ヘイボー君と福島・栃木旅行 ＩＮＤＥＸ
出発 坂下ドライブイン 喜多方ラーメンバーガー 喜多方の街並み きらくや 郡山駅 白河の関 ポテトまんじゅう みちのく・ペニーレイン
＝＝＝＝＝
はあ。
実は那須高原ってのは、
私にとってもヘイボー君にとっても、
色々思い出させる場所でして、
じゃあ何でそこにいるのさって話なんですけど、
微妙にテンション下がってました。
次に向かった南ヶ丘牧場はその最たる所です。
でもま、きっとここも楽しめるよ！
ああ、牧場行けばソフトクリームがあるから、
とか思うでしょ！？
違いますよ！
思えば、さっきのみちのくで買ったお土産だけだと、
何か色々役不足な気もするしね！
ここなら乳加工品とかで
色々お土産も揃うでしょ！
それにこの二人ならきっと何か起こると思うし！
何より、ソフトクリーム食べられるからね！
～～～～
※このお話の写真は、私が色補正を適当にしすぎたので
色合いが非常におかしくなっております。
元画像から加工やり直せばよかったんでしょうけど、
まあ、その、めんどいので我慢してください。
南ヶ丘牧場、駐車場から入り口へ望む。
ここは入ってすぐにお土産屋や、加工場、
食堂とかが立ち並びまして、
奥の方に動物と戯れコーナーがございます。
食べるのは後！ということで、
最初は真ん中にある池に向かいました。
そして、１００円払って魚のエサを買います。
ヘイボー君
「そーれ！」
バシャバシャバシャ・・・
荒ぶる魚達。何の写真かまったくわからん。
たくさん撒いたのに、一瞬で食い尽くされてしまいました。
私も買って面白がって投げてましたが、すぐに飽きました。
ふと看板を見ると、『チョウザメの池』って書いてありました。
・・・・チョウザメ？ え、キャビアの？
鯉しか見えねーんだけど、とか思ってよく見たら！
おわかりいただけただろうか？
何がすごいって、鯉と同じ次元に同棲できてるってのがすごい。
普通に感動した。
チョウザメ、結構居ましたよ。 ５匹くらい？
チョウザメって水底を泳いでるみたいで、
私とヘイボー君はなんとかチョウザメにエサを食べてもらおうと
ムキになってエサを撒きましたが、
ありがたい事に上層に居る鯉共が全てブロックしやがりました。
無駄な努力と悟った私達は、
残りのエサを全てぶちまけ、
さらに奥のほうへ歩きました。
そこは触れ合いコーナー。
大きい柵の中に入り、中に居る動物達と戯れるのです。
動物達とは、羊、ヤギ、牛、豚ですかね。
か、家畜小屋・・・？
入り口にエサが売ってます。
・・・さっきの魚のエサとかわんなくね・・・？
実際はちょっと大きいのが入ってましたけど。
まずは挨拶代わりにニワトリ！
うこっけい！
金網にピントが合ってしまう切ない写真。
エリアに入るなり、動物達が寄ってきます。
やっぱりヤツらわかるんですね。
「どうせオレ達に食わすために来たんだから早くよこせ！」
と言わんばかりに群がる家畜共。
で、驚きの瞬間を見事に写真に収めることに成功したのですが、
手前のカプセルに人工飼料が詰め込まれています。
ジャージー牛ですかね、何とか食べようと必死です。
牛タン食べたい。
さて、この柵なんですけど、
何も柵の外からエサをあげるのではなくて、
柵の中に入り、実際に動物達と触れ合いながら
エサをあげたりすることが出来るんです。
エサを持ってるばかりにヤギに追いかけられるヘイボー君。
私もエサは持ってるんですが、
隠しているので動物達は全く寄ってきません。
その代わり、カプセルを手に持って歩こうものなら、
瞬時にして周りの動物達がやってくるのです。
ヘイボー君は絶えず片手にカプセルを持っていたので、
絶えず動物達に追い掛け回されていました。
視覚だ！やつらは嗅覚に頼ってない！
さて、まあ私もエサを放出せねばと思いまして、
カプセルを片手に持った瞬間、
近くに居たヤギが争いを始めました。
激しく頭突きを繰り返しております。
お前ら、それ角が生えてからやることじゃねえの？
ホントに激しい頭突きでして、思わず、
やめてっ、あたしが持ってるエサのために争わないでっ！
って考えてしまいました。
