初めに、今回のエントリーは、
タイトルにもありますように、
へびやヘビとか蛇等、
スネーク盛りだくさんでお送りしますので、
あんまり好きではない人はスルーしてつかぁさい。
ヘイボー
「やっぱさ、ゴードンを奮い立たさんきゃダメなんだわ。」
彼は染み染みと語った。
以前からの読者さんならご存知だと思いますが、
ヘイボーの相棒「ゴードン」は、
それはそれは奮わない奴なんですわ。
あ、まさしく相棒だね。上手いこと言ったねぼく。
本体のヘイボーは、
やれオーパイパイとバンバンだの、
女子大生だのアリスだの騒がしいくせに、
肝心のゴードンが奮わないヤツなんですわ。
ヘイボー
「こんな風に育てた覚えはないのに・・・。」
当の彼自身も手を焼く存在なのだけど、
この日の夜の裏風俗探索のため、
仕込みを入れる行程をとったのだ。
因みにぼくのジョンは
そんなん仕込まなくても
いつでもウェルカムですからね。
良かったらよろしくお願いします。
ジャパンスネークセンター。
ぼく自身、名前は聞いたことがある。
しかし中に入ったことはない。
まだまだぼくの知らない群馬があることを知り、
以前に「群馬は行き尽くした!」などと
ドヤ顔で語っていた自分を麻酔銃で撃ちたい。
行ったことないくせに、勝手な想像でヘビに関する
研究データしか閲覧できない場所だと思っていた。
ところがどっこい、実際には
ヘビに関する資料があるわ
生きている色んなヘビを見ることができ、
挙げ句にヘビを食せると来たもんだ。
ヘビを食す。
マムシを食べると、
何かこうギンギンになる的なイメージあるじゃないですか。
ヘイボーはそれを狙っているらしい。
ゴードンに栄養を与えるつもりらしい。
そんなわけでジャパンスネークセンターへ向かった。
~~~~~~
ジャパンスネークセンター入り口。
この入口がなかなか分かりづらく、
近くの別の駐車場に駐めて歩いた。
知らないとっつぁん
「スネークセンター?」
べに
「あ、はい。」
知らないとっつぁん
「あっちだよ。」
と、とっつぁんが行き先を示してくれた。
写真を見ても判るように、
何か奥まったところにある。
入口手前には駐車場があるのだが、
何故か500円取られるという鬼畜っぷり。
別の近くの駐車場から歩いたので、
ぼくらは500円浮かすことができた。
入り口途中には、
ラムネとか売ってる人が居てしきりに売り込んでくるが、
そんなの飲みながらスネークセンターに入れないので、
心を鬼にしてスルーした。
受付おばちゃん
「いらっしゃい。JAFとかETCカードある?」
いきなりそんなことを言われた。
入場料は1000円なのですが、
JAFやETCカードを見せると
割引となるのだそうだ。
ヘイボー君が持っていたJAFカードにて、
200円引き、800円で入場できた。
あれか、何も知らず手前の駐車場に駐めて
JAFやETCカードお持ちでない場合は
1,500円のフルプライスを支払うのか。
過去に、ぼくはAさんと
草津の熱帯植物園に行ったことがあるが、
そこも入場料1,000円だった。
しかし、盛り沢山な展示物や内容で、
1,000円を払う価値は十分にあったのだ。
果たしてここ、ジャパンスネークセンターは、
入場料1,000円である価値はあるのだろうか?
入り口である受付は、
おみやげコーナーである売店を兼ねているのだが、
そこに極上オーパイパイのママさんがいました。
OK、1,000円の価値は十分にあるわ。
かなりのオーパイパイで、
それだけでぼくもヘイボーも大満足だったのですが、
本来の目的を忘れそうだったので
ぼくらは奥に進みました。
受付のおばちゃんからパンフレットを渡され、
そこには地図が書いてありました。
実際のパンフレットには、順路を指す矢印が書いてありますが、
画像の真ん中よりちょっと上に、「食堂・売店」と書いてあります。
そこがスタート地点になります。
ヘイボー
「あのおばちゃん何言ってるか全然わかんなかった。」
受付のおばちゃんはヘイボーにパンフレットを渡した時、
一生懸命この地図の味方を教えていたのですが、
当のヘイボーは全然頭に入ってなかった。
べに
「とりあえず進もう。」
売店から外に出ると、
「 ↖ レストラン 」という文字がありました。
ぼくとヘイボーは早速中に入りました。
レストランであり、仮にも観光地なので、
本来なら混雑が予想されるのですが、
時間は14時半を超えております。
全然、もう全然客がいねぇ。
とりあえずぼくらはヘビ料理が
食べられればそれでいい。
奥に進むと食券の券売機があったのですが、
「カップメン」と
「まむしの唐揚げ」が売り切れ!!
