お盆です。あ、もう休み終わりましたけどね。
大体ぼくがこうやってブログ書くときは何かしら
環境とか心境とかの変化があったときで、
そういう時って意味不明な感傷に浸って終わりという
酷いブログ、ぼくらしくないブログで終わるのだけど、
今回は違う!
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8月の11日~16日までの6日間、
夏期休暇をいただきまして、遊びまくってきました。
大体こういう時って親戚周りとかするらしいですけど、
色々複雑な問題があるウチでは、そんなもん皆無。
なので6日間フルで遊んできました。
その内、初日と最終日は一日中パソコンしてたという
ニート盛りな時間を過ごしてましたが、
間の4日間はほぼ家に居ない状態。
そんなお話をしたいと思います。
で、8月12日のこのお話に、
ぼくがブログを書こうと思った理由がありますので、
是非心に留めてもらえればと思いまする。
というわけで。
8月10日は先輩と飲みだったんですが、
一次会で3000円
二次会で3000円
三次会で6000円とか、
わずか数時間で12000円が天に召されるという事態。
さすがにサイフに大ダメージを受けたんですけど、
まあそれはさておき、それによって翌日の11日は、
何かする気になれずに1日ネットしてました。
そんな11日は置いといて12日!
ぼくは車に乗って群馬県へ向かいました。
目的地は高崎駅。そこの駐車場。
そこで、ブログの読者であられるみかじさんと合流しました。
みかじさんと合流して向かった先は、
ぼくが1回は食べてみたいと思ってたものです。
それは、
こちらのかき氷を食べるためです!
さいたま県の長瀞というライン下りで有名な地域の、
「阿佐美冷蔵のかき氷」を食べに行きました。
昔、ブログの読者の方にも薦められて、
去年さいたまに行ったときに食べようと思ったんですが、
ディズニーランドのなんとかマウンテンみたいに
長蛇の列が出来ておりました。
しかもここ駐車場がないらしく、
お車でお越しのお客様は、
お近くの駐車場にお留めになってから
ご来店いただくというシステムでしたわ。
しかも駐車場有料だからね。500円。
当時のぼくは一人で並ぶのは悲しみを背負うので、
来年は誰かを犠牲にしよう!と思っていました。
うん、ごめんねみかじさん。
というわけで、高崎駅からさいたま県の長瀞まで。
途中、とうふ屋さんを発見したのでとうふ屋で休憩。
写真撮らなかったけど、
とうふ美味しかった。湯葉美味しかった。
そんなこんなで長瀞に着。
目的地である阿佐美冷蔵さんの周りは渋滞と
行き交う人で大賑わいでした。
近くの駐車場に車を停めます。
ちなみにちゃんとした駐車場じゃなくて、
なんかガソリンスタンドに停めたらしいです。
そんなわけで歩いて阿佐美冷蔵さんに行ったんですが、
何か、店内で食べますか?外で食べますか?
みたいなことを聞かれて、多分中はこの炎天下、
かなり並ぶこと必死だろうと判断したので、
外で食べることにして、さっさと車に戻ろう、と思いました。
べに
「外で!」
そしたらあんた
一般客
「じゃあこれ持ってください。」
何か手作りプラカードみたいなの渡されて、
それには「外で食べる最後尾」みたいなことが
書いてありました。
何処の何とかマウンテンだよ、と思ったんですけど、
私たちの後ろにすぐまた人が並んだので、
そのプラカードをお渡ししました。
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しかし、有名とは言えこの超天候炎天下。
実際さいたまだって気温高い都市ですし、
かき氷を食べるためにこんなに並ぶのか、
とか思うんですが、この行列はそれなりの
評判を表してるんですかね。
店内で食べる人の行列
ぼくらが並ぶ、店外で食べる人の行列。
わかります?この左側でかき氷を売ってるんです。
とんでもない行列。
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500円払ってあん無し氷。 あ、ぼく餡嫌いですし。
好きなシロップかけ放題だそうですが、
一つ残念なことが。
阿佐美冷蔵さんは、アールグレイだとかメロンミルクだとか、
屋台のかき氷では味わえないシロップも売りだったんですが、
どうやらそれは店内じゃないと食べられない様子。
くそっ、オレもうこんな行列、この炎天下で並ぶのイヤだぞ!
