☆ このお話は第2話となります ☆
☆ いきなりここに来た人は、第1話を御覧ください ☆
第1話リンク ぎ、餃子目的なんだからねっ!裏風俗調査はついでなんだからネッ☆~①石和温泉の外国人スナックのひみつ編
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~~ 前回のあらすじ ~~
マイユ王族の娘
「お店の看板にピカピカあるの、エッチなお店!」
べに
「なん・・・だと・・・!?」
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前回、戦況を一撃で覆すことの出来る情報を手に入れたぼく。
この情報の効果はバツグンで、
湯けむり通りを見る目が正しく変わった。
うんうん、スナックやオシャレなバーですよね、
でも、それだけだよね!?
ぼくには判る、このお店は健全なお店だ!
エロないお店だ!!
ニュークラブ → 何か高級クラブっぽそう!
マドンナ → 何か素敵な女性が居そう!
そうかも、そうかも知れない!!
ですがたった1つ、
たった1つの差でぼくの興味は向かなかった。
そう、看板にパトランプがないことだ!!
ただパトランプがないだけで一瞥で終わってしまう、
世知辛い世の中です。
ぼくは車に乗りながら湯けむり通りを
キョロキョロしておりました。(危険運転)
すると、
べに
「!?」
メタルギアソリッドで敵に見つかったときの音が鳴った!
撮影タイミングがドチャクソバチボコ悪いですが、
右側の立て看板にありますよね!?
パトランプ!!
もう、この撮影の為だけに車停めましたからね。
うんうん、このお店はエロなるお店ですね、
いいですね、べにさんが「いいね♡」しました。
さっきのセクシーパブ マイユも4000円でしたね。
ここら辺ではそれが相場なのでしょうか?
ただこのパブ マオには客引きがいなかったので、
詳しい情報は探れませんでした。
完全無欠に、外国人スナックですよね?と
言い切れるお店が軒を連ねてるのですが、
エロないお店が確定しているので
あまり関心がありませんでした。
…。
……。
…これは…良くないですね。
さっきまでのぼくだったら、
外国人スナックの看板見るだけで
ココロオドリ、ムネトキメクだったのに、
もうパトランプの有無だけで判断してしまっている。
いつか忘れた初心を、
ぼくは取り戻すことが出来るのだろうか?
前に触れましたが、温泉客とは全く、ほとんどすれ違いません。
ホントに客いるんか、この界隈。と思うてしまうのですが、
スナックの駐車場は車がめちゃくちゃ停まってます。
何かおかしいですよね、温泉客ならホテルや旅館に泊まって
歩いて来るだろうに、なぜスナックの駐車場が満車なのか。
従業員の車?全員酒飲むだろうに。
まあでも、当時のぼくはパトランプにしか興味がなかったので、
どうでも良かったでした。
ワンコを探せ! <<LV255>>
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湯けむり通りは広く、あ、いや、広いってより
端から端までクソ長いのですが、
しかも湯けむり通り沿いだけでなく、
裏路地にまでお店があるので
いよいよ持って探索も大変でした。
とある路地に差し掛かると、
若い・可愛い!!
超挑発BODY多数在籍!!
世界各国の美女多数在籍!!
アカン、これアカンヤツや。
こんなココロトキメク文句オールスターズが、
この1店舗で全て拝めるなんて!!
香ばしすぎる!
パブ マニラ!!
パタヤ、タニヤのタイランドからフィリピンへ!!
…あ、フィリッピンか。
ともかく、こんな香ばしいお店は
是非ともチェックしたいのですが、
判ります、皆さんの着眼点はもう判ります。
うん、パトランプ、ないよね?
つまり、もうぼくの興味はそれ以上注がれず、
次のお店に目移りしそうになったとき、それは起きた。
べに
「あ!猫!」
こんな事言うのも失礼ですが、別に猫は珍しくない。
さらには、外国人スナックは、
何故か共同で猫飼ってるイメージなんです。ぼくの中でね。
なので、この地で猫を見ただけでは
そんなに気に留めることもなかったのですが、
きっと、ぼくの心は疲れてたんでしょうね、
さっきのワンコを探せ!!じゃないですけど、
パトランプの有無にしか興味がない荒みきった
ぼくの心に、動物の癒やしが新鮮だった。
なぜか。
なぜかぼくのスマホは猫へ向いていた。
さっきまで、
外国人スナックの看板や佇まいしか
撮影されてなかったぼくのスマホに、
「ねこ」という癒やしの存在が
撮影されるのであった。
何だよコレ、悪魔降臨の儀式かよ
それはもう、台無しでしたね。
マジで何これ。
ただ、それは、
これから起きることのキッカケだった。
女性の声
「ア、ネコーー?」
外国人女性の声がした。
わざわざ日本語で言うのだ、
ぼくを認知した上での発言だろう。
ふと視線を上げると、
先程のパブ マニラから二人ほどの女性が出てきた。
二人の女性は、
黒のぴっちりした衣装に身を包み、
肌の露出も多めだった。
その為、元々大きいだろうそのおっぱいも、
強調されてとてもセクシーに見える。
なんてエロい女性なんだ!!
二人共グランドマザーじゃなければ完璧だ!!
クソッ!!何だよ!さっきから!!
グランドマザーばっかりじゃねぇか!!
高齢化社会って
日本だけの問題じゃなかったのか!
外国人スナックも多国籍に渡って
高齢化が深刻な問題じゃないか!!
国から税金分けてもらって
早急に対策しろよ!!
