウェイ料金所を通過する必要があり、
さらに露知らないことに、
行く場所に応じて料金が加算されるシステムでした。
今も言いましたが、そんなこと露知らないので、
数時間後のぼくは
べに
「はあ!!?マジかよ!!」
と言うことになる。
まあでも仕方ありません。
折角、何か知らないけど行きたいと思っていた
比叡山に来れたので、思う存分楽しむことにしました。
山道登ってしばらくして、
展望台が合ったのでちょっと停まってみました。
べに
「ああ、すごいかも!」
比叡山から琵琶湖を見下ろす景色。
どこぞでも書きましたが、
ぼくはあんまり風景に感動はしないのですが、
何でしょうね、何かがぼくの心を揺さぶり、
写真撮影までしてしまいました。
で、車を進めて駐車場が見えました。
何年か越しの悲願(なのか?)、
ついに比叡山 延暦寺に到着しました!
うおお、なんかもうこの時点で神々しいぜ。
中央でチケットが売られており、拝観料が1000円でした。
それとは別に、宝物殿単体の入場料が500円でした。
そしてなんと!
今なら!
その2つが同時購入で1500円!!
値引き率 驚異の0%!!
ホームページの参拝料見ても、
無慈悲に「セット料金はなし」と
書かれておりますからね、しょうがないね。
お寺なのに無慈悲、禅問答。
でも、よくよく考えたら、行きたいと思っていた場所だし、
何だかんだでパワースポットだし、
そう考えたら1000円の入場料が安く思えてきた!!
いや決して比叡山ドライブウェイの通行料を
忘れたわけではないけどな。(重課金)
それと、折角だから今回、
思い切って宝物殿の入場料もう購入しました。
よーし、とことん楽しむぞ、比叡山!!
~~~~~
チケットを見せて中に入りました。
入ってすぐ、眼前に広がるのが、
今回のワールドマップ
ぼくが今いるエリアが、左側の「東塔エリア」という場所。
延暦寺発症の地とのことで、
重要な建造物が集まるエリアだそうです。
メインエリアってわけですね。
よく見ると「西塔エリア」と「横川エリア」ってのも見えますね。
まあきっとそこへ入るのにも別料金なんでしょう。
とりあえずメインである「東塔エリア」を思う存分回ろう!
この比叡山 延暦寺の保護と言うか保全と言うかで、
寄付をした方々の名前なのでしょうか?
今でいうとクラウドファンディングっすか!
大講堂 という建物です。
さて、ここから本格的に比叡山 延暦寺の画像が、
写真回の名に漏れず列挙されていくわけですが、
ただ、撮影されたものが乱雑に掲載され、
乱雑なコメントが付与されるだけです。
自分で言うのもアレですが、
比叡山 延暦寺、いくつもの重要文化財が建ち並ぶ、
国宝レベルな建物群ですよ、
ふわっと「行かなかったなー、行きたいなー」な
ぼくなんかが解説できるわけもなく。
ホントマジ申し訳ないのですが、
詳細はホームページをご確認ください。
人によっては不快に思われるかもしれませんが、
とりあえず思うがままに綴ってみますので、
お付き合いいただけたらと思います。
ホントマジ、ぼくは何でここに来たかったんだろうな。
大黒堂!
撮っただけで、あんまり中まで見ていないっす。
多分ココは延暦寺会館。
延暦寺内にある、宿泊施設ですかね。
多分とても豪華で色々行き届いている
宿泊施設なのでしょうけど、
こう、俗世間ネタを書いてるぼくには、
宿泊するだけで修行かもしれない。
我が道を行く ぼくのことかな
これはどこやろうか?
でも立入禁止だったので踏みとどまりました。
この超角度階段
文殊楼
HPによると一回燃えたそうです。
燃えてばっかりな文明。
左側が大黒堂っすね。少し開けた場所。
その右側に萬拝堂という場所があります。
大黒堂は「堂黒大←」なのに
萬拝堂は「→萬拝堂」なんすねぇ。
萬拝堂は中が
この様になっており、
千手千眼観世音菩薩様を中心に、珠が張り巡らされてます。
真ん中の大きな珠に触れたあと、
時計回りに珠を触れながら一周するお参り作法でした。
へえ、面白い!! なのでやりました。
こういうお参り方法好きです。
言い方悪すぎて罰当たりですが、
アトラクションみたいな感じじゃないですか。
こういうの大好きだからね、やるよ、ぼくは!!
~~~~~
根本中堂!
この先、延暦寺の総本堂らしいです。
つまり、メイン中のメインの建物ですね!!
にしては、割りと近代的な建物だと思いました?よね?
うん、
大改修工事中!でした!!
↑リンク貼りました、良かったら観てください。
特に屋根とか結構アレだったらしく、
10年計画の大改修だそうです。
壁面にはこんな為になる看板が。
この看板、なかなか興味深くて、
この様に、各所に彫刻があるのだそうです。
神社仏閣の建物は彫刻パネェですからね。
時間があればゆっくりと彫刻を見てみたいものです。
これらの看板について、
観光案内役のお坊さんが、
ツアー客に説明しておりました。
ホントマジ、不徳の致すところなのですが、
ツアー客+1に成り済まして説明聞いてました。
聞いてましたが、こう言うのって、
ある程度興味と言うか、予習と言うか、
予備知識や私見を持って聞くと面白いと思うんです。
ぼくみたいに、
「あー、比叡山行きたかったんだ。」
とふと思うようなぼくが聞いた所で、
マジで馬の耳に念仏ですわ。
いえ、ぼくの様な理由で行くこと自体は、
お寺側としても仏様側としても
ウェルカムだと思うんですけど、
肝心のぼく側がふわっとした理由で来ても、
ただの観光で終わってしまう。
教養として何か身に付けるべきかもしれない。
そんなわけで、ツアー客-1となり、
フリーウェイに根本中堂に入りました。
中に入って少し進むと、
そこは暗がりで、仏像が安置されている場所でした。
そこは写真撮影禁止だったので何も写真がありませんが、
総本堂だけあって、荘厳な雰囲気でした。
確か、なんか火を模した何か?三体の仏像?