さっきの写真ですが、
ぼくは、ぶどうとりんごとみかんを、
みかじさんは氷みつと白桃をかけました。
さて、あのクソ炎天下。
45分も並んで買ったかき氷!
どんなもんか食ってやろうじゃないかーー!!
サクッ
べに
「うめぇ・・・!」
みかじさん
「氷がサクサクしてる!」
違った。全然違った。
普通のかき氷とかもう、悲しみに包まれる。
もう氷。口当たりというか口溶けというか、
全然違う。サクッと噛めるし、ほろっと溶ける。
これが天然氷の為せる技なのか!
よく、みぞれ~とか言いますけど、もう別食感。
これだけで感動するのに、
適当にチョイスしてぶっかけたシロップ。
あれなのね、ちゃんと果肉入ってるのね。
みかんと白桃が特に美味しかった。
~~~~~
車に戻って、次の目的地に進みます。
ちなみに次の目的地なんてないんです。
ないので道の駅ちちぶだったかに行きました。
その間、かき氷食べながら向かったんですが、
さすが夏。一瞬で溶けたんですよね。
もう溶けちゃってはあのサクサクほろほろの氷なんて
時空の彼方の話で、三種類のシロップが混ざり、
水で薄まった無残な液体がそこにあった。
もちろんそんなの美味しいわけもなく、
ただただ捨てるのが勿体無いと思ってか、
ちびちびと飲みながら車を運転するのでした。
というわけで到着した道の駅ちちぶ。
ここではどうしても紹介したいものが二つある。
湧き水!! こんな街中に湧き水があるなんて感動!
そして
某国の軍事兵器。
こともあろうかこの国は子供をパイロットに仕立て上げ、
戦争へ赴かせようというのか。
何かこれ見て、R-TYPE3のお話を思い出したんですけど、
バイドっていう機械にも生物にも侵食して、
ただ目の前のものを破壊しようとする敵がおりまして、
それを殲滅するためにパイロットになったのは、
23歳の女性なのですけど、
その女性、戦闘機の搭乗スペースの関係で、
14歳で成長を止める処理をされたのです。
まさかこの軍事兵器に乗ってるのも・・・!?
ここで、みかじさんが幾つか買い物をしてました。
さておき、次の目的地は、上野村という場所。
どうやら群馬県の山奥にあるらしい。
とりあえずそこを探検しようってことで向かいました。
~~~
道中、確かカブトムシやクワガタを捕まえて
店に売ったら儲かるね、みたいな、
訳のわからない話で盛り上がってた。
道中に撮った写真。恐竜センター。はい。
途中、毘沙門水とかふれあいの水とか、
私の喜びそうなフレーズが飛び込んできたんですけど、
何か引っかかる。
そう、オレ、前にここ来たわ。
そんなお話はコチラです。
一個だけ。
合角ダム。 かっかくだむと読みます。
そこでちょっと休憩。
知らなかったんですけど、ダム行くと、
「ダムカード」ってのをもらえるそうですね。
遊戯王みたいにカードバトルするのかわかりませんけど、
全国のダムで、管理棟に行けばもらえるそうです。
ぼくらがこのダムに来たときは既に
就業時間終わってたのでもらえませんでしたけど。
で、ダムを歩いてたんですけど、
何かみかじさんがいきなり
みかじさん
「あーっ!!!!」
山に向かって叫んだんです。
べに
「ちょ・・。」
みかじさん
「山彦くるかなーと思って。」
それなら先に言ってくれ!