その前にツッコミどころが多いわ!!
仮にもレストラン唄ってるのに
カップメンなんか
売ってんじゃねぇええ!!!
しかも売り切れなのかよ!!
もっと主力商品食ってやれよ!!
残ったヘビ料理が
「まむし蒲焼定食」しかない!!
てか2,630円って高くねえかああ!!??
ぼくは、こう、スナック感覚って言うんですか?
屋台でたこ焼き買うかのごとく、
店先で紙コップかなんかに適当に詰められた
ヘビの唐揚げを食べるつもりでいたのに、
どうやらガチでお食事しないといけないらしい。
残念ながら先程爆じゅう餃子で
思う存分お腹いっぱいにしてきたぼくらに、
さらに定食を追加するキャパシティはありません。
しかし折角ここまで来たのですから、
ヘビを食べないわけにはいかない。
店員のおばあちゃんが来たので、
ちょっと色々話をしてみました。
べに
「あの、まむしの唐揚げ食べたいんですけど。」
へび店員おばあちゃん
「あらぁ、今唐揚げやってないのよね。」
べに
「え、じゃあヘビ料理食べたい場合は、
このまむしの蒲焼定食を食べるしかないんですか?」
へび店員おばあちゃん
「そうですね。まむしとシマヘビの蒲焼定食だけです。」
おい、何かブレンドされてるぞ。
その理由は後述いたします。
べに
「ぼくらさっきお昼食べたばかりなので、
定食はちょっと多いんですよね。
蒲焼だけいただくこと出来ませんか?」
そう、あくまでヘビ料理を食すこと、
ひいてはゴードンに栄養を与えることが
本来の目的なので、可能な限り攻めてみます。
へび店員おばあちゃん
「…うーん、ちょっと待ってくださいね!」
そう言うと店員のおばあちゃんが奥へ行きました。
どうやら料理長と相談しているっぽかった。
ごめんなさいね、お手数をかけします。
しばらくするとおばあちゃんが帰ってきて、
へび店員おばあちゃん
「ホントはご飯と香の物も着くんだけど、
蒲焼とフルーツ付けて2,330円でどうですか?」
ご飯と漬物の代金が300円かよ、と思うより、
特例で提案してくれたお店の対応に
感銘を受けましたので、
ぼくとヘイボーは納得した上で、
まむしとシマヘビの蒲焼きを注文しました。
~~~~~~~
食堂の奥に懐石料理屋みたいな空間がありました。
ぼくらは食堂で食べるのですが、
奥の懐石料理屋みたいな空間の方が、
ワンランク上の存在に感じました。
ヘイボーが写真にあるヘビの置物の頭を撫でてました。
ヘイボー
「よーし、これでご利益もらったかな?」
うんうん、ご利益、あるといいね。
しかし本当にご利益があると羨ましいので、
ぼくも負けじとヘビの置物の頭を撫でました。
そうこうしていると、
このヘビの置物の横に、
ガチで子供のまむしが生きながら保管されてるのですが、
料理長っぽいとっつぁんが、
一匹ここからまむしを取り出して、
調理を始めました。
右手に持って伸ばされてるのがさっきのまむしです。
ヘビの研究をし、ヘビを展示し、
ヘビで注目を集めているスポットなのに、
なぜそれが食の方向へ歩み出したのかわかりませんが、
とりあえずおとなしく待つことにしました。
さっきとっつぁんが取り出したまむしは、
懐石料理屋側で提供されるもので、
ぼくら食堂組の料理は、
別の場所で作っているみたいです。
で、しばらく待ったぼくらのところに、
まむしとシマヘビの蒲焼きが運ばれました。
何かもう普通の料理じゃん。
ヘビの面影が全然ない。
例えばまむしの唐揚げだったら、
ヘビ状の長細いうねうねした唐揚げなので、
「うわぁ!ヘビじゃん!?」
ってなるのですが、
今回運ばれてきたのは
もうあれじゃん、ハンバーグじゃん。
甘辛い香りが食欲を引き立たせる
美味しそうな料理じゃん。
とは言え、これはヘビ料理なのです。
まむしとシマヘビとは言え、
まむしが入っている以上は、
ゴードン大満足なはずです。
べに
「じゃあ早速食べようか!」
ヘイボー
「そうだね、いただきます!!」
べに
「ちょっと待て!!!」
ぼくが叫ぶ。
ヘイボーの箸は
何の迷いもなくプチトマトを掴んでいた。
べに
「オレさ、過去にブログでさ、
『ヘイボーは得体の知れないものを食べる時、
必ず人に先に食べさせる』
って書いたんだけどさ、やっぱ今回もそうじゃん!」
ぼくが容赦なくヘイボーを攻め立てると、
ヘイボー
「得体の知れないモノって・・・。
わかったよ、オレが先に食べるよ!」
痛いところを突かれたようで、
ヘイボーも返す言葉がなかったようです。
何を言うても今回はゴードンのため。
言い出したのは彼なので、
彼に先に食べてもらいましょう。
ヘイボーは蒲焼きを半分かじった。
その様子を眺めるぼく。
べに
「・・・・どう?」
ヘイボー
「味は旨いけど・・・・・。」
けど
その言葉の後に彼は続けた。
ヘイボー
「ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ!」
何言ってんだコイツ
蒲焼きですよ?