みたいな説明を、中のお坊さんがしてました。
もう何も覚えてねぇ!!
お坊さんが中で説明している最中は、
色んな参拝客がその本堂の中を観て、
ふわっとしたぼくが付け入る隙きがなかったですが、
説明が終わりみんな捌けると、
全然人がいなくなりました。
せっかく来たので、ゆっくりとお参りしました。
大改修中でもお参りはできる根本中堂、
大改修中の様子も生で観ることが出来ました。
めっちゃ屋根改修してました。
そもそも、改修するために根本中堂を覆うほどの
建物をこうやって建ててるわけですからね。
本気の大改修。
10年計画とは言え、この瞬間に来られることは
またラッキーだったのかもしれない。
こうやって動画も流れておりました。
確かにね、家でYOUTUBE観るとき絶対流れませんからね。
写真にもありますが、
緻密な木組みはホントに凄いと思います。
~~~~
入り口で比叡山延暦寺のMAPを渡されて、
それを見た感じ、やはり先程の根本中堂がメイン仏閣。
ここへ来た意味は達成と言うか、
成就されたと思います。
ですが、折角来たんですよ。
最初にも書きましたが、
重要文化財が建ち並ぶ比叡山延暦寺。
メイン仏閣を観ただけで終わりなんて、
何かもったいないですよね。
隊長しかわからないと思いますが、
レア調査宙域でターゲットポイントだけ目指して
宙域変更するようなものだ!!
入り口で賜った地図には、
色んな建物や地蔵様の位置も記されておりました。
うん、折角だ!!
これらも全部見て回ろう!!
こうして、ぼくの比叡山延暦寺、
マップコンプリートの旅が始まりました。
メインである東塔エリアのMAPです。
すでにいくつか写真掲載済みですが、
せめてこれらの建物は全部見るぞー!!
しかし、さすがは重要文化財の宝庫ですよ。
建物だけじゃない、この様に仏像スポットもいくつかあります。
MAPには載ってませんが、
ちゃんと見ていくようにしましょう。
鐘楼
お賽銭を入れて鳴らすそうです。
前後しますが、ぼくは毎年、除夜の鐘を鳴らしているので、
鐘突の作法は心得ております。
最初に見たときは大行列が出来てましたが、
一通り見終わったあと再度訪れたらガラ空きでした。
なので打ちました。
動画も撮りましたが、何か虚しかった…。
一緒に鐘を突くオーパイパイ募集!
比叡山延暦寺の所々に、
リアル妖怪ウォッチみたいな立て看板が
いくつかありまして、バリエーションも豊富でした。
何かイベントやってたんですかね。
超究武神階段。
法華総特院東塔、つまりこれが東塔エリアの由縁たる建物!
いくら不教養なぼくでも、
やっぱこういう建物は荘厳さを感じますし、
いつまでも残っててほしいです。燃えずに。
RYW
リアル 妖怪 ウォッチ!
ウォッチいらなくね?
ってなわけで、東塔エリアは、
一箇所以外全部見て回ることができました。
残り一箇所!!
宝物殿!!(入館500円)
何気に神社仏閣の宝物殿入るの初めてな気がする。
うーん、彌彦神社の宝物殿すら入ってないと思う。
今回何で入ろうかと思ったかというと、
折角だからです。
宝物殿は写真撮影禁止なので、
文字でお伝えですが、
比叡山縁の仏像や、掛け軸など、
本当に唯一無二、絶対消失してはアカンもの、
正しく宝物が展示されておりました。
当時のメモに寄ると、
掛け軸に書かれた、
慈覚大師の俳句が丸文字だった
という「もっと他に言うこと有るだろ」と
自分でもツッコむことをぼくは思ってたらしい。
それと、不動明王の仏像が何点も、
それこそ小さなものから大きなものまで、
沢山展示されておりました。
そのすべての不動明王の目の向きと言うか、
両目の視線がズレていた?のが印象に残りました。
人々の悪行を見逃さないような感じなのかな?
と思いましたが、軽く調べてみると、
やはり視線が左右の目でズレているのは正しいそうです。
大変失礼ながら、愚地独歩の散眼が思い浮かんだ。
今回のエントリーで、ぼくは幾度となく
仏様を蔑む表現をしてしまっています。
もちろんご利益にあやかるつもりで
参拝に行ったのですが、
こんなんじゃ罰しか当たらんよね…。
~~~~~
ガッツリ一時間くらい宝物殿にいただろうか?
3フロア構造で、展示物沢山あったし、
順路的におじいちゃんが中々先に行かずに、
みたいものが見れなかったりで
だいぶ時間が経ってしまった。
MAPを見て、東塔エリアは制覇したなー、
と感慨深く思って、ふと入場チケットを見たら、
べに
「!??」
ぼくはチケットを持って、
入場口に行き、訪ねた。
べに
「え、これで西塔と横川エリアに入れるんですか?」
入場スタッフ
「はい、大丈夫ですよー。」
何と言うことだ!!
いや…何と言うことだ!!!
ぼくのマップコンプリートの旅は終わらない!!
行こうじゃないか、次のエリアに!!!
そんなわけで、次回、西塔エリアコンプリートの旅。