べにです。最終回です。
と思いましたが、使用予定の写真枚数が
結構ありましたのでやっぱりあと一回続きます。
では張り切ってお話を書いていきます。
前回、樹光庵という蕎麦屋・・・?で
とっつぁんと語らい、おまけしてもらい、
美味しいそばをいただきました。
その樹光庵は、昇仙峡へと向かう道の
入り口ら辺にあるんです。
樹光庵のとっつぁんに別れを告げて、
昇仙峡に向かって歩きます。
途中、やはりパワーストーンが有名なのか、
何件もパワーストーンが売られているお店がありました。
何か樹光庵の隣のパワーストーン屋さんは、
すごいよっぼよぼのばあちゃんが店番してました。
おい、このばあちゃん布団で休ませてあげろよ。
老人虐待だぞ・・・。
そう思いながら通り過ぎようとしたら、
ばあちゃん
「兄さん、買ってって・・・。」
流石に全生命力を振り絞って商売してるばあちゃんを
無視するわけにはいかないので
商品ラインナップを見て行きました。
するとばあちゃん、とんでもないことを言うんです。
ばあちゃん
「今なら全部半額だよ。」
その半額セール、
毎日してんだろ?
確かに半額になると思うなら、とてもお値打ちです。
ブレスレット1500円が750円か・・・。
でも私はアクセサリを付ける習慣がありませんし、
何よりとっつぁんから愛情込めてもらった
ヒスイのパワーストーンがありますので、
ここで欲張って他のパワーストーンを
手に入れるのもどうかと思うんですよ。
そもそも、汚い金を使って手に入れた
パワーストーンに何の価値があろうか!?
いやまあ正真正銘私が汗水鼻水垂らして
稼いだお金なので汚いもクソもないんですけど、
別に買わなくてもよかったので店から出ました。
ごめんな、ばあちゃん。
昇仙峡までの風景1
昇仙峡までの風景2
昇仙峡までの風景3
角ばった岩々、碧に透き通る水。
綺麗な場所じゃないですか。
風も涼やかで気持ちいいです。
昇仙峡自体パワースポットらしいのですが、
パワースポットの中でも、
さらにパワーポイントな場所がありまして、
こちらのトンネルがそのようです。
何でも、
これトンネルの一部なんですが、
このように微妙に離れておりまして、
それがパワーを生み出しているようです!
へえ!すごいね!
で、何のパワーなの?
~~~~
樹光庵から20分ぐらいでしょうか。
結構な自然に挟まれ、
道はもうちょっと続きます。
何か切り立った岩の直ぐ横を歩いてるんですが、
キラキラしたものが目に付くんですよ。
その岩のくぼみというくぼみに、
そのキラキラとしたものが挟まっているようです。
写真見づらいですけどわかりますかね?
円形の白っぽいものが色々挟まってますよね?
これ全部1円玉なんです
最初は何事かと思いましたけど、
ここでは1円玉を岩の隙間に埋め込むのが
最新の流行なんじゃないかと思いましたので、
ブームに乗って私も1円玉を差し込みました。
よし、これできっといい事が起きるはず!
そこからもうちょっとだけ歩きますと、
ここが昇仙峡のメイン、滝です。
大体滝に来ると「マイナスイオンが~」と言う人がいますが、
何かそもそもマイナスイオンって物質はないみたいですよ。
ああ、まあないというよりも、存在が不安定らしいです。
でもまあマイナスイオン関係なしに、
こういうところで深呼吸すると何か清々しいですね!
さて、別段やることないので数分ボーっとして帰ります。
この滝のところに行く途中の、
車で来れる限界の場所に休憩所があります。
休憩所の一角。
「ほうとう」って書かれた看板の下に、
水が出てるの分かりますか?
行きには気付かなかったですが、
こうして気付いたのできっと湧き水だろうとお見受けし、
早速飲んでみました。
おばちゃん
「兄ちゃん、そんな水飲まないでよ!」
え、これ汚水なの!?
べに
「飲めないんですか?これ。」
おばちゃん
「あんまりオススメしない。お腹壊したら困るからさ。」
おい、だったら最初から側溝に流すようにしろよ。
一旦甕に注がれてるからいけるかと思ったじゃねぇか。
おばちゃんから、
飲むならこっちのお水にして!
と言われたのでいただくことに。
正真正銘湧き水なようです。やったね!
お水いただきながら、ちょっと休憩することに
木陰になってて素敵な場所です。
昨日の甲府鳥もつ煮が美味しかったので、
ここでもそれが食べられるらしく、
最後の思い出に食べていこうと思いました。
べに
「甲府鳥もつ煮ください。」
そう言った後に、サービスしてもらおうと思って、
べに おばちゃん
「おまk「あいよー!」
おまけって言おうとしたら
おばちゃんの掛け声とかぶってしまいった・・・。
で、しばらくしたら運ばれてきたんですけど、
甲府鳥もつ煮。 500円。
・・・これ、おまけされてないよね(´・ω・`)
まあここまで来ておまけをねだる方が厚かましいんですけど、
とりあえずいただきましょうか!
って食べてみたら、
べに
「・・・まっず・・・。」
ごめん、あんまりこんなこと言いたくないんですけど、
まずかった。
肉が固い、ネギが青臭い、タレの水あめが固まってる
しかもきんかん入ってないし。
飲み屋の鳥もつ煮の方が
酒に合うようになってるのかね。
また一つ、世間の厳しさを勉強しました。
~~~~
コップに水を汲んで、飲みながら車へ移動。
帰り道、ギャルとすれ違ったり、
例の半額セールのおばあちゃんが
「おかえり」って言ってくれたり、
また樹光庵のとっつぁんと話したりで、
何だかんだで充実した昇仙峡。
これはこれで大満足だったんですが、
昇仙峡の魅力はこんなもんではありませんでした。
と言ったところで今回はこれにて。
もうちょっとだけ続くんじゃよ。
次回こそ最終回です。