オレはただ単に叫ばれたのかと思ったわ。
~
さて、上野村の道の駅に着いたんですけど、
何だかんだで時間は18:00くらいだったので、
何の躊躇いもなく閉まってました。
べに
「腹減ったー!」
とつぶやいたら、
みかじさん
「これ食べよう!」
ということで、先ほど道の駅ちちぶで買ったものを
振舞ってくれました。
岩魚寿司と楓の樹液!
岩魚寿司とか、マジすごくない?
あれを思い出す。ます寿司とか、焼サバ寿司とか。
薄い昆布に包まってたので、あ、ぼく昆布ダメですから、
みかじさんに食べてもらいました。
食べると美味い!! 醤油たらして食べるとさらに美味い!
やっぱこういう食品美味いよな!
もっと安くして手軽に気軽に食べられるようにするべし。
ちなみに確かこれ1000円ぐらいじゃなかったっけ。
もう一つのビン、楓の樹液。
メープルシロップも楓科らしく、
きっと飲むと美味しいのだと思う。
これはまだぼくの部屋に置いてあります。
どんな味がするんだろう、特別な日に明けて飲もうと思う。
そうそう、岩魚寿司、オチもしっかりしてて、
髪の毛はさまってたわー。 ないわー。
しかもオレが食ったやつだけ。悲しみだわ。
~~~~~
さて、ここからが大事なお話です。
ぼくがどうしてブログを書こうと思ったのか。
上野村から、高崎市へ向かいます。
この後は高崎市でみかじさんと飲んで、
一泊して帰るんです。
上野村から高崎市に向かうルートで、
群馬県の「南牧村」という場所を通りました。
下仁田の南西側でしょうか。
運転しながら看板を見ると、
どうやら炭作りで有名らしいんです。
交差点で一時停止して目の前の看板を見たら、
「炭入りラーメン」
「炭入り饅頭」
とか書いてあるんです。
思えばお土産買ってなかったし、ちょっと寄ってみよう。
なぜかそう思って、この村を走りました。
商店街に入って直ぐの、
大きなお店があったので車を停めます。
信濃屋喜助、というお店。
炭入りラーメンの考案者、
そして炭入り饅頭が売っているようです。
炭推しな村で炭推し商品を買おうと思い、
お店に入ると、人が良さそうなばあちゃんが出てきました。
で、炭入り饅頭を購入し、
ふとガラスケースを見ると、
ドーナツみたいなお菓子が置いてありました。
べに
「何ですかこれ。」
ばあちゃん
「これね、商標登録した、ウチだけのお菓子なの。」
見た目、美味そうなドーナツだったんで、
べに
「じゃ、これ二つ。」
ばあちゃん
「うん、これ美味しくてウチのお店でも人気なの!」
へえ!と思ってたら、
ばあちゃん
「これ、一個あげるから食べて!」
べに
「え、いいんです?」
ばあちゃん
「うん、味見して!」
写真撮り忘れたんですが、
「ひとぼし」というお菓子です。
見た目ドーナツなんですけど、
最中の皮にカステラみたいなのが乗ってるんです。
詳しくはこちら。
それから、炭入り饅頭は要冷蔵らしく、
クーラーボックス用意してない、って言ったら
ばあちゃんが道を挟んだ向かいの建物までダッシュして
保冷用発泡スチロールと保冷剤を用意してくれた。
ばあちゃんが保冷してくれてる間、
ばあちゃん
「あなた、学生さん?」
何かばあちゃんに良く学生?って言われるんだけど。
べに
「いえ、超社会人です。」
ばあちゃん
「あらそう・・。」
何が超社会人だ。
ばあちゃんも「あはい。」みたいな返答してるじゃないか。
それから、お会計の時に
しょうが飴をもらいました。
しょうがだけでなく、とうがらしも入ってて
何とも健康に良さそうな飴。
ちなみに賞味期限が翌日だったからだそうです。
いや全然ありがとう!