ゴリゴリ言うわけねーじゃん!
べに
「じゃあオレも食べてみよう。」
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ
何だこれ
調理方法はすでに聞いていた。
まむしとシマヘビをミンチにして、
象ったものを蒲焼きにしたものだ。
じゃあこのゴリゴリはなんなのだろうか?
味は確かに蒲焼きのタレの味で美味しいのだが、
このゴリゴリ食感がかなり邪魔。
今回ぼくらは蒲焼きだけの注文ですが、
このゴリゴリしたおかずで白飯食べるとか、
新しいいじめじゃないですかねコレ。
5切れある内、残った1切れも
ヘイボーが律儀に半分にしやがったので、
二人で等分食べることになりました。
ゴリゴリも仲良く半分こ。
以降、しばらくこのゴリゴリに
悩まされることになる。
~~~~~~~
へび店員おばあちゃん
「いかがでしたか!?」
フルーツも仲良く分け、
料理を完食したぼくら。
食器返却口へ食器を持っていった時に、
店員のおばあちゃんが尋ねてきた。
ヘイボー
「うーん、美味しかった・・・です・・・。」
と、微妙なリアクションをするヘイボーを
ぼくはすかさずカバーする。
べに
「味は良かったですけど、
すごいゴリゴリしますね、何ですかこれ?」
ど直球な感想かもしれませんが、
おそらく誰しもがこれについて気になるはずです。
で店員おばあちゃんが言うのですが、
へび店員おばあちゃん
「それね、まむしの骨なの!!」
骨!?
どうやら、
まむしっていうのは鱧みたいに骨が細かく、
さばいても骨は全部取れないらしい。
それこそ鱧を調理するかの如く、
包丁を入れて骨を砕くのだそうだ。
で、食感を少しでも良くするために、
シマヘビもブレンドしてるんだとさ。
もう、シマヘビオンリーで良くね?
※シマヘビは骨はキレイに取れるそうです。
そこで気になるのですが、
べに
「え、じゃあまむしの唐揚げは
カラッと揚がって骨気にならない感じです?」
と、期待を寄せたら、
へび店員おばちゃん
「唐揚げの方がもっとゴリゴリすると思う!」
ああ、そうなのかい?
じゃあまあ、食べなくても・・・いいかな?
そんな感じになり、
ぼくらはレストランを出ました。
~~~~~~~
外はクソ暑く、ヘビセンターの探索は
まだ始まったばかりなのですが、
環境保全のためなのか、
施設の殆どが冷房設備なんぞなく、
自然の風か数台の扇風機のみが
ぼくらに与えられた涼だった。
最初にヤマカガシの生態について
何かナレーションしている建物に入ったのですが、
みんなして汗だくになりながら静観してるの。
ヘビについて為になることを話しているのだろうが、
暑いのが苦手なぼくは耐えられないので、
次のコーナーに行くことにした。
次は資料館に入った。
資料館は資料の劣化を防ぐため、
室内の温度を一定に保つべくエアコンが・・・
全く効いておらず、そもそもエアコンなんてなくて、
何か天井についてるプロペラが回って
なんとなく涼しいような風が流れるのみ。
おい、貴重な資料が傷んでもええんか!!
まあ暑いは暑いとして、
資料館だけあって展示されてるものは
なかなか面白いものがありました。
ヘビの全体像の骨格。
すげー、こうなってるんだね!
色んなヘビの骨格。
正直、室内がこんなクソみたいな温度じゃなければ、
もっとじっくり見ていたいくらい内容は面白いと思います。
ヘビのホルマリン漬けですかね。
一番左側が「サイドワインダー」というヘビです。
名前がすげーカッコいいですよね!