こういうのを国際問題って言うんでしょうね。べに覚えた。
ちなみに片方はミッツ・マングローブにそっくりでした。
さすが多国籍。
もはやお店の看板に
「若い 可愛い!」って書いてあることは
ぼくのメモリからはデリートされていた。
ミッツの方は早々と店内に戻ったのですが、
もう片方のグランドマザーは猫を見に、
ぼくのところへ近寄ってきました。
もう近くで見るとそれはそれはおばあちゃんで、
顔のシワとか目視でカウントできるくらいなのですが、
身体の方は完璧で、おっぱいとかホント綺麗でした。
撮影禁止でしたけど、後ろ姿だけ
雰囲気でセクシーって判りますよね!!
おばあちゃんでしたけど。
グランドマザーでしたけど。
でもおっぱいはキレイでいい香りしてた。
さて、人物像の想像がしやすくなったところで、
このパブ マニラの猫好き女性とお話しました。
マニラ猫好き
「飲ンデク?女の子イッパイイルヨ!」
まずこの発言に対して。
仮にパブ マニラに女の子が6人在籍しているとしましょう。
この時点で、我が軍は向こうの戦力の
3分の1を掌握している状態にある。
ミリタリー映画でよく聞くセリフを言えるじゃないか。
べに
「やつらの大半は老人だ!造作もない。」
まあもちろんぼくが狩られる側なのですが、
でもぼくがこの店で飲むことはありえません。
パトランプもないし。
ただ、パトランプがないお店だからこそ、
ココらへんの実態を
確認することが出来るんじゃないのか?
べに
「エッチ出来ないの?」
もう言う方も言う方だけど、
わかる方もわかる方だよな。
ただ、多分ですが、外国人の女性が
日本に来てスナックで働くとしたら、
多分一番最初に覚えるべき
日本語が「エッチ」でしょう。
とりあえず、実態調査なわけですし、
どうせ向こうもヒマだろ、
ぼくの話し相手になってくれよ。
と、ぼくも何の期待もせず話しかけたのですが、
マニラ猫好き
「ヌキが有るのは、M××とP××だけよ!!」
※文化遺産保全の為、正式名称は伏せ字とさせていただきます
べに
「何ですと!?」
ちょっと待て!いや待たなくていいけど!
少しぼくに状況を整理する時間をくれ!
何と言う価値の情報だ!
どういうことだ、パトランプがあるお店は
全部エロの店じゃないのか!?
だとしたらパトランプはあるけど、
今回名前の上がらなかったあの店は
何だと言うのだ!?
※文化遺産保全の為、名称詳細は伏せさせていただきます
さらに攻撃は続く。
マニラ猫好き
「パラダイスはエッチないよ!」
パブ マニラから少し行った先の交差点に、
パブ パラダイスがある。
名前からしてそっちの店かと思いそうだけど、
こちらの情報網の話ではエッチないらしい。
何気に、マニラに行く前にここを通ったら、
遠目に見て割と若い女性が3人くらい立っていた。
正直、パラダイスにエッチがあれば、
ぼくはこの店を選んでいたかも
知れないくらいだった。
そっか、パラダイスはエッチないのか。
「かわいい セクシー」って書いてあるのにな。
…いや!!
パブ タニヤもそうだったじゃないか!!
そう、ぼくらエロ蛾はピンクの光に集まりやすいが、
「かわいい セクシー」の文字にも
集まりやすい習性を持っている!
何と哀れな生態よ。
さてまあ色々と情報をいただきましたが、
折角なのでパブ マニラの情報も聞いておこうと思いました。
なんせ、
若い・可愛い!!
超挑発BODY多数在籍!!
世界各国の美女多数在籍!!
こんなにお誘いの日本語が羅列されてるわけですよ!
「超挑発BODY多数在籍!」とかエロマンガでも見たことねぇよ。
で、すぐ目の前に現役の
グランドマザーギャルがいるわけですから、
少しお話していきましょう。
べに
「多国籍って看板にあるけどどこの国の人がいるの?」
猫好きマニラ
「今日マニラはフィリピン、コスタリカ、メキシコヨ!」
大体外国人スナックと言えば、
タイ、フィリピン、中国韓国でしょうか?
メキシコはなんか聞いたことあるけど、
コスタリカなんて初めて聞いたわ!
コスタリカ、ヘイボー君とのコーヒーを思い出すなあ…
ちなみにこのマニラ猫好きの出身国は聞き忘れました。
でもまあ、多国籍という名には
恥じないのではないでしょうか?
本当にタイフィリピン中国韓国しか居なかったら、
多国籍を名乗ってもただ有象無象の1つにしか
過ぎなかったのですけど、
コスタリカやメキシコは珍しいのでは?
そんな中、少しだけ頭をよぎったのが
ミッツ・マングローブの国籍はどこに分類されるのか。
メキシコじゃあるまいな。
こんな話をしていても、
申し訳ないがぼくは情報収集以外興味はなかった。
このパブ マニラには致命的な部分がある。
そう、パトランプがないのだ!
てかパトランプもなにも、ファーストコンタクトの
「エッチ出来ないの?」の情報から
既にこのお店は選択肢から外れているのだ。
話はさっきのマニラ猫好きの発言に戻ります。
彼女は確かにこう言った。
マニラ猫好き
「ヌキが有るのは、M××とP××だけよ!!」
※文化遺産保全の為、正式名称は伏せ字とさせていただきます
そう、ここへ来て、
話はここに戻るのであった!!
それは一体どういうことなのか。
…わかるかな?わからないよね?
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まさか三分割になるとはぼくも思わんかった。
三話目はこれから打ちます…。