~~~~~
ふと、店の周りを見渡すと、
有名な方の色紙とかが飾ってあるみたいです。
ええと、炭入りラーメンを考案したとかで、
全国でラーメンを食べ歩いてるらしいとっつぁんの色紙や、
ズームイン朝でも紹介されたらしく、
その色紙が額縁に飾られておりました。
・・・・そこでぼくは思ったんです。
仮にもお盆です。
そして時間帯はもう夕方なのもあるでしょうけど、
この村自体、そんな流行っている雰囲気がない。
下仁田のすき焼きコロムビアや、
ザックスさんの三ツ矢製麺 深谷花園店みたいに、
「ヒマものを見て」
って言ってくれたお客さんがいた話。
ぼくがブログにすることで、
このお店に来てくれる人が増えるのであれば!
そう、車内に戻って、みかじさんと「ひとぼし」を
食べたんですが、新しい食感で美味しかった。
ぼくがここで宣伝をすることによって、
少しでも人目に触れるようになれば、
一人でも二人でもお客さんが、このひとぼしを食べて
美味しい!と思ってくれそうなのであれば!
ぼくはブログを書くしかない!
そう思ったんです。
そりゃね、長期間放置してたブログですし、
今だってアクセス履歴見ると、
ほとんどの人が
「飛田新地」
とか
「韓国 オーパイパイ」
とか、親が見たら家族会議ものの検索ワードで
人が訪れてるブログです。
一般の方の目に留まるのは難しいですけど、
情報発信の一環としてブログを書きました。
~~~~~
みかじさん
「ばあちゃん、ダッシュしてたけど何だったの?」
ぼくが信濃屋に入ってるとき、
みかじさんは車でお留守番してました。
べに
「保冷剤用意してくれたの。」
って答えると、
みかじさん
「その箱、”キムチ”って書いてあるけど?」
べに
「何ぃ!?」
見てみると、その発泡スチロールには何のためらいもなく、
キムチって書かれたシールが貼ってあった。
なんでキムチなんだよ・・・。
というわけで高崎へ。
高崎ではじゃらんで宿を予約したはずが、
予約されてなかった。
どうやら予約する時、最終確認のときに、
予約画面を閉じてしまったらしい。
でも宿泊が可能でした。
お盆真っ最中だというのになぜ!?
とりあえず空き部屋は10室以上ってじゃらんにも
書いてあったので安心して宿泊。
多分、ここ昔Wizさんと泊まったことあるかも。
で、お近くの居酒屋に。
飲み放題付きで適当に2時間談笑。
一応、個室で仕切られたんですが、
お隣はどうやら大学生の集まりらしいんです。
で、そのお隣の約一名の女の子が
完全に酔ってしまったんでしょうかね。
その女の子がデカイ声で
「飲ーんで飲んで飲んで飲ーんで飲んで飲んで!!」
「あたしの顔はプレデターより可愛くないけど、あたしの酒飲めないっての!?」
ダメだコイツ。
挙句に、店員から「他のお客様もおりますので」と注意されてた。
因みにその女の子はトイレがてらに覗いたらオーパイパイでした。
まあこっちはこっちで、
べに
「食べたいもの食べようぜ!」
って言ったら、
見事に揚げ物ばっかり出てきました。
オニオンリング、ポテト、たこの唐揚げ、
山芋の磯辺揚げ、竹輪のチーズ磯部揚げ。
最初に食べたホタテのカルパッチョが神に思えた。
ちなみにみかじさん限界だったらしくて、
ぼくが頑張って食べました。烏龍茶頼んでよかった。
~~~~~~
2時間なんて一瞬で過ぎ去りました。
この日、一緒に遊んだみかじさんを見送って、
ぼくもホテルに戻ることに。
途中、何か高崎駅周辺って無料レンタル自転車があって、
それに乗ってフラフラしてたんですが、
ハンドルが激しく持ちにくい位置に作られてて、
無料でも嫌がらせにしか思えなかった。
もっと人間工学を考えてほしかった。
と、そんな一日。
次の日はとりあえず新潟に帰る事が目標。