もっとじっくり見ていたかったですが、
室内がクソみたいな温度で・・・
ホルマリン漬けスネークズ
ホント種類によって形や大きさが全然違いますね。
やはり室温がハンパないので、
流すように見ていきました。
もちろんウミヘビについての展示物もありました。
こうして資料館から出ました。
外の方がまだ涼しいとかどうかしてるわ。
でも、展示内容に関してはとても面白いと思います。
まあまだ現時点では800円払って
再度訪れる気にはなりませんが、
例えば500円になるなら行くかも知れない。
~~~~~~
資料館の後は、広場を抜けて白蛇観音へ向かう道を歩きます。
ヘイボーはウルトラショートカットをして
熱帯園の中を見て帰ろうとしてましたが、
残念ながらぼくは折角お金を払ってるのだから、
全て見ないと気が済まないので、
順路の通りに進みました。
いくら資料室の中より外の方が涼しいとは言え、
夏の日差しをガチで浴びるので
そりゃ暑いに変わりがありません。
ですが、白蛇観音に行く途中、
涼しい風が流れてきました。
洞窟効果なんでしょうか?
切り立った岩の間を通る道があるのですが、
そこから冷たい空気が流れてきております。
他の観光客もそこで涼んでいる様子。
ぼくらもそこで少し休んでから、
白蛇観音様を参拝しました。
べに
「まあオーパイパイですこと!」
ヘイボー
「全くですこと!」
白蛇観音の先に、出口と書かれております。
ここ、ジャパンスネークセンターは、
「三日月村」というテーマパークが隣接している。
この出口は、三日月村の入り口と繋がっております。
三日月村はヘイボーいわく、
「面白くなさそう。」とのこと。
まあ、行ったことないので
面白いかどうかはわかりませんが、
店員に聞いてみると、
やはりスネークセンターはスネークセンター、
三日月村に行くには別途入場料がかかる、
とのことだったので、行くのを止めました。
~~~~~
来た道を戻り、
「大蛇温室」と名付けられた建物に入る。
もう、名前からしてアレじゃんか。
中には大きめのヘビや、毒蛇。
アナコンダの抜け殻など、
施設名に恥じない展示内容だ。
さらに施設名に恥なく中はクソ暑い。
べに
「ヘイボー君、新大久保でチーズダッカルビ
食べた時みたいに汗吹き出てるけど。」
ヘイボー
「もう汗が止まんない・・・。」
見ているこっちが心配になるくらいの量だったので、
全体を流すように見て出ました。
ヒャッポダというヘビが気になった。
噛まれたら百歩以内に死ぬやつ。
~~~~~~
次の施設は何か陽の当たらないところで、
幾分か涼しかったです。
さっきのところもそうですが、
ほとんどのヘビがじっとしてて
動いておりませんでした。
そんな中、
こいつはサービス精神旺盛で、
うねうねと動いてくれました。
こいつも。
白がすごくキレイなヘビ。
最後に、ヘイボーがショートカットしようとした熱帯園へ。
ワニガメとワニとヘビがいまして、
一番奥のヘビだけが、
あくびをして見せたり、
ぼくが揺らしたキーホルダーに反応して
近づいてきてくれてとても可愛らしかった。
別でめっちゃ動くヘビを撮影してたの忘れてた。
なんか可愛い。
動物園みたいに、ヘビを放し飼いというか、
飼育スペースではあるのだけど、
屋外で放し飼いっぽくなっているのだけど、
草がボーボー過ぎて見つけられなかった。
そもそもクソ暑くて見つけるまで立っていられなかった。
最後に、お土産を購入し、
ジャパンスネークセンターの見学を終えた。
~~~~~~
何だかんだで堪能できたと思います。
展示内容は意外と充実してたし、
へびももっと動いてくれてれば、
さらに楽しめた場所だと思います。
まあ、現時点でも再度行くかと言われれば微妙ですが、
オーパイパイが
「べにさんパンティあげるから一緒に行きましょう!?」
と言われたら喜んで行きます。
それくらい素晴らしい場所だった。
ヘイボー
「これでヘビも食べたし、
ゴードンも奮ってくれるかな!?」
べに
「ってか、まだ口の中ゴリゴリするんだけど。」
ヘイボー
「オレも。」
二人してゴリゴリに悩まされながら帰った。
行きの時にも目に付いたのですが、
尊師?
さて、次回は懐かしのあの場所へ!!