あ、別にこいつらにエサはあげませんでしたけどね。
～～～～
パラパラ、ポイポイ、餌付けしています。
たまにどーも、ズボンが引っ張られるなーと思いきや、
何食ってんだよ！
このちっこいのがずっとズボンを咥えて引っ張るんです。
まあ、言うなれば可愛いじゃないですか。
でも違うんです、ちょっと不安でした。
やつら、ちょっとでもヒラヒラするものがあれば、
それにかじり付くんですよね。
事実、私のＴシャツなんてヤギに食われて
穴空きましたからね。どうすんだよ。
他の客で女の子がスカート穿いてたんですけど、
スカートもヤギに食われてましたからね。
そこはグッジョブ！もう一頑張り！
まあ実際は食われるとか言っても
食いちぎられるとかじゃなくて、
べっちょべちょのよだれまみれにされるだけです。
十分衣服どころか、精神にもダメージ受けますけどね。
ただ、Ｔシャツに穴が開いたのはマジ。
くそっ、そこにいる羊の毛で繕ってやろうか！
とか思うんですけど、
その羊がですね、
もうメッチャクチャラブリーなんですよ。
可愛いすぎる。
耳にタグがついてて、78番なんですけど、
この78番の羊を私は勝手に「メリーちゃん」って名付けて、
この子にだけエサをあげてました。
メリーちゃん贔屓！
べに
「メリちょんメリちょん！」
で、私の手からエサを食べるメリーちゃん。
べに
「もうマジ可愛い。可愛いすぎる。メリちょん可愛い！」
仮にこの羊が幼女であっても、
何の違和感もない行動をとっておりました。怪しすぎる。
そうやって私がメリちょんにうつつを抜かしている時、
ヘイボー君はトレーナーになっていました。
ヘイボー君
「べに君、見て！芸を覚えたよ！」
この小さい方が、ヘイボー君の飼いならしたヤギ。
覚えた芸というのが、
近くに丸太があるんですけど、
その丸太の上を、
ヘイボー君の手の動きに合わせて、
小さいヤギがダッシュする
という芸だそうです。
ヘイボー君の手には、もちろんエサが。
ただエサを追いかけて走ってるだけじゃん、とか言わない。
実に良くしつけされておりまして、
丸太の上をきっちりダッシュしておりました。
べに
「あ、じゃあさ、それを動画に撮るよ！」
デジカメを動画撮影モードに切り替えます。
べに
「準備ＯＫ！」
って感じで撮影を開始したら、
でっかい方のヤギが、
小さい方のヤギの進路を邪魔して、
芸が思うようになりませんでした。
ヘイボー君
「こいつもうこんなに大きいんだからさー、
もう食べなくてもいいじゃん！」
何気にムチャクチャ言ってる気がしますが、
大きいヤギのせいで動画が取れなかったのは事実。
大きいヤギがどこか行った所で再度試しましたけど、
今度は小さいヤギが芸をしませんでした。
全然しつけされてない。
～～～～
もう飽きて来たので、
エサも適当にばら撒きました。
最後に、幾多もの攻防（Ｔシャツ食われるとか）を
潜り抜けて、メリちょんだけにエサをあげ、柵から出ました。
エサを持ってない私達はもう用済みなのでしょう。
動物達は追いかけてきませんでした。
そう、それはあれだけ可愛がったメリちょんですら、
ヘイボー君が芸を教えた子ヤギですら。
この家畜生どもがあっ！！
というわけで、手を洗って、アーチェリーをしに行きました。
ここは簡潔に話しますが、10本５００円。
２本オマケしてもらって、二人で６本ずつ撃ちました。
扇の的に当てるとソフトクリームが一つ無料に！
二人とも全弾外しました。
～～～～
仕方ないので当初の目的も兼ねて、
自腹でソフトクリームを買いました。
左がプレミアムソフト。
右がバニラブルーベリーのミックスソフト。
やっぱりご当地ソフトクリームだよね。
美味しかった！
これを買って食べてるのが17：30です。
何処のお店も店じまいを始めました。
明日仕事ですけど、
栃木から新潟へ、
まだ帰ろうとしない私達。
ヘイボー君
「べに君、ここまで来たんだから、宇都宮餃子食べて帰ろう！」
その意見には私も大賛成です。
ですが、彼にはまだ成し遂げたいことがあったみたいで・・・。
といったところで今回はこれまで。
次回は最終回でございます。